こちらの記事では(2019年9月3日)に発売された
ゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』のネタバレや感想、考察を
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ゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』のネタバレ
ライムの体調はいかに・・・
海獣医の紫音先生が様子がおかしいライムを調べた結果、
病気にかかっていることが判明してしまいました。
紫音先生によればバンドウイルカの平熱は人間と同じ位なのに、
ライムは現在38℃で咳もしているー。
そこで柚がハッと気づいたのは、
さっきライムが穴から水を噴射してゴフゴフ音をさせていたのが、
咳だったのかということです。
紫音先生はさらに憂慮した見解を続けます。
もしかして肺炎まで進行していれば
死んでしまう可能性もある、
イルカはギリギリまで症状を隠す生き物だから、というのです。
柚たちも勿論心配しますが、ドクン・・とイヤな自分の心音を聞いたのは
ほかならぬ担当トレーナーのつぐみでした。
思い返すと自分の責任としか思えないことが
様々に頭に浮かんでいます。
ライムが魚を食べないことを軽く流していたー・・・。
そこへじっと自分を見つめる紫音先生につぐみは気づき、
びくっと見透かされたようにおびえます。
そしてライムの投薬治療が始まり、
つぐみは後ろめたい自分を振り切るかのように
必死でライムの看病に当たりました。
（薬はエサの中に仕込むー、必ず飲ませないと！！）
心が離れるふたり
ライムのエサの時間になり、つぐみはプールに赴きます。
相変わらずブシッブシッと穴から水を吐き出す
ライムの咳が気になるところ。
エサだよ、と声をかけたつぐみにライムは
体調が悪いながらもバシャバシャと水をかけて、
遊んで欲しいジェスチャーを見せました。
いつもなら笑って仕方ないなあ、と済ませられますが
今は自分のせいで病気をしたと思い、
紫音先生の責を問うかのような視線も頭にあるつぐみは、
余裕が全くないためにライムを怒鳴ってしまいます。
「いまはふざけてる時じゃない！病気を治すために・・・、
いいから食べて！！」
いつもと違う鬼気迫るつぐみの様子にライムはおびえ、
小さく鳴きながら後ろを見せてしまいます。
そのまま膠着状態で数日が過ぎ、ライムの体調は芳しくないままー・・・。
紫音先生の真意
柚が再び水族館を訪ねてつぐみに会い、
ライムの体調はどうかと聞いたのは、
ちょうどライムのエサやり時間の時でした。
つぐみがライムにご飯だからこっちに、と呼びかけても
ライムはふいとそっぽをむいて無視します。
その様子にショックをうけたのは柚でした。
あれほどつぐみに水かけをしたりふざけかかって、
信頼関係でライムは必ず言いつけに従っていたのに
今はそれをしないライム。
そして柚はつぐみの様子がおかしいことにも気づきました。
看病に徹するあまり休みの日も休憩時間も取らず、
つぐみもまたフラフラとして体調がよくなさそうなのです。
とうとう心配は現実になり、つぐみは倒れてしまいました。
朦朧とする意識の中で、つぐみはライムに謝ります。
（担当トレーナーなのに異変に気付けなくてごめん、
病気にさせてごめん・・・・。）
しばらくしてつぐみが涙に濡れた目を開けると、
柚が心配して顔を覗き込んでいます。
状況を説明しかける柚の話を聞かずに、
ライムのもとへ慌ててかけよるつぐみ。
しかしライムはガラス越しの紫音先生と
嬉しそうに顔を見合わせているところでした。
つぐみは紫音先生に、担当なのにライムの病気に
気づけなかったことを平謝りします。
紫音先生が深いためいきをついてつぐみに掛けた言葉は、
思いもよらぬものでした。
自分の力不足を感じるのは同じであること、
そして海獣医でありながらライムが悪化する前に
気づけなかった自分をつぐみに申し訳なく思っていたこと。
そして、一人で抱え込まないで欲しい、と続けた先生に、
つぐみは自分が先生の真意を
勘違いしていたことに気づいたのでした。
心がつながった！
ライムは血液検査をすることになりましたが、
チーフトレーナーをもってしても言う事を聞きません。
あれからライムに薬を飲ませる工夫にたどりついたつぐみは、
柚の、つぐみは今ならライムの心に寄り添える、という励ましで
思い切ってプールにざぶっと飛び込みました。
目を見つめて心からライムに語り掛け、
また一緒に遊びたいから病気を治そう、というつぐみ。
その思いが通じてついにライムは検査を受ける体勢を取ってくれたのです。
晴れてライムの体調はぐんぐんよくなり、
つぐみとライムの信頼関係も揺るぎないものになった頃、
いよいよライムとつぐみのファーストショーが行われます。
緊張するつぐみにバシャッと水をかけ、
観客の笑いを誘いつつ、
つぐみをリラックスさせようとするライム。
見事、大ジャンプも決まって大喝采を浴び、
つぐみとライムは笑顔で夢の一歩を歩き始めたのでしたー。
ゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』や最新刊を無料で読む方法って？
以上がゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』のネタバレでした！
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ゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』の感想と考察
ゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～
こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話10話は、
イルカのライム（後編）の巻でした。
冒頭のイルカのライムの病気、そして動物だけに
なかなか治療を思うように受けてくれないので、
こちらもドキドキどうなるのか心配しましたね。
つぐみの体当たりの心が通じてライムもようやく受け入れ、
全快したのは心からほっとした結末でした。
しかしイルカに限らず動物全般は
病気のそぶりをぎりぎりまで見せないので、
症状が出てきたときにはかなり遅いと言われています。
ペットを飼っている方は特に今回を教訓にして、
近々獣医さんに安心のためペットと一緒に出向いて
検査をしてもらうのがいいかもしれません！
次回もためになるカルテ、楽しみにしていましょう！
まとめ
ここまでゆずのどうぶつカルテ～小さな獣医～ こちらわんニャンどうぶつ病院の最新話『10話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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