こちらの記事では(2019年9月2日)に発売された
風都探偵の最新話『62話』のネタバレや感想、考察を
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風都探偵の最新話『62話』のネタバレ
後継者探し
さて、翔太朗達探偵事務所の面子が
マイマイを助けるべく戦っているのを他所に、
「裏風都」はなにやら実験を繰り返していました。
それは「表風都」の仮面ライダー達の前に敗れた
“R”＝「リアクター」のメモリ所持者・二階堂の後継者を
見つけるための実験です。
核融合炉に匹敵するパワーを生み出せるリアクターメモリ。
しかし所持者は変身解除と同時に
全身に残る呪いとも言うべき熱に耐えられず、
自滅してしまう魔のメモリです。
今まで耐えられたのは二階堂だけ。
“B”＝「ブラキオサウルス」の所持者・秀夫は、
新たな変身者が次々と自滅していく様を観察していました。
まるで焚火の残り火でも消すように、
悲鳴をあげる彼らを変身した前足で
いともたやすく踏みつぶしていきます…。
実験が一段落し、変身解除した秀夫の元に万灯が。
やはり計画の要となるエネルギー源、
リアクターメモリが使用不可なのが痛い模様。
どうやらスペアメモリも切れかけているようで、
秀夫は保険の為に他の計画も同時に進めていると話します。
彼の優秀さに深く感謝してみせる万灯でしたが、
他の人が自由過ぎるだけと遮る秀夫でした。
そしてふと思い出します。
自由人筆頭の五条一葉こと“S”＝「スクリーム」の所持者を。
強い者と対峙すると、
凌辱して殺害しなければ気が済まない
猟奇趣味の彼女の動向に、
ふと懸念が湧くのですが…。
マイマイ奪還！
「ジョーカーエクストリーム！」
真っ二つになった体のうち、
左半身が先にキックを繰り出し後に右半身が追い付くという、
Wの技でもっともキャッチ―なライダーキックが放たれます！
その攻撃に、バイオレンスはまとめて返り討ち。
気を失って倒れる暴力教師達を尻目に
元凶の鳥羽を探すWでしたが、
その姿は影も形もありません。
一方アクセルはマイマイの無事を発見し、
保護していました。
照井刑事の姿に戻り、
部下達に病院へ搬送するよう指示。
やってきた翔太朗が
依頼人に早く救出したことを話してやりたいと話すと、
険しい表情が少し和らぎます。
一件厳しく見えるけれども人一倍優しい。
今まで出てきた教師より、
照井の方が余程教師に向いていますね…。
そんな照井を見送ったときめがぽつり。
「そういう人こそ…ハードボイルドっていうんじゃ…」
ショックを隠せない翔太朗。
ですが照井は彼の情熱を高く評価していますし、
お互いないものねだりですよね。
しかしフィリップは
まだ警戒を解かない方が良いと忠告します。
明らかに他の生徒とは違う待遇に、
違和感があるのです。
沖田舞は鳥羽音吉の「特別な存在」であることは明らか。
電話越しに、ときめに新たな指示をふりおえた彼は
再び「地球の本棚」にリンクします。
彼の脳内に広がる本棚。
知識を総動員して作られたオウル対策は
ほぼ完了していますが、
その最終確認をするためでした。
その頃、知らせを受けて駆け付けたナナが、
マイマイの下へ駆け付けます。
病室には既に照井の姿が…。
気づかわし気な彼女に、
精神的な疲労が溜まっていて眠り続けている。
他はまだよくわからないと説明。
親友の姿に、思わず体が震えだすナナ。
「あたしさえ、あんなこと言わなきゃっ…」
友達を追い詰めてしまったことを深く後悔するナナ。
しかし照井は、力強く彼女の肩を叩きます。
「嘆く前にすることがあるはずだろう？」
目も合わせずに相変わらずぶっきらぼうですが
もうナナだって彼の言いたいことくらいはわかります。
言われなくてもわかってると返し、
親友の目覚めをいまかいまかと待つのでした。
根付いた罠
そんな暖かな兆しが表れた病室前で、
不穏な空気が…。
