こちらの記事では2019年7月25日に発売されたドラゴン桜2の最新話67話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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ドラゴン桜2の最新話67話のネタバレ

明治時代から変わっていった子供の教育

「江戸から明治に時代が移り、子供の教育は大きく変わっていたのです」

晃一郎のお母さんを前に桜木は話し始めます。

 

「原因はキリスト教と富国強兵」

明治新政府は国家目標を”殖産興業”と”富国強兵”に定めて、

目標達成のための人材育成を考えます。

 

そして目をつけたのが英国式の名門校でした。

 

当時の英国の名門校は上流階級の子息がエリート教育を受ける場で、

一般庶民の子どもが学ばせる場ではなかったのにもかかわらず、

学校教育の整備を急いでいた明治政府は名門校をモデルとして導入してしまいました

 

英国に限らず、

西洋の名門校はキリスト教精神に則って規律を重んじ、

体罰も辞さない厳格な教育です。

 

そして明治政府の文部省は

学校システムと同時に子どもを

厳しく教育するという西洋的思想も取り入れたのでしょうと推測する桜木

 

そのために日本の教育は江戸の寺子屋の少人数教育から

明治の学校の組織的大規模教育に変わっていったのです。

 

さらに日本の教育が変化した要因が富国強兵。

 

欧米列強に追いつくため、

強力な軍隊を持つことが政府の緊急課題でした。

 

そしていくつもの戦争を日本は経験し

国は学校教育を「学ぶ」から「鍛える」に変化させました

 

太平洋戦争後も教育は変わらず、

人口が爆発的に増えたため学校教育の整備が追いつきませんでした。

 

また、多数の生徒を同時に学ばせるのは徹底した管理教育が有効。

 

さらに高度経済成長に突入して均一的な労働力確保には

軍隊式短期養成のノウハウが一番手っ取り早く、

教育制度は国の都合で決められたのものと語る桜木。

 

伝統と書いてゴミと読む

戦後70年経っても、

学校は生徒を管理して厳しく鍛える場であり続けているとし桜木は以下の例を出しました。

・運動会の起源は海軍兵学寮で開催された共闘遊戯会

・遠足は軍隊の徒歩行軍「行軍」

・「気をつけ」「前ならえ」などは兵式体操の名残り

・ランドセルは兵隊の「背囊」がモデル

「続けられている理由は2つ。今さら変えるのは面倒くさいから、誰も疑問を持たないから」と語る桜木。

 

さらに桜木は語り続けます。

「しかし、古くから当たり前のように存在する慣例や取り決めは怪しいものが多い」

「誰が勝手に決めてその時の気分で決めたルールが大半を占めていると言っていい」

「そんなものが年月を経過して存在し続けると『伝統』という名の金科玉条になる。そんな伝統は迷惑以外の何物でもない。ただの有害物質」

「伝統と書いてゴミと読むのです。」

しっかりと厳しい目でハッキリと晃一郎のお母さんに向けて伝えます

 

驚く晃一郎のお母さんに桜木はさらに語ります。

「ルールは時代に合わせ、どんどん変化していいのです。合理的で機会的に」

「ですから親御さんも過去の考えや古い一般論は捨ててください。どんどん捨てるクセをつけてください。」

 

桜木の話は現在の教育方針にまで及びます。

「子供を厳しく育てる教育法は戦前の遺物。現代社会ではただのゴミです」

「新しい時代はとにかく褒める。褒めて褒めて褒めまくる」

「優しく愛情をたっぷりと注ぐ。興味を持ったことを好きなようにやらせる」

「甘やかしなどという批判は気にしない。大きなお世話と突っぱねればいいんです」

と芯のある言葉で晃一郎のお母さんに伝えていきます。

 

そして最後に
「大丈夫・・・それで息子さんとの関係がおかしくなったりしませんから。晃一郎くんはお母さんのことちゃんとわかっていますから

とフォローする桜木に晃一郎のお母さんは安堵の涙を流します。

 

柳塾いよいよ中学数学へ

「残り5秒 4・・・3・・・」

合宿中の二人は数学のプリントをやり続けていました

 

「やめぇ!」

柳先生の声に手を止めた二人は疲れ切った表情です。

「これが小6レベル最終問題だが果たしてどうか・・・」

柳先生が二人の答案を採点します。

 

「よし二人とも全問正解」

「やったあ!」

と柳先生の言葉に喜ぶ二人。

 

いよいよ次のステップ中学数学へ進むと柳先生に宣言された二人。

 

そして柳先生が締めの一言。

「中3レベルまでクリアできれば東大数学は楽勝だ!」

次回はいよいよ中学数学による東大数学攻略術です!

 

ドラゴン桜2の最新話67話や最新刊を無料で読む方法って?

以上がドラゴン桜2のネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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ドラゴン桜2の最新話67話の感想と考察

自分が子供を甘やかしているのではないか?そう感じて、

桜木のところにきて相談している、晃一郎のお母さん。

 

そんなお母さんに桜木は

現在の教育制度の変遷を歴史的観点から分かりやすく

論理的にお母さんに伝えていきます

 

古くから当たり前のように存在するものを一般論的に正しいと見なさない

誰かが勝手にその時の気分で決めたルールかもしれないのに・・・

「伝統と書いてゴミと読む」

桜木の言葉にハッとさせられましたね。

 

ルールは時代に合わせてどんどん変えていく。

新しい時代では「とにかく褒める」。

甘やかしなどの批判は気にしない。

と今回も桜木はビシッと言ってくれるのでスカッとしますね。

 

そして合宿中の二人はいよいよ小学生の算数が終了。

次回からいよいよ中学数学です。

“数学の鬼”と呼ばれた柳先生が二人にどんな教えを授けるのか?

次回も楽しみですね!

 

まとめ

ここまでドラゴン桜2の最新話67話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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