こちらの記事では(2019年9月19日)に発売された
逃亡者エリオの最新話『8話』のネタバレや感想、考察を
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逃亡者エリオの最新話『8 話』のネタバレ
5人の反乱者
エリオとララの二人を追う
警吏のバルドと刺客のデボラ。
二人をかくまっていたゴルディの屋敷で、
あろうことかララを亡き者にしようと現れた
国王ペドロの軍と衝突し、
5人がかりでこれを撃破しました。
これで5人は皆、
国王軍から狙われる立場になってしまいましたね。
戦いの最中、デボラの飼い猫パウラを助けたエリオは
デボラにしかなつかないはずのパウラにも
すっかり気に入られてしまったようです。
エリオの肩に乗ってのどをならすパウラを見ながら
デボラは何故、エリオはパウラを助けたのか考えていました。
突然、エリオの肩のパウラが背を高く構えて
デボラの後ろの人影にフーッと威嚇の声をあげました。
新たな刺客、ヒルダ
迫ってくる人影を見たデボラは目を見開いて驚きの表情、
「あ・・・あなたは・・・ヒルダ・・・!!」
森の中から姿を現したのは
太身の両刃の剣を下げた金髪の女。
デボラよりも少し年をとった容貌で
両目は鋭くつり上がっています。
ゴルディの衛兵が進み出てヒルダに槍を向けますが
次の瞬間、ヒルダが剣を一振りすると
剣身は伸びていくつもの小さな繋がった刃に分かれ、
三人の衛兵を一撃で切り裂いてしまいました。
蛇腹(じゃばら)剣と呼ばれる殺人兵器です。
衛兵を殺したヒルダに
ゴルディがアックスハンマーで応戦、
頭を狙ったハンマーをヒルダは身を低くしてかわし、
ゴルディを見上げる姿勢で蛇腹剣を振り上げました。
ヒルダの剣は弧を描いてゴルディの顔を撃ち、
頬に傷をつけたかと思うと
再び縮み重なって一棹の剣身にもどります。
傷ついたゴルディを見て声を上げたララ、
ヒルダはその声を聞きつけてララの姿をとらえ
とがった舌を蛇のように突き出してその名を呼びました。
「ララ・デズモンド・・・」
凶悪なヒルダの顔つきに背筋が震え上がるララ、
ヒルダはララに向かって剣を構えて走り寄ってきます。
ヒルダ対デボラ
ララに向かうヒルダの直ぐ側に
影のように突如、姿を現したのはデボラでした。
「退がって、ヒルダ」
身を宙に浮かせて反転しながらヒルダの懐に身を滑らせ、
両手の剣を振り上げてヒルダの剣を撃ちます。
返す太刀でデボラを狙うヒルダの蛇腹剣を
デボラはもう一方の剣で払い、
さらに全身を後方回転させながら
蛇腹剣の曲線の動きの中を舞うように身をかわしてゆきます。
「ヒルダ、あなたが来たってことは、
私はもう用無しってことね!?」
舞い飛ぶデボラを見て不敵に笑うヒルダ。
デボラは刺客としての自分の師の言葉を
思い出していました。
人の命を奪うことだけが刺客が生きる証、
それができないなら
自分の存在する価値などこれっぽっちも無いのだ、と。
それを聞いたエリオはデボラに声をかけます。
「それは違う、用無しなんてことはない。
君はこの猫の飼い主だろ、デボラ」
ヒルダはデボラに笑いかけながら哀れみの表情、
エモノに情けを掛けられるとは仕方の無い刺客だ、と。
激高したデボラはヒルダに剣を揮いながら声を上げる、
ララとエリオの二人は私が殺す、要らないのはあなただ。
叫ぶように言葉を吐く
デボラの体を押さえつけるように飛びかかるヒルダ。
デボラの胸の上に乗ったヒルダの腰、
ヒルダの両足はデボラの両手を固め、
左手はデボラの髪をつかんで
デボラの顔を地に押し付けます。
身動きもできないデボラに上から剣を突き下ろすヒルダ
「あなた、喋りすぎ。」
エリオと二人の刺客
その時、剣を振り上げてあいたヒルダの脇の間から
エリオが飛び込んで膝蹴りをくわせます。
ヒルダの剣はすんでのところでデボラの顔を外れましたが
流れる刃はエリオの頬に鋭い傷を残し、
わき腹を蹴られたヒルダは口元から唾液を吐きながら
身を引いてエリオの攻撃をかわします。
ヒルダとデボラの間に入ってデボラを守るエリオに
デボラが問いかけます。
「・・・なんで?」
斬られた頬から流血しながらデボラに振り向くエリオ
「なんで・・・?人が死ぬのは悲しい。
人が死ぬのは当たり前だとしても、慣れないね。」
このエリオの言葉は刺客としてのデボラの心を傷つけるもの、
デボラは剣を両手に立ち上がってエリオに冷たい顔を向けました。
「・・・それは、私の存在を否定することよ」
エリオに向かって飛び込みながら剣を振るデボラ、
エリオが身をかわすとデボラはそのまま、
エリオの背後から蛇腹剣を打ち込んでいたヒルダの前に身を躍らせます。
エリオとデボラを前において一対二となったヒルダ、
二人に気を取られたヒルダを
側面からゴルディのハンマーが襲いかかりました。
剣を構えて全身で左半身をカバーして
ハンマーを受け止めたヒルダは
そのままハンマーの衝撃を受けて宙高く打ち上げられ、
宙返りを繰り返しながら森のほうへ吹き飛ばされてゆきます。
脱出
「走れ!!」
ゴルディが全員に逃げるように指示しました。
「バルド!お前も来い!!」
走り出すララとバルド、エリオは
駆け出しながらデボラの手をつかみ
「行こう、デボラ」
手を引きますが、デボラは目を丸くして
自分の手を握ったエリオに剣を揮います。
「行くわけないでしょ。
アンタが私のエモノってことに変わりはないんだから。」
デボラの剣をかわしながら、
今までの生活を捨ててはどうかと提案するエリオ。
「ララも今、そうしてる」
ララは地下壕に飛びこみながら
エリオとデボラにありったけの声で呼びかけています。
「早く!」
ララの声に振り向くデボラ、
注意がエリオからそれた瞬間、
デボラはエリオのマントで縛り上げられて
エリオに抱きかかえられていました。
逃れようと身をもがいて抵抗するデボラの目の前には
エリオの肩に止まって自分になで声をかけるパウラがいます。
「裏切り者・・・」
5人はゴルディの屋敷の地下壕へ飛び込み、
そしてヒルダは再び森の中から姿を現しました。
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以上が逃亡者エリオの最新話『8話』のネタバレでした!
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逃亡者エリオの最新話『8話』の感想と考察
バルドはエリオとララを捕獲することが
自分のするべきことではないのではないかと思い始めたようです。
デボラはまだ、刺客としての
自分の役割を捨て切れていないようですが
彼女を雇った国王側の勢力はデボラを不要とみなしたようで
切り捨てられてしまったのでしょう。
バルドとデボラが半分くらいは仲間になったようなところで
新たな敵となったのは国王パウロの軍と刺客ヒルダ。
どちらもかなりの強敵です。
特に国王軍を打ち倒すことは非常に難しいでしょうから
しばらくは身を隠すところを探して
逃げ続けることになるのでしょう。
自分を助けたエリオの言葉に反発した
デボラのこれまでの境涯がどんなものなのか、
気になりますね。
5人が逃げ込んだ地下壕はどこへ抜けるのか、
次回を楽しみにしましょう。
まとめ
ここまで逃亡者エリオの最新話『8話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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