そこには怪人・スクリームドーパント！
踊る蜘蛛のように、
不気味な柔軟体操らしきものを繰り広げています。
傍にはオウルドーパントこと、
一連の元凶・鳥羽音吉も。
スクリームはオウルの苦戦かつ、
照井＝アクセルの殺害に血道をあげているようで、
他の事などどうでもよい様子。
一方彼女に絡まれた鳥羽は、どこ吹く風。
どうやらなにか考えがある模様で、
病室をじっくりとにらめつけます。
と、そこらの柱に射出され、
絡みつくワイヤーが。
それはWの持つ便利なギミックの一つ、
スパイダーショック。
降りてきたのは翔太朗とときめ。
フィリップの指示とは
彼らが表と裏の風都を繋ぐキーアイテム、
ビゼルカードを使い、空間を歪ませる場所の把握。
今回マイマイを奪還しようとするのは見えていますから
あとは病室周辺を警戒しているだけでよかったのです。
ときめは直接の戦闘能力を持たない分、
こういったサポートが群を抜いて上手くなっていますね。
亜樹子がメンタルフォローならば、
こちらはテクニカルサポートといったところでしょうか。
ですが鳥羽は不敵な微笑み。
奪うまでいかずとも「近くに来ればよい」と告げます。
一方本棚に入ったフィリップは青ざめています。
どうやらオウルにはまだまだ隠し玉があったようです。
ですがそれを伝えられないまま、
オウルはメモリを起動させてしまいます。
同時に病室で目覚めるマイマイ…。
ナナは親友にひたすら謝罪するのですが…
「全部…ナナのせいだ
ナナのせいで私…ずっと気持ち悪いの…」
尋常でなく青ざめた顔で自分を詰る親友の顔に
ただならないものを感じたナナ。
次の瞬間…マイマイの腹部が盛り上がり…
伸びた「根」のようなものが照井に襲い掛かりました！
脇腹を抉られて負傷する照井！
しかしマイマイの変貌は止まりません。
まるで眠り姫のように植物の根らしきものが大量に
彼女の体内から這い出してきます。
そしてみるみるうちに根は彼女を包み、
四肢が狂人な「怪人」のものへと変化。
病床を蹴飛ばして起き上がった巨大な人型はそう、
オウル・ドーパントの首なしボディそのもの！
病室を埋め尽くす巨躯に呆然と立ちすくむナナの前に
彼女へ恨みをぶちまけるマイマイの拳が振るわれます。
しかしそれもかばってみせる照井…！
前回といい、今回といい、酷い負傷が続きます。
先ほどの怪我も以前の負傷場所に近いというのに…。
そのまま窓の外に落ちる照井に、絶叫するナナの声…。
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以上が風都探偵の最新話『62話』のネタバレでした！
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風都探偵の最新話『62話』の感想、考察まとめ！
照井の負傷が相次ぎます。
状況から見て、オウルの頭脳＝鳥羽、
肉体＝マイマイということで間違いないようです。
オウルは二人というより、合体して現れるドーパント。
まるで主人公達のようですが、信頼もなにもない、
一方的に搾取され続ける関係性はまったく違いますね。
ボディがマイマイである理由ですが、
本人が嫌悪感を覚えている以上、
鳥羽の「教育方針」などに感化されたわけではないようです。
洗脳などはされていないようで、そこは少し安心しましたね。
スクリームも控えていますし、踏んだり蹴ったりが続きます。
まあ彼女がボロボロになった照井をどう扱うかが未知数ですが…。
フィリップの「オウル対策」も気になりますね。
頭と胴体を分断することにヒントがありそうな気もしますが、さて。
まとめ
ここまで風都探偵の最新話『62話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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