こちらの記事では2019年08月03日に発売された
ひとりずもうの最新話10話のネタバレや感想、考察を
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ひとりずもうの最新話10話のネタバレ
“普通”の男子でいいんだけど・・・
友人が男子を紹介してくれるというので、
期待すまいとは思ってもやはりワクワクのももこ。
あれこれ想像の顔を思い浮かべて、
授業は上の空です。
（どんな男子を紹介してくれるのかな？フツーな感じでいいけど、ちょっとカッコイイ子がいいな・・・）
そして、ももこの前にバサッと広げられた数枚の写真。
「どう？」
友人が紹介してくれるという、
件の男子が写った写真を持ってきたのでした。
「・・・・・」
無言でみつめているももこに、
友人は屈託ない調子で言います。
「どう？みんないい奴だよ」
固まっているももこに横にいた別の友人が
フォローの言葉を。
「ももちゃん、別にお見合いじゃないんだからさ、軽いノリで会ってみれば？」
あまり気が進まないももこは
何か言わなければ、と焦りながらこう答えます。
「うーん・・なんかねぇ・・もうちょっとこう・・あの、普通な感じの・・」
友人はきょとんとして写真をひらめかせつつ、
「フツーじゃん。この松田なんてフツーの男だよ」
別の友人も写真を眺めつつ、紹介者の友人を助太刀。
「山田も岡村もフツーだよ」
“普通”の定義に行き違いがある3人、
ももこは言いにくそうに続けます。
「や・・あの、なんていうか」
「やっぱフツーよりちょっとだけいい方がいいっていうか」
「そんな贅沢な感じじゃなくていいんだけど」
普通より“ちょっといい男子”って？
友人は乗り気でないももこにそれ以上押さず、
「じゃあさ、こいつは？ちょっといいよ」
「どれどれ」
「私も見せて」
別の切り札に気を取り直して、
その“ちょっといい男子”の写真を見るももこ。
「・・・・」
ボサボサ頭をちょっと悪そうな格好で決めた、
顔は別にとりたてていいところもない男子。
「・・・ちょっと、違うかなァ・・・」
えー、なんでいいじゃん！と友人は不思議がるも、
もう一人の友人にこの男子を紹介することに。
「じゃあ、これはヨッコに紹介しようかな」
「ぜひ紹介してっ！嬉しいー！」
ももちゃんにはまた今度紹介するね、と
話が片付いてほっとするももこでした。
裕次郎よりハンサムだったんだぜ？
廊下を歩きながら少し、
自分のあり方を考えこむももこ。
（わたしってノリ悪いかなァ、もっと軽く紹介してもらえばいいのかな・・・。でもそんな簡単に考えられない・・・。）
さっきの写真の男子たちを思い出しながら、
ホッとため息をつくももこ。
高望みするわけじゃないけれど、
あれじゃ夢がないよなァと思います。
（下手な夢見ない方がいいのかな・・現実ってあんなもんだろうか・・）
そして夜、家族団らんでテレビをみているももこ。
「あっ！右の男の子いいなー」
画面には爽やかな男子二人組が
肩を組んで海をバックに映っています。
「あたし、左のほうがいいなー」
姉が言うので、右も左もどっちも悪くないよね、と
ももこは我が意を得たりと盛り上がます。
「こんな感じの男の子なら、その辺にいそうなのにねぇ」
「うん、この程度ならいるんじゃないの」
キャッキャと色めく二人に母が口を挟みます。
「あんた達はバカだねっ！普通よりいいから、テレビに出てるんだよ、いるわけないじゃん」
でもたまにはいるかもしれないじゃん、と
反論する姉妹に更に母が冷静な一言。
「たまにいたって、あんた達なんか相手にされないでしょうね」
しーんと静まり返る二人を、父・ヒロシが大笑い。
そして得意げに煙草をふかしながら、
「オレなんかなァ、16、7の時すごいかっこよかったぜ、こう言っちゃあれだけど裕次郎よりハンサムだったな」
姉妹は氷のような視線で笑われたお返しを。
「じゃあ裕次郎みたいにスターになりゃよかったじゃん」
「そうだよ、そうすれば今頃私たちも、大金持ちのお嬢さんだったのにさ」
今度はしーんとヒロシが黙り込む番でした。
なんで先生は怒ってるんだっけ？
現実にあきらめがついてきたももこ。
たまちゃんと並んで登校する
初秋の風を感じる朝のこと、
たまちゃんがももこにバイトが決まったと報告を。
「週3日だけど、わたし本屋でバイトを始めるんだ」
いいねぇ、とももこは言いながら、
自分も何かいいバイトがないかなぁと興味を持ちます。
学校についてももこが友人と談笑していると、
ももちゃんちょっと来て、と
同じクラス委員の女子に呼ばれます。
先生が怒って以来ずっと学校に来ていない、
それでクラス委員たちで代表して謝りに行こうと思うとの話。
「だから、ももちゃんもそのつもりでね」
（めんどくさいなァ）
そう思いながらふとももこはあることに気づいて、
「ねぇ、何で先生は怒ってるんだっけ？」
そういえば、と他のメンバーも首をかしげて
何でだっけ、と理由が分からない様子・・・。
その日が終わって家に帰ると、
母がももこを待ちかねていました。
「えっ！家庭教師のバイト？」
あんたじゃどうかと思うんだけど
お客さんの頼みで・・・と心配がる母ですが、ももこはやる気満々です。
「お母さん、やりますって伝えて！今日からでも明日からでも構わないから！」
退屈な毎日が動き出しそうな、そんな予感。
ひとりずもうの最新話10話や最新刊を無料で読む方法って？
以上がひとりずもうのネタバレでした！
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
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ひとりずもうの最新話10話の感想と考察
ひとりずもうの最新話10話、
女子校の秋の巻でした。
先頃亡くなったさくら先生の、ティーンネイジャー時代を描いたエッセイ漫画連載。
今回はボーイフレンド紹介にまつわる、
「普通」の概念がポイントでした。
女子ならあるある、のやり取り満載、
そしてヒロシのうぬぼれと
冷静なお姉ちゃんとももこのツッコミが
クスッと笑えてしまいました。
さて、いよいよ憧れのアルバイトの話しが舞い込んできましたが、
どうなることでしょうか。
次回を楽しみに待ちましょう！
まとめ
ここまでひとりずもうの最新話10話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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