こちらの記事では(2019年9月3日)に発売された
ひとりずもうの最新話『11話』のネタバレや感想、考察を
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ひとりずもうの最新話『11話』のネタバレ
夢は何ですか?
前回、母が持ってきた家庭教師のバイトの話が
トントン拍子に決まったももこ。
新しいことに張り切るための秋と決めて
順風満帆な始まりをよそに、
未来について想いを馳せています。
漫画家になりたい、なぜそれを口にできないのかー。
事の発端は家庭教師一日目の家でのこと、
ももこが勉強を見てあげるのは小学生のあきちゃん。
「あきちゃん、お姉さんが来てくれたよ」
「こんにちは、はじめまして」
あきちゃんの母親に誘われて部屋に行き、
挨拶をするももこですがあきちゃんは返事をしません。
無礼に慌てる母親をとりなして二人にしてもらい、
早速先生としての話を始めます。
「宿題もうやった?」
あきちゃんはぶっきらぼうながらも、まだ、と返事を。
それじゃあ、やっちゃおうか、とニコニコして
あきちゃんの隣にももこが座るので、
あきちゃんも観念した様子。
しーん・・・
あきちゃんは一応言われた通り取り掛かりますが、
空気は相変わらず固く2人は無言です。
何とか会話の糸口を探すももこは、
壁にあるサッカー選手のポスターに目を留めました。
「あきちゃんはペレが好きなの?」
ペレのポスターが貼ってあるけど、と続けると
途端にぱあっとあきちゃんの顔が笑顔になりました。
「うん、ペレはすごいよ!オレもサッカー部入ってるんだ」
ようやくあきちゃんは好きなサッカーの話で
心を開いてきた様子と見てももこは、
一層心をつかむためにもう一押しします。
「じゃあ、将来サッカー選手になれるかもね」
「・・・多分無理だけど、できればなりたいなあ」
謙遜しつつも満更でもないあきちゃんは、
今度は逆にももこに問いかけました。
「おねえさんは何になりたい?」
まっすぐなあきちゃんの質問に胸を突かれますが、
まだ考え中なの、と誤魔化してしまうももこ。
(あきちゃんはサッカー選手になりたいって教えてくれたのに、
何で私は漫画家になりたいって言えないんだろう・・・)
ももこの胸中はわからないあきちゃんは、
決まったら教えてね、と無邪気に言うのでした。
父・ヒロシの夢とは
その夜、家に帰ってからもあきちゃんと語った
夢の話がまだ頭に残っているももこは、
家族団らんの席でも話してみることにしました。
まずは父・ヒロシから聞いてみます。
「あのさあ、お父さんて昔は夢あった?」
晩酌でほろ酔いのヒロシは藪から棒なこの質問に
多少戸惑いながらも記憶を探っているよう。
「ゆめ・・・あったようななかったような・・・」
何かあったような気もするなァと言いながら、
なぜか母にSOSを求めるヒロシ。
「なあ母さん、オレの夢ってなんだっけ?」
「確か船乗りになりたかったんじゃない?」
ももこはヒロシの夢のことよりまずは、
母が当人の父も覚えていない彼の夢を覚えていることに感心。
ヒロシもそれに感心して、頭いいなあとのんきに褒めますが、
母は逆に自分の夢をきれいに忘れているヒロシに苦笑します。
しかし結局、夢を叶えられなかった現在に
両親とも特に落胆はしておらず、
八百屋の現在を受け入れていることの方が
ももこが気にかかったことでした。
「そもそもお父さんって夢を叶えるために、何か努力したの?」
「いや、何にもしてねえよ」
なぜか威張っていうヒロシ。
夢は夢で終わらせる男さ、とよくわからない
キザな締め方をする父・ヒロシには構わずに、
ももこの胸中にはこんな想いが去来していました。
(私の夢も夢のままで終わっちゃうのかなあ・・・。
なんせヒロシの娘だし・・・)
来年もお父さんのカブトムシを
そして翌日の学校。
なぜかわからないが怒って教室に来ない、
担任の先生に謝る件で友人とももこは話しています。
「あー気が重いなあ」
「それじゃ謝りに行こうか・・・」
気乗りしない友人の様子を見てだめもとで、
最後のストップをかけるももこ。
「ねえ、このままでよくない?みんなにも聞いたけど
誰一人先生が怒ってる理由なんて覚えてないよ」
イヤそうなのに是が非でも謝りに行くことを
なおも主張する友人たちに根負けし、
結局ももこもしぶしぶ出向くことになりました。
そして職員室で雁首を揃えて、小さな声で謝る一同。
「すみませんでした・・・」
「すみません・・・」
謝られた担任は今度は来るのが遅いことに怒りますが、
とにかくしおらしさに徹したももこたちのおかげで
何とかHRに出てくれることになりました。
その日の帰り道、友人がももこをねぎらって
パフェをおごるというので、2人は喫茶店へ。
そこで家庭教師のバイト料で何を買うかの話になり、
生きもの好きなももこの経緯から
友人がちょうど弟がとってきたカブトムシの幼虫を
わけてもらうことになりました。
カブトムシはももこにとって特別なもの、
毎年夏になると父・ヒロシが買ってくれるものです。
しかしもらって帰ると虫嫌いの姉が嫌がり、
部屋におけずに店先に置くことに。
10匹もいるのを見てヒロシは、
来年はじゃあ買わなくていいか、と言いますが
ももこはこういうのでした。
「・・・やだ、お父さんのカブトムシ、来年も欲しいよ」
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以上がひとりずもうの最新話『11話』のネタバレでした!
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ひとりずもうの最新話『11話』の感想と考察
ひとりずもうの最新話11話は、深まる秋の巻でした。
夢は何ですか?という青春らしいテーマで始まったものの、
さすがのヒロシがうまいこと笑いを入れてくれて、
こちらまで悩んでしまうのを回避してくれました。
また、ヒロシは夢は諦めたというか忘れたものの、
カブトムシの件でしっかり愛情豊かな父親としてやっており、
別の形での幸せもあるんだな、と感慨深かったですね。
次回、夢の件をあきちゃんに打ち明けるのか、
ちょっと気になりますからお見逃しなく!
まとめ
ここまでひとりずもうの最新話『11話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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