こちらの記事では(2019年9月20日)に発売された

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話『318話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

もし『文字だけではわかりにくので、絵付きで漫画を読んでみたい』

という場合は、

U-NEXTで今すぐ無料で読むことができますので、

ぜひ、チェックしてみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。

 

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話318話のネタバレ

ルビスの覚悟と儀式

「……サバトさん、ここまで連れてきてありがとうございました」

ルビスは、

サバトに連れられて目的地へとやってきていた。

 

そこはゾーマと勇者たちが戦っている新大陸である。

 

彼女は言う。

 

自分は自らを責めるあまり、

頑なになりすぎていた、と。

 

大精霊としてではなく、

1人の女として、彼女はサバトに礼を言った。

 

彼女は「世界を守る」という目的を果たすため、

儀式をはじめようとしていた。

 

ルビスの力はすでにティーエに受け継がれ、

ティーエは儀式祭祀を務めようとしている。

 

ルビスが儀式をはじめれば、

ティーエの指示を受けた者たちが準備を整え、

全てがはじまるだろう。

 

「これから何をされるのですか?」

 

尋ねるサバトに、ルビスは、

天を仰ぎながら、覚悟を決めたように答える。

 

「世界樹に聖核を与え、命の受け皿とします。

樹に核が宿ることで、命を与える力となり、

命の力を源とする呪文も蘇るのです……」

 

ルビスの目的は、世界樹を蘇らせることだったのだ。

 

しかし、そのためには、

世界樹の核に、命を埋めなければならない。

 

かつて神竜がそうしたように。

かつて女神がそうしたように。

 

ルビスは自らの身を投げうち、

世界樹を蘇らせようとしていたのだ。

 

それに気が付いたサバトはルビスを止めようとするが、

彼女はすでに樹と一体になり、世界樹へと溶け込んでいた。

 

彼女は言う。

 

もう自らの力は受け継がれていると。

そして、私の体が滅んだとしても、その意思は、記憶は滅びない。

それこそが自らに相応しい贖罪なのだと。

 

「肉の器が消えても、意識は……この記憶は残る。

彼を想い、眠れぬ夜も。彼と共に破滅の道を歩んだ日々も。

どんな後悔も諦念も消えはしない。そしてもはや、どんな欲望も叶わない。

これこそが私の望む、最もふさわしい贖罪なのです」

 

ルビスはそう言い残して光に包まれると、

巨大な樹に変わった。

 

世界樹が、生まれ変わったのである。

 

体を失ったルビス。

 

それでも、彼女は心を通じてサバトに語り掛ける。

 

(勇者たちはゾーマと戦いの最中にあります。

聳え立つ岩山の向こう……

命の葉はまだこの一枚しか整わないけれど、役に立ててください)

 

(シガンは大地を、わつぃは命の種を……

今、再び、アレフガルド創生と同じ奇跡を、

世界樹の力で執り行いましょう!!)

 

勇者とゾーマ

「結果だけが全てだ、聞いているのか」

 

アルスたちは力を失って倒れ、

ゾーマはそれを見下ろしていた。

 

勝者と敗者、それは明らかである。

 

「貴様、笑っているのか?」

 

膝をついて倒れ、

もはや立ち上がる力すら残っていないアルスが微笑む。

それを訝しむゾーマ。

 

仲間は力尽き、自身は倒れ、

一体そんな状況で何ができるというのか。

 

瀕死の状態で、彼は呟いた。

 

「まだ、終わって、ない」

 

ゾーマは冷徹に言い放つ。

瀕死のお前に何ができるのか。

斃れ、力さえ失ったお前に、何が果たせるというのか。

それにアルスは答えた。

 

「それでも、諦めていない……だから、まだ、終わりじゃない」

「ほざけ!」

 

ゾーマが指から光線を飛ばす。

だがその攻撃は、寸前で半透明の守護壁によって阻まれた。

 

「なるほど、紋章の力か」

 

アルスの手にした剣が光っているのを見て、

ゾーマは起こったことを理解した。

 

ルビスの守護が、アルスを守ったのである。

 

だが、例え一度命を繋いだとしても、次はない。

 

(大丈夫、僕たちは負けない!

勝つことを諦めなければ、何度倒れても立ち上がれる!)

 

かつての親友の言葉が頭をよぎる。

だがそれは、彼が「勇者」に縛り付けられたからこその言葉にすぎない。

 

ただの詭弁だと、ゾーマはそれを一笑に付した。

 

「今度こそ、終わりだ」

 

彼の指先に魔力が集中する。

アルスを守るものは、もう何もなかった。

 

創生の奇跡

「何!?」

 

ゾーマがあたりを見回す。

岩肌だらけだった山が緑化し、

暖かい光が大地を覆い始めていたのだ。

 

それはさながら、光の流砂である。

 

「これは――まるで、あいつの……だが、これは……」

 

ゾーマが呟く。

その光は、ゾーマがかつて共にした女性の持つ力によく似ていた。

 

アルスがゆっくりと目を開ける。

暖かい光が彼の傷を癒し始めていた。

 

アルスとは対照的に、

ゾーマは怒りと絶望に歯がみする。

 

(ルビス――命まで差し出したというのか!!!)

 

ゾーマは心の中で、起こったことを理解していた。

ルビスが命を投げうち、世界を救おうとしていることを。

 

(そうまでしてこの世界を守ると!

俺の手を振り払い、勇者共のために!!!)

 

怒り。絶望。憎しみ。

そのすべてをこめて、ゾーマは咆哮する。

光の濁流の中、魔王と呼ばれた男の、孤独な叫びが天を衝いた。

 

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話『318話』や最新刊を無料で読む方法って?

以上がドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話『318話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。

 

そこでおすすめなのがU-NEXTです。

U-NEXTのおすすめ理由

・31日間、無料で使用可能

・登録後すぐに600円分のポイントがもらえる

・31日以内に解約すれば料金はタダ

318話を無料ですぐに読みたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む
※31日以内に解約すればタダで読むことができます。

ロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話318話の感想と考察

ルビスの目的がはっきりして、

それが果たされましたね。

 

彼女は繰り返し「贖罪」だと言っていますが、

それにしては重過ぎる贖罪のような気がします。

 

これからどれくらいの期間、

世界樹として生きていかなければならないのだと思うと、

胸がつらいですね。

 

ただ、この世界樹再生の逸話はとてもよくできてると思います!

 

ドラクエ2で世界樹がある理由つけになっていますし、

大筋では矛盾も見つからないからです。

 

次回は復活したアルスたちとゾーマの再戦になるでしょう!

 

いよいよ長く続いた物語も大詰め、

ぜひ見届けたいですね!

 

まとめ

ここまでドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話『318話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、

今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。

 

それよりも今はウイルスなどの心配もない

安全なU-NEXTの無料キャンペーンがありますので、

ぜひ活用してタダでドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐものたちへ〜の最新話や最新刊を読んでみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。