こちらの記事では(2019年8月5日)に発売されたあにまる荘202の最新話10話のネタバレや感想、考察を
文字だけご紹介しております。
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あにまる荘202の最新話10話のネタバレ
すすり泣きが聞こえる・・・・
リーリー・・・とコオロギの声が鳴いていますが、
まだまだ蒸し暑い夏のある夜のこと。
自室で夏掛けをかけてうとうと寝入っていた藤見、
何となく声が聞こえて目を覚ましかけます。
シクシクシク・・・・シク・・・シク・・・
すすり泣きのような声が断続的に続き、
(あれ?泣き声・・・?)
それと同時に身体の変化に気が付く藤見。
(あれ身体が動かない・・・・!?)
よもや金縛り!?と総毛だって目を開くと
身体の上にぼうっと人影のようなものが。
「藤見さん!!トイレついていってくれませんか~」
まん丸な目からぼたぼた涙を流し、
懇願しているその身体の上の人影の主は、
「た、高橋さん?」
ずっしりと藤見の布団の上に乗っかって
前足をかけているのは、
201号室のラッコの高橋さんだったのです。
お化けでなかったことにホッとしながら
パチッと部屋の電気をつける藤見。
「トイレって・・・ウチくる方が距離あるじゃん」
ウチくるまでにトイレ2個通過したろ、と
つっこむ藤見の声は耳に入らない様子で、
なおもさめざめ泣いて訴えかけるラッコの高橋さん・・・。
「あのフタを開けるのが怖いんですぅ~」
開けたらにょっきり腕が出てきそうで、と
怖がる高橋さんに藤見は言いました。
「だからやめときゃ良かったのに、
伊藤さんちでホラー観賞会なんてさー」
さっき藤見も参加した203号室の、
ネコの伊藤さんちで行なわれた観賞会のこと。
伊藤さんちは大画面、冷房完備、飲食物充実の環境なので、
ラッコの高橋さんに藤見、102号室のヒグマの山田さんと
ここで観賞会をすることに決めたのでした。
「だって~、みんないるから大丈夫だと思って・・・」
うっうっ・・・となおも怖さに震えて泣きながら
言い訳をするラッコの高橋さんです。
ラッコの高橋さん大パニック!
ハッと気が付いてラッコの高橋さん、
くるりと藤見の方に向き直ると、
「ええ!藤見さんは怖くないんですか!?
だって絶対あなたビビりキャラでしょう!?」
めそめぞしながらも割とずけずけ言います。
「失敬なやつだな・・・」
(でもそういえば・・・、ここに越してきてから
一度もそういう恐怖は感じたことなかったな・・・)
ラッコの高橋さんに結局手を取られて
トイレについていくはめになった藤見は
ふと気づくのでした。
トイレの蓋開けるまで離さないでくださいね、と
手をぎゅうぎゅう握るラッコの高橋さんをよそに、
1人思いにふけっている藤見。
(生命の危機はよく感じてたけど・・・)
ヒグマの山田さんの鋭い爪を思い返していると、
「キャー―――ーッ!!」
耳をつんざくようなラッコの高橋さんの叫び声。
「ふふふふふじみさん!!
あの天井の赤黒いシミ、血じゃあ・・・」
ぶるぶる青ざめて指さす方向には、
確かに血のしみのようなものが。
しかし冷静に部屋割りを判断した藤見は、
あれはヒグマの山田さんが鮭をさばいた時のだろ、と
軽くラッコの高橋さんをいなしました。
うー・・・うー・・・
今度は地から響くようなうめき声に
首がもげんばかりに当たりを見回すラッコの高橋さん。
「どこからかうめき声がっ!!」
「山田さんのいびきじゃない?みんな窓開けてるし」
恐怖に加速がついたラッコの高橋さん。
「ベランダに髪の長い女性がっ!!」
「さっき自分で干した昆布な」
昼間にラッコの高橋さんの実家から
大量の昆布が宅配便で届き、
藤見自身もそれをベランダに干す
手伝いに駆り出されたのです。
ひとしきりあれこれ怖がり、怖がり疲れて
ハーハーと息を切らすラッコの高橋さん・・・。
「なんか・・・」
ようやく口が利けるようになって
ラッコの高橋さんは言います。
「なんか、みんながいなくても、
みんなでいるみたいですねっ、このお部屋」
藤見はハッとして脳裏には
その言葉によってみんなの顔が浮かびます。
佐々木さん・・・て誰?
鮭の腹を鋭い爪の一撃でかっさばく
ヒグマの山田さん、
絵を描いた手をサブトンにつけてしまう猫の伊藤さん、
そして昆布を嬉々として干すラッコの高橋さんー。
(そうか、それで・・・・)
自分が温かいものに包まれて
暮らしていることに気づく藤見。
ラッコの高橋さんは照れて頭をかきながら、
「そう思うと安心しました、お手洗い借りますねっ」
どーぞ、と答えながらよくあれだけ驚いて
尿意を我慢したな・・・と藤見は呆れていますが、
トイレの中ではただならぬことが起きていました。
コートを着た人物がゆっくりとラッコの高橋さんを見て、
口元の包帯が外れると口が大きく裂けたネコがー。
「わたし、きれい・・・?」
「きゃああああ!!!」
いつのまにかトイレに潜んでいた
ネコの伊藤さんのいたずら。
パニックなラッコの高橋さんは急にふと落ち着いて、
ぶつぶつとクローゼットに向かって
独り言を喋っています。
「高橋さん?誰と喋ってんの?」
「誰もいないわよ?」
口々に藤見とネコの伊藤さんに尋ねられ、
ニッコリ笑って誰もいないクローゼットを指さして
「え~?やだなー2人とも!佐々木さんですよ!
藤見さんが来る前からこのクローゼットに、
住んでるじゃないですかー」
真っ青になって固まる二人をよそに、
失礼しました、おやすみなさーいと
“佐々木さん”に呼びかけてぱたんと戸を閉めます。
何事もなかったかのようにトイレ借りまーすと
トイレに入り直すラッコの高橋さん。
(このアパートが格安なのは、動物が住んでいるせいでは、
なかったのかもしれないー)
カタッとクローゼットが鳴りました・・・・・。
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以上があにまる荘202のネタバレでした!
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あにまる荘202の最新話10話の感想と考察
あにまる荘202の最新話10話、
真夏の恐怖体験の巻でした。
ほのぼのアニマルアパートライフ、
今回は愛らしい高橋さんの怖がる様子が可愛かったですが、
まさかの霊能力が判明!
しかし藤見もすっかり愉快な住人となじんで
毎日を楽しんでいる様子は、
動物好きには羨ましい!
それにしてもラッコの膀胱は
意外に容量が大きいのだな・・・・と、
そんな些末な発見もありましたね。
次回も藤見とゆかいな仲間たちに、
ほのぼのクスクスさせてもらいましょう!
まとめ
ここまであにまる荘202の最新話10話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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