こちらの記事では(2019年7月29日)に発売されたアクタージュの最新話75話のネタバレや感想、考察を
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アクタージュの最新話75話のネタバレ
夜凪の芝居を認めた王賀美
「助演孫悟空役 王賀美陸だ。改めてよろしく頼む。」
先日の態度とあまりにも違っていたため、
王賀美の態度に皆呆然としています。
よろしくなんてどうしたのという皆に、
今日からは本格的な稽古だから
共演者への挨拶は常識だと王賀美は答えます。
共演者一人ずつの名前を呼んでいくのに、
夜凪のことは「えーと触角ガール」とからかいます。
昨日は景と呼んでくれたのにと怒る夜凪は
王賀美に遊ばれているみたいです。
ともかく、やっとこの国にも
世界を担う女優が生まれようとしていると
自分は思っている。
共演者みんなの前で王賀美は言います。
「この舞台を通して世界に知らしめてやろう、
日本には夜凪景がいると」
王賀美のこんな態度に皆驚き、
そして日本に失望して日本を出て行った彼が…と
白石は思い出します。
敵ならば、こんなに恐ろしい男もいないが、
味方に回ればこんなに頼もしい男もいません。
王賀美が味方になったことに皆安心するのでした。
キャンバスを持ってきた花子
夜凪は花子さんがいないと探しています。
まさかまたすっぽかしかと思っていると、
遅れましたと言って
大きなキャンバスを持って入ってきました。
演出の山之上花子に王賀美が感謝を伝えに行くと、
その話後でもいいですか?と断られます。
夜凪は花子さんは独特だと言います。
絵を描きながら花子は、
「自分は元々人づきあいが得意ではないのですが
芝居は人と人とで成り立っています。」
「だから困っていたのですが、見つけた方法が絵でした。」
そういってささっと砂漠を描き、
ここに一人ずつ好きな絵を描いてくださいと言いました。
王賀美は何のためにと尋ねると、
分かり合うためにと花子は言います。
夜凪はどういう意味だと武光に聞かれますが、
分からないところが
花子さんのすごいところなのと自慢げに言います。
花子の分析
王賀美は少しイラっとしていますが、
筆を貸せといい、
一番初めに砂漠の真ん中に自分の絵を描きました。
周りは王賀美を我が強いと評していますが、
花子は意外と言いました。
てっきりキャンバスいっぱいに描くのかと思っていたようです。
それでは俺の絵しか描けなくなると
周りのことも考えているみたいです。
もっと自己中心な人だと思っていたけれど、
プライドを持って自分を愛しているだけで
本当は協調性を持った大人だと花子は考えました。
「せいぜい役立てろ、あんた流の心理学に」と
花子の意図も知っているようです。
そして花子の真意まで察して
一番先に協力してくれる王賀美を心強く感じました。
夜凪は花子の絵が高価なのを聞いて
参加不可になってしまい、
続いて白石は王賀美の絵に暑そうなので
日傘をさしてあげました。
花子の分析・・・白石は勤勉でまじめですが、
自分のためではなく他者に働かせる、
周りをよく見る他者思いの人。
ホットミルクの泉を描いた市子は、
見た目よりも自由で無邪気の感覚派。
砂漠にたくさんの木を無意識で描いた武光は、
感覚派のバランサー。
皆の絵を見て、それぞれの配役とも照らし合わせると、
悪くないメンバーだと花子は思いました。
炎
これで稽古の方向性を決めたというつもりの花子に、
王賀美はまだあんたの絵を見ていない、
フェアではないと言います。
夜凪は、花子さんは初めに描いたから
私は怖くて絵を描けなかったと耳打ちします。
しかし王賀美は、絵も芝居も
魂がこもっていないとわかるから、
本気で書けと花子に要求しました。
その要求にこたえて描いた花子の絵は、
キャンバスの絵を全部飲みこんでしまった炎でした。
花子のモチーフは炎で、
本気で描くいつもこうなるから
描きたくなかったと謝ります。
夜凪はその絵を見て、怖い絵だけれど
どこかで見た気がすると思いました。
そして火焔山の炎は花子さんの頭の中にあったので、
私たちはそれを芝居で表現して見せればいいと夜凪は言いました。
花子はそうだと言い、
それを言葉にできないから困っているのだと言いました。
唐突に王賀美は花子にこの絵をくれと頼みます。
お代は、今日から俺たちがあんたの絵になる、
それでどうだと告げました。
花子は王賀美の言葉に、
自分の創作はいつもひとりぼっちだったけれど、
芝居は人と人とで成り立っていると考えて
お願いしますと微笑みました。
黒山に・・・
一方阿良也と千世子は焼き肉を食べていました。
全然食べていない千世子に、
夜凪たちにビビっているのかと尋ねます。
千世子は勝ち方を考えていただけと言いますが、
あの二人の芝居はまねできるものではないから、
夜凪の後追いをしている
あんたが焦るのもわかると言います。
でも百城、まだ利用していないものを探しなよ、
あいつは俺たちのためにいるのだからと
千世子に黒山というヒントを与えるのでした。
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以上がアクタージュのネタバレでした!
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アクタージュの最新話75話の感想と考察
帰ると言って大騒ぎをしていたのに、
改めてよろしくと言って皆に挨拶をした王賀美。
花子流の心理学の分析によると、
王賀美は思っていたのとは違う人でした。
自己中心でもなく、やはり敵であれば
こんなに恐ろしい男もいないが、
味方に回ればこんなに頼もしい男もいないという感じなのですね。
花子の絵を使って、人となりもわかり、
共演者も一つになったような気がしました。
花子も今回の創作はひとりではなく、
人と人とで成り立っているお芝居です。
それらがどんな化学反応を起こして
どんなお芝居を作るのかとても楽しみです。
阿良也と千世子は黒山を頼るのでしょうか。
黒山が俺たちのためにいるというのは
どんな意味なのでしょう。次回も楽しみですね。
まとめ
ここまでアクタージュの最新話75話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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