こちらの記事では(2019年8月26日)に発売された
鬼滅の刃の最新話『171話』のネタバレや感想、考察を
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鬼滅の刃の最新話『171話』のネタバレ
上弦の髪
散らばった上弦・黒死牟の髪を喰らった玄弥。
呼吸は荒く、瞳孔は広がり、脈拍はどんどん早く
「鬼化」が進んでいくのが見てわかります。
みるみる内に胴体が繋がる回復力。
血の巡りが良くなったことで気分がよくなったために
思考にも余裕が出てきた模様。
「上弦の折れた刀の刃先」すら喰いたいという
危険な欲求すら生まれるほどです。
無一郎が心配して声をかけつづけますが、
どうやら自分のみに起こっていることがあまりにも重大すぎて
耳に入らないようですね。
そんな玄弥の頭の中に、声が響きます。
声の主は、鬼舞辻無惨!
まるでテレパシーのように頭に響いてくる声は
黒死牟に語り掛けるものでした。
トランシーバーを盗聴するのに近いのでしょうか…。
「黒死牟 柱を何人倒した? まだ此方へは来させるな」
無惨は黒死牟の敗北など、
万に一つも考えていない模様です。
確かにこれまでの戦績を鑑みれば、
絶対の信頼を置ける相手ではありますからね。
無惨の声が聞こえてくる…。
ありえない状況に、覚悟を決めたはずの玄弥も
己の身体の「鬼化」の進行の早さに恐れを抱きます。
しかし弟の窮状を知らず、
兄の実弥達は賢明に黒死牟と戦う他ありませんでした…。
盲目の悲鳴嶼ですが、
柱の中でも屈指の実力者たる彼の力に
黒死牟も感嘆の声を漏らします。
「風」と「岩」の柱。
鬼殺隊が誇る戦力の中でも
トップクラスの実力を持つ2人の猛攻です。
悲鳴嶼との闘い
悲鳴嶼の屈指の肉体と立ち回りの上手さ。
単に力づくの脳筋では、
こうも黒死牟相手に粘れないでしょう。
お互い距離を取りながら戦っているので、
黒死牟は悲鳴嶼の懐にそうやすやすと入れません。
もちろんそれは悲鳴嶼も同じですが、
彼にはリーチを長くする武器が備わっています。
悲鳴嶼の武器は、
音を出して空間や敵の動きを察知する
ソナーの役割を果たしています。
それを使えば、近距離も中距離の敵も相手取れるのです。
鎖がついた斧と、モーニングスターじみた鋼球は
それだけで相手を寄せ付けず粉砕する役割も
もちろんありますが、
一寸先も見えない彼の「手」にして「目」の役割もあるのです。
振り回される鎖の先を躱し続ける黒死牟。
一歩も近づけさせない彼相手に挑み続けるよりは
より簡単な選択をしました。
そう、実弥への攻撃の切り替えです。
日本刀が横からの衝撃に弱いことから、
側面からの打撃で、
鬼殺隊の命でもある刀を破壊しようとします。
しかし実弥もさるもの。
その思惑を見抜くと、即座に刃を立てて押し返しました。
手負いの虎といいましょうか。
窮地に追い込まれ、反射速度が上がっているようです。
もちろん追撃もやめない実弥と、背後から攻撃する悲鳴嶼。
2人の力で、髪が切られ、はらりと落ちていく黒死牟。
やはりその表情はあくまで冷静で、
焦りの様子が一辺たりとも感じられませんが、
2人を高く評価している模様。
痣の力を発揮したからといって、
戦闘不能…どころか死んでいてもおかしくない状態の者が、
更に能力を挙げて襲い掛かってくることが
不思議で仕方ないようです。
牙を剥く「力」
悲鳴嶼も実弥に負けてはいません。
寄せては返す波のように変幻自在な攻撃は、
繰り出すときには岩のような頑強なものに変わります。
何度目かの攻防の末、振り下ろされた斧の先。
ついに黒死牟の左耳を削ぎ飛ばすことに成功!
次いで実弥も「塵旋風・削ぎ」で追撃。
そして大技――。
「風の呼吸・漆ノ型 頸風・天狗風」
「岩の呼吸・壱ノ型 蛇紋岩・双極」
合わせ技を繰り出します。
実弥の放つ荒々しい斬撃が四方八方から襲い掛かり
悲鳴嶼の攻撃がうなりをあげて挟み撃ちにしようと
黒死牟へ向かってきました。
着物が切り刻まれ、確かに攻撃は通った様子。
怪我こそあまりしていないように見受けられますが
動揺したのか一瞬体が硬直しています。
しかし実弥らは「やったか!?」なんて慢心はしません。
鬼は頸を切らなければ倒せません。
「畳み掛けろ」と繰り返す実弥。
ですが、彼らの言葉に「その通りだ」と平然と返す黒死牟。
次の瞬間、数メートルは距離を保っていたはずの柱2人が
一瞬のうちで切り刻まれてしまいます!
この間合いで届くはずがない…!
驚愕する2人の目の前で
着物を裂かれて上半身裸になった黒死牟が、
形が変わった刃を携えて立っていました。
まるで鹿の角のように枝分かれした刀…。
禍々しい文様を刀身にびっしりつけたそれを構えて
黒死牟は静かに「討ち果たす」宣告をします。
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以上が鬼滅の刃の最新話『171話』のネタバレでした!
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鬼滅の刃の最新話『171話』の感想と考察
今回は敵方もパワーアップしたようで、
展開が読めなくなってきました。
加勢があったからといって、
簡単に形勢逆転などしないのがこの漫画の味ですね!
七支刀など、枝分かれした刀は実在しますが、
あれはあくまで儀式用のもの。
それを実用に扱える黒死牟は余程の実力者ということなのか
あの形に別の意味があるのか…。
玄弥の動向も気になるところです。
まさかいきなり再度戦いに混じれるほど
回復はしていないと思うのですが、
彼を見守る無一郎と一緒に、
何かしら無茶をやらかさないか心配ですね。
今だ余裕しゃくしゃくといった黒死牟に
一矢報いて欲しいところですが、
まずは命あっての撤退のが先かもしれません。
いずれにせよ、今後の展開に目が離せなませんね!
まとめ
ここまで鬼滅の刃の最新話『171話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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