こちらの記事では(2019年8月19日)に発売されたサムライ8 八丸伝の最新話『14話』のネタバレや感想、考察を
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サムライ8 八丸伝の最新話『14話』のネタバレ
一角と名乗る少年
アタを倒した後、その僅かに残った残骸から
プロジェクターのように映像が空中に投影され、
全員八丸そっくりな、けれどもみな髪が黒く
印象が違う七人の少年達が現れます。
彼らの内の一人が「一角」と名乗り、
八丸の兄だと告げると
その場にいた者は全員驚愕しました。
その様子を見て一角は、
「博士」から事情を伺ってない事を察します。
アタを倒すために瀕死の重傷を負ってしまったフルタは
一角達「七つ子」を造った「博士」である事を八丸に告げ
さらに、そこには何の血の繋がりもないと断言します。
驚きを隠せない八丸を前にして、
一角は語り続けます。
八丸は偶発的に発生した存在であり、八人目の兄弟である事
一角達「七人の侍」は箱を開けるための「七つの鍵」として造られたが
八丸が生まれた事によって力の調整が狂い、本来の目的が果たせない事
その状態を直すためには八丸の「力」を一角達に戻す必要である事
そして、「力」を戻したら八丸が死んでしまう事を滔滔と説明します。
一角は八丸に対して冷たく、計画遂行のために
その「力」を返して欲しいと告げます。
それが本来の計画の正しい状態であり、
一角達兄弟は成功作で八丸は失敗作とまで言い切ります。
彼らは純粋に邪魔者である八丸の死を望んでいるのでした。
アタの野望
一連の話を聞いていたダルマ師匠は
「パンドラの箱」が既に彼らの手によって
開けられてしまったと懸念し、会話に割って入ります。
その直後、一角達の背後から
アタの本体が現れ、ダルマ師匠に応えます。
アタ達が手にしているのは「パンドラの箱」でなく
球体の形をした「マンダラの箱」であり、
いずれ箱を二つとも手中に収めるのは
アタ達の烏枢沙摩流だと宣言します。
そして、二つの箱を手にしていた存在
武神「不動明王」と同じ力を手に入れ
宇宙をあるべき姿に戻すのだ、と自身の野望を明かします。
その為にまずは金剛夜叉流含む四流派と
それらが関わった宇宙域を全て消滅させると、
あらゆる流派に対して宣戦布告をします。
怒ったダルマ師匠はアタの裏切り行為を
「ハンナ」が望んでいるのか！？と問いただします。
アタは何か意味深な沈黙の後、
先に裏切られたのは自分の方だと独り言のように呟き
最後に置き土産があると言い残して
投影された映像もろとも消えていきました。
護りたい存在
アタが去った後、八丸の父フルタが意識を取り戻します。
ハチガミにフルタを自分たちの家まで運んで欲しいと頼む八丸。
そこには八丸が使っていた生命維持装置があるので
上手くいけば助かるかもしれないと思ったからです。
しかし、急に暗雲が空に広がりだし、雨が降り出しました。
この天候で病人をホルダーで運ぶのは危険だとハチガミは懸念し
近くの医療機関を探そうと八丸に提案します。
雨がどんどん激しくなっていく中
フルタは自分はもう助からないと周囲に告げます。
アタを攻撃した胸部の装置は起動した時点で
フルタ自身が必ず死ぬ欠点を抱えていたようです。
フルタは今まで自分が作ったものに
完璧なものはなかったと自嘲します。
そして、八丸に一角とアタの話が真実であると告げ
過去に一角達の力を奪った赤子の八丸を殺して
アタの野望を阻止しようと思ったけれども
八丸を殺めることが出来ずに、連れて逃げたと話します。
フルタは本当の父親だと偽り、全てを秘密にしたことを
八丸の自由を縛っていたのは生命維持装置でなく
自分自身だったということを懺悔します。
八丸の成長も、侍になるという夢も
自分のエゴで全て信じてやれなかったと。
けれどもアタとの戦いの中で八丸の勇姿を目の当たりにし
立派に侍として成長していることを認めます。
最後に、自ら(簡易的な)生命維持装置を外し
八丸に向かって、アンを、
この銀河を守ってくれと頼み息を引き取ります。
八丸は大雨の中、涙をこらえ、その頼みを聞き入れます。
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以上がサムライ8 八丸伝の最新話『14話』のネタバレでした！
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サムライ8 八丸伝の最新話『14話』の感想と考察
とうとう八丸の出生の秘密が明かされ
物語の核心部分もまた一歩解明されてきました。
アタの野望は壮大ですが、
まだその背景は見えてきません。
けれど、彼のバックボーンが
明らかにされるのもそう遠くはないでしょう。
今回の話で「パンドラの箱」と対になる
「マンダラの箱」が登場しましたが、
そもそも「パンドラの箱」が謎に包まれているので
新たな謎の箱が登場して設定はやや複雑化してる気がします。
両方の箱を揃えると「不動明王」としての力を得られると
アタが言っていたのですが、この事から察するに
神である「不動明王」も元は人間だったのでしょうか？
本来「不動明王」は仏教に登場する守護神のような存在ですが
本作の「侍」と同様に、その意味は大きく違っているのようです。
今回の父の死を乗り越えるエピソードは
八丸の旅立ちを暗示させています。
アタが去り際に言い残した「置き土産」というのは
恐らく八丸が星から旅立つ為の仕掛けになっていると思います。
「置き土産」によって八丸の住んでいる星に異変が起き
半ば強制的に旅立たざるを得ない状況を作り出す感じでしょうか。
それか単純に刺客を残して去っただけかもしれません。
なんにせよ次回からは新展開になりそうなので目が離せません。
まとめ
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