こちらの記事では(2019年8月24日)に発売された
クインズシティの死神の最新話『1話』のネタバレや感想、考察を
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クインズシティの死神の最新話『1話』のネタバレ
死神を狙う者
クインズシティには裏の世界で
「死神」と呼ばれている殺し屋がいました。
音もなく近づき、ターゲットの命を奪う
その死神はピッツォーネファミリー直属の殺し屋。
同じ町の街角、2人の男が「死神」を追っていますが、
2人は連れていた小さな女の子に話しかけました。
「おい、本気でやるつもりかよ。」
「止めとけよ、無茶な話だぜ。」
ぬいぐるみを抱いたこの女の子は、
組織が雇った殺し屋で、
「死神」を暗殺するために送られたのです。
このこの父親は、
自分が横領して出した損害を埋めるために娘を臓器売買に出したのです。
娘は父親の手を逃れ、生き残るためにこの仕事、
「死神」を殺すという仕事を引受けたのでした。
その手には大きすぎるオートマチックの銃を持ち、
ぬいぐるみを抱える刺客を見て2人はため息をつきます。
相手はクインズシティの死神、
いままで殺害に失敗した相手は一人もいない殺人鬼。
他の組織の幹部でも政府の重鎮でも、
依頼さえされれば誰でも始末してしまう相手、
どうして自分達のボスは、こんな女の子を送ったのか理解に苦しんでいるのです。
一方、2人が尾行していた「死神」のほうは
ひょっとして自分の家の鍵を閉め忘れたのではないかと心配していました。
死神の名はアルヴァート、
実はその命を狙っているのはドン・ピッツォーネです。
長く続いたモントリオ・ファミリーとの抗争も終わり、
これからはピッツォーネが街を牛耳る時代、
こんな時代にはアルヴァートのような「死神」はむしろ脅威になりかねません。
ドンは敵に回す前に始末してしまったほうが良い、と考えたのです。
女の子には銃でアルヴァートを殺すことはできないでしょうが、
ぬいぐるみに隠したその銃には爆薬が仕込んであり、
引き金を引けばあたり一面が吹っ飛ぶだけの爆発を惹き起こせるのです。
アルヴァートに近づいて銃を撃ちさえすれば、
女の子もろとも、その近くにいる「死神」も爆死するというわけです。
死神の依頼
アルヴァートは夜の街を歩きながら、
まだ家の戸締りの事を心配しています。
だれか、家の留守番をしてくれる子どもでもいてくれたらいいのに、と思い始めました。
暗い夜道の歩道の上、思いつめた女の子が座り込んで待つ場所に近づく影、
黒い服に身を包んだアルヴァートです。
これで父親に振り回される人生から解放される、
影が通り過ぎるのを待って、後ろから背中に一発、
簡単なことだ。
アルヴァートは女の子の前で足を止め、
「みつけた!」と一言。
一人か、家はあるか、家族はいるか、と矢継ぎ早に質問を繰り出し
「ない」と答えたら、
手を引いて無理やりにどこかへ連れて行こうとしています。
「うちへ来い。君に“仕事”がある。」
アルヴァートは女の子を家に引き入れ、
お留守番をして欲しいのだと説明。
事情が分からずどぎまぎしている女の子をテーブルに座らせて
アルヴァートは部屋の向こうへ歩いていこうとします、背中ががらあきです。
女の子は銃を出して「死神」の背中を狙う、
が引き金が硬くて引くことが出来ません。
組織の人は子どもでも使えるっていったのです。
でも、私はこいつを殺さなきゃ、
戻ってきたアルヴァートから銃を隠し、焦燥する女の子の前に
アルヴァートはシチューの入った皿を置きました。
「最後に食事をしたのはいつだ?食わないと、体に力が入らない。」
スプーンを手渡すアルヴァート。
スープを口に運びながら、女の子は父親との生活を思い浮かべていました。
<おい、エマ。いつまでそこで転がってんだ。
飯が食いたきゃ外で金を作って来い。
くそ、なんで俺ばっかり不幸なんだ。いつになれば死んでくれるんだ?>
スープの中にはエマの目からこぼれる涙が落ちてゆきます。
エマとアルヴァート
2週間後、今日はエマに与えられた期限の最終日
引き金を吹くだけの体力は戻っていましたが、
エマはアルヴァートを始末することにためらいを感じていました。
なぜ自分を拾ったのかときくエマにアルヴァートは答えます
「あの日の君は、生きる意志に満ちた目をしていた。私にはないものだ・・・」
エマは薄笑いを浮かべて還します
「なら、今の私はきっと真逆の目をしてる。」
