こちらの記事では(2019年8月25日)に発売された

パーフェクトワールドの最新話『48話』のネタバレや感想、考察

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パーフェクトワールドの最新話『48話』のネタバレ

化学流産

つぐみの不妊治療は3回目でついに着床し、

妊娠超初期の状態になっていた。

 

その検査の結果が今日出るため病院に来ましたが、

医師から告げられたのは

着床までしていたのにその反応が消えていたということ。

 

つぐみは化学流産をしていたのです。

 

化学流産は、着床した受精卵が育たなくて、

そのまま自然に消えてしまうこと。

 

原因のほとんどは染色体の異常で誰にでも起こりえることで、

防ぐ手立てはないが、

つぐみは自分を責めずにはいられない。

 

樹は謝らなくてもいいからと励まそうとしますが、

つぐみはそれを拒否し、さらに他の人達と違うと

一番言ってはいけない言葉まで口にしてしまう。

 

その言葉に樹まで、謝るのは自分の方で、

自分でなければつぐみもこんなつらい思いをしなかったのに、と

自分を責めてしまう。

 

つぐみは樹を気づ付けていまいましたが、

樹じゃなかったら…治療を始めて数か月で

自分の心の奥底にあった想いが出てしまい、

自分のことが本当に嫌になります。

 

結婚して今が一番楽しいはずなのに、

何かを見失い始めています。

 

二人の大切な場所

そんな時にアヤから話したいことがあるとLINEが届きます。

 

もし妊娠報告ならつぐみは今笑顔で聞ける自信がありません。

 

つぐみは今気持ちがぐちゃぐちゃです。

 

つぐみの様子を見ていてか、

樹が今夜ちょっと出かけないかと提案します。

 

戸惑いながら行くと返事をすると、

向かったのはつぐみと樹が再会した居酒屋でした。

 

つぐみはすぐに思い出し、

あの日大人っぽくなってかっこよくなった樹を見て

ドキドキしてときめいたこと、

そして車イスに乗る樹を初めて見たショックも思い出しました。

 

食事をしながら、樹はまた来ような、

俺たちの大切な場所だからと言った。

 

大切なことを忘れそうになってた

自分たちの始まりを思い出させてくれるため

にここに連れてきてくれんだ。

 

昨日あんなことがあったのに、

樹はどんな時も変わらず優しくしてくれると改めて思うつぐみ。

 

最後のチャンス

食事をして帰る車の窓から外を見て、

この広い東京で二人が再会する確率は

どのくらいだったのか樹に質問します。

 

ほとんど奇跡に近いと答える樹に、

奇跡が起こったのだから、

最後の治療も頑張れると樹に伝えます。

 

樹がせっかく残してくれたチャンスを無駄には出来ない。

 

私たちは奇跡を願い、運命に身をゆだねればいいのだと…。

 

治療を再開し、今回も胚盤胞まで育ち胚移植、

だけど私たちは二人で、できる限りいつもと変わらず過ごした。

 

奇跡は起きるかもしれないし、起きないかもしれない。

 

でもそれは私たちの力ではどうしようもできないことだから…。

 

そして病院に行き今回の治療の結果を聞きます。

 

自分たちの見えた未来を信じて聞かされた言葉は、

着床しませんでしたという事実。

 

つぐみは先生にお礼を言い、結果は残念でしたけど、

治療をしたことに後悔はないと伝えます。

 

先生も看護師さんも何も言いませんでしたが、

とても辛そうです。

 

外で待っていた樹に、願っても願っても

叶わないことがこの世界にはあるんだね、と伝えると、

樹は何も言わず手を伸ばし何も言わずにつぐみの手を取りました。

 

樹はこんな気持ちを、

障がいを負った時からずっと感じてきたのかもしれない、

とつぐみは思うのでした。

 

彼の落ち着きややさしさがそこから来ているなら、

自分は彼の気持ちを少しは知ることが出来たのかもしれない。

 

そして川べりを二人でゆっくりと歩いていきました。

 

特別養子縁組

翌朝アヤからもう一度連絡が来ていたことに気づき、

会うことになりました。

 

全て話して連絡を返せなくてと謝ると、アヤも先にできていたらと

妊活仲間をつくらなかったと言います。

 

あの時はつぐみにマウントを取っていただけで、

つぐみを追い詰めたのではないかとずっと謝りたかった。

 

アヤは自分も妊活をやめたと打ち明けてくれ、

特別養子縁組を考えていることも教えてくれた。

 

その言葉を聞いて、

つぐみたちはもう一度諦めた自分たちの子供のことに、

もう一度向き合うことになります。

 

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以上がパーフェクトワールドの最新話『48話』のネタバレでした!

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パーフェクトワールドの最新話『48話』の感想と考察

樹とつぐみにこれでもかというぐらいの

試練を与えているのではないかといつも思ってしまいます。

 

何でもうまくいってしまうご都合主義ではなく、

現実を突きつけられるようです。

 

せっかく着床したのに、化学流産と言う結果は、

だれにでも起こることと言われても

つぐみが自分を責めてしまうのもわかってしまうのです。

 

自分の体の中で起きていることですから。

 

樹のぶれない優しさはや細やかな心遣いは、

きっと生まれ持ってのものももちろんあるのでしょうが、

願っても叶わない多くのことを

乗り越えてきたからかもしれません。

 

そしてまた新しい特別養子縁組と言う出会い、

審査の基準などもあってとても大変だと聞いたことがあります。

 

でも樹とつぐみのところにやってくる子供がいたとしたら、

とても幸せな子供だと思います。

 

きっと樹もつぐみも人の気持ちをとてもよく理解しようとしてくれるから。

 

まとめ

ここまでパーフェクトワールドの最新話『48話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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