こちらの記事では(2019年9月14日)に発売された
みなみけの最新話『373話』のネタバレや感想、考察を
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みなみけの最新話『373話』のネタバレ
買ってきたものは…？
ハルカ
「ただいま――」
買い物から帰ってきた様子のハルカ。
そんなハルカをカナが出迎えます。
カナ
「おかえりハルカ――」
「何その袋」
そして興味はハルカが手にしていた袋に。
それを聞かれたハルカは、
「え、あ――」と、どうにも歯切れの悪い反応。
ハルカ
(どうしよう)
(自分の小遣いで買ったケーキだけど‥‥)
ハルカはそれを見せたらあげないといけなくなると思い、
カナに見せたくなかったのでした。
そして「なんでもないの」と言い、台所に向かうハルカ。
そんなハルカの隙をついて、
カナは袋の中身を確認してしまったのでした。
カナ
(ケーキか‥‥)
するとそこに、「ただいま―――」とチアキも帰ってきます。
カナ
「おおチアキ、何持ってんの？」
チアキ
「これは‥‥」
説明しようとするチアキですが、ハッと気づきます。
チアキ
(明日の友達の誕生会のクラッカー)
(カナに行ったら勝手に使って遊ぶかも…)
そう思ったチアキは、
説明をやめ「なんでもない」と言い、本を読み始めたのでした。
カナ
(パーティーグッズか)
カナはハルカの時と同様、こっそり中身をチェックします。
今日は何の日？
カナ
「今日って何かの記念日か!?」
「まったく心当たりがないぞ」
ケーキとパーティーグッズ。
それが揃っていたため、カナはそう思ったのでした。
カナ
「思い切って聞いてみるか」
そう考えたカナは、まずチアキにこう切り出します。
カナ
「今日ってなんの日か知ってる？」
何の記念日であるかわからずにカナも聞いてきた以上、
もちろん全く心当たりのないチアキ。
「あ、うん」と誤魔化し…。
「ハルカ姉さま」と、ハルカに泣きついたのでした。
チアキ
「今日はカナの何かの記念日のようです」
ハルカにそう聞くチアキ。
もちろん、何の日でもない以上、
ハルカも何の事だかわかりません。
チアキ
「今日はなんの日かと聞かれたら」
「今日は何かの日なのです」
そんなハルカに対し、チアキはそう言ったのでした。
パーティー始まる
『パンッ』
クラッカーが破裂する音が響き…。
チアキ&ハルカ
「おめでとう」
パーティーが始まったのでした。
カナ
「……」
一人ポカンとするカナ。
チアキ
「いやあめでたいな、なあカナ」
そんなカナにそう言うチアキ。
チアキ
「ハルカ姉さま、このめでたい日に一言」
そして今度はハルカに話を振ってきたのでした。
突然振られたハルカは「えーと」「えーと……」と、
困ってしまいます。
ですが…。
ハルカ
「暑さ寒さも彼岸までと申しますが」
「朝夕はめっきりしのぎやすくなりましたね」
「コスモスが風に揺れ」
「田んぼには金色の波」
「いかがお過ごしでしょうか？」
手紙の前置きの様な、もしくは校長の朝礼のような、
話をし始めるハルカ。
そして…。
ハルカ
「本当におめでとう」
唐突にそう切り返したのでした。
『何が!?』と心でつっこむカナ。
チアキ
「ありがとうございます」
ハルカ
「急に一言とか言うからびっくりしちゃった」
「もうびっくりしちゃった」
そんなカナをお構いなしに、
祝辞を終えたハルカを労うチアキ。
そんな中でもカナの頭の中には『何がめでたいんだ……!?』と、
疑問がうずまく一方。
『じ――っ』っとカナを凝視するチアキ。
その事でハッとしたカナは、『とにかく何かがめでたいんだから』と、
一人だけキョトンとしない様努めるのでした。
実は今回は373(みなみ)話！
カナ
「いや――その‥‥」
「めでたいね」
「かなり！」
話を合わせるようにそう言い出すカナ。
その言葉に「エッ!?」とビックリするチアキ。
チアキ
「カナはこのめでたい日をどのようにお考えですか？」
「詳しく」
そしてそう聞いて来たのでした。
カナ
(こっこいつ‥‥)
(私が何の日か知らないのをわかってて)
(イジワルをしているのか!?)
そう思ったカナは、
チアキに同じ質問を返します。
言い合いを始める2人。
そんな二人を諌めるハルカ。
ハルカ
「ケンカするくらいなら」
「黙って祝いなさい！」
そして…。
ハルカ
「ケーキ食べましょう」
「めでたいから」
カナ
「あ、ハイ、おめでとう」
チアキ
「おめでとうございます」
3人は一体なんの日かわからないまま、
お祝いを続けたのでした。
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以上がみなみけの最新話『373話』のネタバレでした！
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みなみけの最新話『373話』の感想と考察
今回はかなりいい感じの勘違いコメディでしたね！
カナが「今日は何かの日である」と思いこみ、
それを口にしてしまったことで、
「何かの日である」という共通認識に。
そして特にそれをチアキが強く信じ、
他の2人に「何かの日であるから」と強く主張。
誰一人として「何の日」かわからないまま、
パーティーが進んで行くという、
お話のギミックとしてすごいなと思わされた回でした！
そして、作中では何の日かわからないままパーティーは進みましたが、
実際は373(みなみ)回のお祝いだったということ！
そこも含めて今回は秀逸でしたね！
みなみ回おめでとうございました！
さて、次回はどんな南家3姉妹の日常を見せてくれるのでしょうか？
次号は9月30日発売のヤンマガに掲載との事。
過度な期待をせず、次回が楽しみですね！
まとめ
ここまでみなみけの最新話『373話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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