エマは自分にはアルヴァートを殺すことは出来ないことを理解しました。
銃を取り出して死神に向けるエマ、
「教えてあげるわ、アルヴァート。」
「私はドン・ピッツォーネの命令であなたを殺しにきた・・・殺し屋よ。」
「そうか」と答えるアルヴァート。
ドン・ピッツォーネの自室、正面のドアからドンに近づくアルヴァート
「用を聞くのは野暮だな。殺したのか?」
「それこそ野暮な話だ。詳しく聞かせてもらおうか。」
「平穏な街に死神は必要ない。そういう訳さ。」
アルヴァートはエマが自分に向けられた殺し屋であることを知っていたのです。
尾行していた2人の男、
みすぼらしい身なりのエマに似合わないきれいなぬいぐるみ、
同じ殺し屋としてターゲットの前で依頼人の名を
口にしないようにとのアドバイスもくれました。
ファミリー間の抗争が終われば殺し屋は不要、
仲間だった者が今度は敵になる、だから自分は一人で生きてきた。
アルヴァートを騙していた事を謝るエマに
アルヴァートはお互い様だという、自分も知っていてエマを使ったのだと。
エマの依頼
エマは自分がアルヴァートを殺そうとしていたのだと叫ぶが
アルヴァートは言う、君は一度も自分に向かって引き金を引いていない。
「しかし、君がいないとなると寂しいな。」
アルヴァートも一緒に居るのはどうせ短い間とは思っていたのですが、
暮らしてみると思いのほか快適で・・・
エマの顔は涙でぼろぼろです。
「エ、なんで泣いているんだ?」
アルヴァートの体を抱いてしがみつくエマ。
「私、ここにいてもいいの・・・?」
「いいも何も・・・私が君に頼んだことだ。」
涙を払ってエマがアルヴァートに願いを伝えます。
「アルヴァート、あなたに頼みたい仕事があるの。できる・・・?」
「“殺せるか”という意味での問いなら・・・答えるまでもない。私は“死神”だ。」
ドンの部屋、なだれこんだ6人の部下を一瞬に倒し、
ピアッツォーネの喉元に迫る「死神」、
首筋に刃を当てられて身動きできないドン。
「化け物め」
しかし、「死神」が受けた依頼のターゲットは、
ドン・ピアッツォーネではありません。
標的が自分ではないなら誰なのかと聞き返すドン、
しかし「死神」の依頼の内容は口外できない、ここへ来た理由は一つ
「金輪際、私たちとは関わるな。」
電話を受けるエマ、受話器からはアルヴァートの声が
「やあ・・・終わったぞ、さて。これで彼らにとって君は死人だ。」
「君を追ってくることはない。」
本当に殺さなくて良いのかと尋ねるアルヴァートに
エマはあれでも街にとって必要な人だからと返す、
「それに私はもう何にも縛られたくないの。過去にも。恨みにも。
私の人生は私の未来のために使うの。」
エマの声の向こうで何か音がしている、何の音だろう
「このあいだ教えてもらったシチューを作ってるの。」
「お前が・・・火を使っているのか。・・・それは不安だな。」
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以上がクインズシティの死神の最新話『1話』のネタバレでした!
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クインズシティの死神の最新話『1話』の感想と考察
一話読み切りの作品です。
薄幸な少女の命懸けの行為を利用しようとしたマフィアのファミリーと
刺客であることを知った上でそばに置こうとした殺し屋、アルヴァート。
騙しあいから始まった2人の関係はお互いに感じあって
本当の家族のようなふれあいを生み出しました。
最後のところ、エマが依頼した標的は誰だったのでしょう。
ドン・パッツォーネではないとするとエマの父親ということになりますが、
こちらも殺すように依頼したのではなく、
縁が切れるように策をとったということのようです。
アルヴァートがエマを家に連れて行くまでの経緯や
ぬいぐるみに隠された拳銃の描写などは、
もうすこし書き込んでもらったほうが味が出ると思いますが
アルヴァートという殺し屋の表情が面白くかかれていて、楽しめました。
次回作にも期待したいですね。
まとめ
ここまでクインズシティの死神の最新話『1話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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