こちらの記事では(2019年8月19日)に発売された

アクタージュ act-ageの最新話『77話』のネタバレや感想、考察

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アクタージュ act-ageの最新『77話』のネタバレ

葛藤

舞台〝羅刹女〟は殺陣を用います。

夜凪たちは殺陣の稽古に入っていました。

 

カッ!

王賀美の剣を夜凪が受け止めます。

 

「羅刹女よ!旦那はどうした!?アンタの本当の敵ははたして俺かい!?

王賀美は台詞を口にします。

 

舞台〝羅刹女〟は旦那である牛魔王の浮気嫉妬する羅刹女の元に孫悟空が現われ

羅刹女の持つ芭蕉扇を奪いに来るという物語です。

 

2人の稽古を見守る武光は、

その迫力に圧倒されていました。

「これが見れるだけでこの舞台に参加した価値がある

武光はそう断言します。

 

しかし・・・夜凪はその場に尻餅をつき、倒れてしまいました。

「!・・・また」

武光が呟きます。

 

どうやら、夜凪は何度もこれを繰り返しているよう。

 

殺陣のミスが多い・・・どうしたのでしょう」

その様子を見ていた演出家の花子は疑問を持ちます。

 

周囲は王賀美の圧に、

夜凪が押されていると思っていました。

しかし、花子は夜凪が王賀美に気圧されるとは思えなかったのです。

 

「集中力不だな・・・」

王賀美は夜凪の心の状態に気付いていました。

夜凪は、役に悩みながら演じている、と・・・。

 

「とうとう壁にぶつかったか・・・最近は半端な芝居ばかり・・・」

王賀美は口には出さないものの、夜凪への評価を下げていました。

 

その様子を見ていた花子は夜凪に近付きます。

「景さんはもっと燃えられませんか?

 

「やっぱりバレてる・・・」

夜凪は悩んでいました。

 

経験を元に感情を作る夜凪。

羅刹女は夫の浮気強い嫉妬と怒りを感じています。

しかし、恋人のいたことがない夜凪は、

その感情を持っていないのです。

 

「はぁ・・・いっそ結婚してしまおうと思ったのだけど相手がいなくて・・・」

夜凪はそう言いながら落ち込んでしまいました。

 

夜凪の考え

「あのー休憩中すいません」

そう言いながら現われたのはユキ。

 

「黒山さんが私を?」

ユキは黒山に夜凪を読んでくるよう頼まれたと言います。

 

舞台〝羅刹女〟は同じ物語を別キャストで2展開します。

 

「そちらの稽古を見学してみたかったので・・・」

花子が言いました。

 

「本当はけいちゃんだけだったけど・・・」

ユキの後ろには夜凪だけでなく、

出演者と演出家全員が続いています。

 

夜凪は廊下を歩きながら考え始めました。

千代子も役作りで悩んでいるのではないか?

もしかしたら千代子と一緒に悩めるかもしれない!

 

そう考えた夜凪。

「私も千代子ちゃんと会いたかったの」

笑顔でそう言います。

 

「ごめんね、けいちゃん」

夜凪の言葉を聞いて、ユキはなぜか謝りました。

 

親友の変貌

稽古場の扉の前に立った夜凪は違和感を感じます。

部屋の中から聞こえてくるのは阿良也と女性の声

「千代子ちゃん?・・・でも千代子ちゃんにしては・・・?」

 

夜凪は扉を開けました・・・。

「黙れ猿!!」

「え?・・・あれが千代子ちゃん?」

声の主は千代子でした。

顔や雰囲気だけでなく、千代子は声まで変わっていたのです。

 

「喉がつぶれてるな」

千代子の演技を見た王賀美がそう言いました。

 

千代子は休まず演技を続け

黒山もそれにつきっきりだとユキは説明します。

このままだと声質が変わってしまう・・・。

 

「そんな・・・酷いわ!」

ユキの話を聞いて動揺する夜凪。

 

しかし、黒山はユキにこう言いました。

「負けた時、泣くのは誰だ?優しさを履き違えるな」

 

その言葉を聞いた夜凪。

「全ては私に勝つために・・・私は役作りで悩んでいるのに・・・」

一緒に悩める・・・?

自分の浅はかさを思い知らされました。

 

「待て百城・・・また演技に泊がなくなってる・・・お前の敵はそこにはいねぇだろ」

そう言って演技を止めた黒山。

 

「泊がない?・・・厳しすぎる・・・これじゃあイビリだ!

その様子をに共演者はそう感じずにはいられませんでした。

 

黒山は続けます。

妬め、愛せ、恨め、そして忘れるな・・・お前の敵は誰だ?

 

黒山の言葉を聞いて、ゆっくりと振り向く千代子。

 

「千代子ちゃん・・・なんて眼で私を見るの

千代子の目には憎悪の感情が溢れているのです。

 

「なるほど・・・えげつないな、黒山墨字

阿良也は千代子の目が変わったのを見て、黒山の意図を感じました。

 

夜凪はやっと気付いたのです。

「この人たちは私を利用しているんだわ・・・」

 

千代子は羅刹女が抱く夫への嫉妬と怒りを、

親友でありライバルの夜凪に重ねているのです。

 

「確かに千代子ちゃんの羅刹女はすごい・・でも・・こんなの友達に向ける目じゃない

 

「恨まないでくれよ・・・」

動揺する夜凪に話しかけたのは阿良也。

「俺たちは役者だ・・・自分以外の全て食い物、そうだろ?」

 

阿良也の言葉に夜凪の脳裏に浮かんだのは・・・

「俺が演出家で、お前が役者だからだ」

自分の死をも舞台に利用した、巌の言葉でした。

 

そして・・・夜凪は目を見開き、拳を握り締めます。

 

「ほぉ・・・」

夜凪の変化に気付いた王賀美。

 

「私も探さないと・・・自分の中から、千代子ちゃん以上の怒りの感情・・・!」

 

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以上がアクタージュ act-ageの最新話『77話』のネタバレでした!

 

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アクタージュ act-ageの最新『77話』の感想と考察

覚醒したかに見えた夜凪・・・

しかし、自分の経験を元にするメソッド演技は変わっていないようです。

 

花子と共に想像を現実として感じる演技を習得したばすがですが・・?

自分の感情はやはり経験しなければならないということでしょうか!?

 

そんな中、千代子の演技何かを感じ取ったようですね。

 

天使と呼ばれた千代子ですが、

今回の舞台は〝今まで〟〝これから〟捨てる

という覚悟で挑んでいます。

 

王賀美の登場で話が逸れていましたが、

この1話で夜凪VS千代子の構図が明確になりました。

 

次回は怒りの感情を掴むため、夜凪は奔走するでしょう。

 

黒山は夜凪も王賀美も化物だと言います。

果たして舞台〝羅刹女〟の結末はどうなるのでしょうか!?

 

まとめ

ここまでアクタージュ act-ageの最新話『77話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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