こちらの記事では(2019年9月13日)に発売された
アラタプライマルの最新話『29話』のネタバレや感想、考察を
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アラタプライマルの最新話『29話』のネタバレ
差し伸べた手・・・
「ぐ・・・」
新太は痛みに声を上げました。
原始人の集団に襲われた新太たち・・・。
そんな中、新太を攻撃しようとした
1人の原始人が崖から落ちてしまったのです。
咄嗟に手を差し出し、原始人を助けた新太。
今、左手で原始人の腕を掴み、
右手は棘の植物を握って体を支えているのでした。
その様子を見て、美空が声を上げます。
「オーラの色が変わった・・・!!」
「え?」
美空の言葉に大和は疑問を抱きます。
しかし、今はそんな場合ではありませんでした。
新太1人では、落ちそうな巨体を支えるのが
難しくなっているのです。
そんな中・・・。
新太を襲おうとした原始人が、
今にも落ちそうな状況にも関わらず
右手の武器を振り上げました。
次の瞬間・・・。
その武器を放り投げ、新太の腕を両手で掴んだのです。
「手伝おうっ!!」
そう言って美空が新太の下へと走りだします。
「お・・・おう!」
それに続く大和。
周囲の原始人たちも手伝い、
落ちそうになっていた男は引っ張り上げられました。
変化
崖の上で、新太たちは
原始人の集団に取り囲まれています。
しかし・・・新太たちに背を向け、
その集団は散って行くのでした・・・。
それどころか、新太に頭を下げて去って行く者までいました。
「た・・・助かったのか・・・」
大和はその状況を見て呟きます。
「多分新太君が助けたから・・・
敵じゃないって分かってくれたんだと思う・・・」
そう話す美空。
「オレたちを殺す気満々だったのに・・・よく助けたな」
乾は新太に尋ねました。
原始人を助けた新太を、
美空や大和、乾がすぐに助けなかった理由はこれでした。
自分を殺そうとした相手を、新太は助けたのです。
「反射的にっていうか・・・気付いたら掴んでた」
新太は助けた理由をそう語ります。
「本能的な行動だったからこそ、
心が通じたってことなのか・・・」
大和は原始人の気持ちになって解釈していました。
とにかく、新太たちは絶体絶命な状況を乗り越えたのでした。
「よし・・・じゃあオレらも行こう!!」
そう意気込む新太。
「切り替え早ぇな!」
乾は新太の言葉に突っ込まずにはいられませんでした。
進む新太と乾を追う大和と美空・・・。
「美空も・・・よくすぐに動いたよな」
新太と原始人を助けるため、
1番最初に動いた美空に大和が尋ねます。
「え?あ・・・私も咄嗟に・・・」
明らかに動揺しながら話す美空。
その様子を不思議そうに大和は見つめました。
仲間
ある程度進んだ4人は、
火を焚いて休息を取っていました。
「美空・・・」
大和が美空に話しかけます。
「新太が原始人を助けた時・・・
オーラの色がどうとか言ってなかったか・・・?」
大和は気になっていたことを尋ねたのです。
「え?」
美空はその問いに驚いて声を上げました。
しばらく黙り込んだ美空は・・・
決意を固めて話し始めます。
「実は私・・・生まれつきの体質で見えるんです・・・
そういうのが・・・」
「・・・初めて聞くよな・・・
なんで今まで言わなかったんだ・・・?」
その答えに、気まずそうに尋ねる大和。
「それは・・・この体質にいい思い出なくて・・・」
人の感情をオーラで読み取れることで、
気味悪がられ、嫌がられ、差別されてきた美空・・・。
それが理由で、体質を隠していたのでした。
「そういえば出会った時、言ってたよね!
オレに〝優しい色〟って!!」
初めて会った時のことを思い出した新太が声を上げます。
その時美空は、新太を煙たがる周囲に反して
新太の優しさを見抜いていたのです。
「嬉しかったんだあの時・・・言ってくれたんだ、
仲間とか友達とかいつかできると思うって!!」
新太は嬉しそうに話しました。
「ってことは、美空の言う通りになったってことか」
大和が続いて話します。
「こんな形だけど・・・新太に仲間ができたもんな」
乾もそう話しました。
2人の言葉に・・・下を向いて美空は顔を上げます。
「凄いじゃん美空の能力!!
オレの体質は迷惑しかかけないけど、
美空のは役に立つよ!!」
新太は同じ特殊な体質を持った美空に、
親近感を覚えたのでした。
目的地への招待
「あの場所を越えた・・・」
そう呟くミクル。
ミクルは、新太たちが原始人の集団を逃れた、と
報告を受けたのでした。
原始人の圧倒的な身体能力をミクルは理解しています。
「新太が物理的に勝てるわけがない・・・
ならば・・・原始人たちが自ら通した・・」
ミクルはそう分析したのでした。
ミクルは新太が力ではなく、
心で原始人たちに受け入れられたことを見抜いているのです。
「ずいぶん成長したね新太・・・
会ってみても面白いかもしれない」
ミクルは呟きました。
「トゥバ・カ、ヨンデル」
突然、新たな原始人が新太たちの前に現われました。
「!!?」
休息中の新太たちは驚いて顔を上げます。
その様子に構わず話ける原始人。
「ツレテイク・・・コイ」
「どうする新太!?」
突然現われ、トゥバ・カに連れて行くと話す原始人。
困惑する乾は新太に尋ねたのです。
その様子を見た美空は・・・。
「色は・・・大丈夫・・・全く敵意はないよ・・・」
オーラを読み取ったのです。
新太たちは現代に戻るヒントを得るため、
トゥバ・カを目指していました。
「ついて行こう」
乾はそう結論を出しました。
美空の体質のよって・・・
これは罠ではないと判断したのです。
トゥバ・カ
原始人の後に続き、森の中を進む4人・・・。
「あれって・・・手順に書いてあった巨人の手じゃ・・・」
美空が声を上げました。
新太の母親が残したメモに、
トゥバ・カへの道筋が記されていました。
『クジラ山→首吊りの湖→巨人の手→未知の文明』
そのメモにある巨人の手を通る新太たち・・。
これで罠ではないことを確信するのでした。
「見て・・・あれかな・・・トゥバ・カ!!」
開けた場所に出た新太が声を上げます。
その見据える先にあるのは・・・
とてつもなく大きな樹でした。
「本当に人類を救う希望ってのがあるんだろうな・・・」
期待した表情で話す乾。
目的地が見えたことで、
湧いてきたのは期待感・・・そして不安でした。
「終わったら私たち・・・元の時代に戻れるのかな・・・」
美空が下を向いて呟きます。
大和と乾も同じ表情を浮かべ、黙ってしまいました。
「大丈夫だよ!」
3人の不安を否定するため、声を上げた新太。
「助け合ってやれるところをやろう!!
何とかなる・・・いや、絶対何とかできる!!絶対戻る!!」
新太は笑顔で言い切りました。
「だな」
新太の言葉に、大和は顔を上げて頷きます。
美空と乾も、それに答えました。
「ツイタ」
先導する原始人が口を開きました。
丘を走り抜ける新太たち・・・。
「ここが・・・トゥバ・カ・・・・!!」
新太たちの目の前に広がる景色とは・・・!?
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アラタプライマルの最新話『29話』の感想と考察
自分を殺そうとした
原始人を助けた新太の行動によって、
何とかピンチを逃れましたね。
ここで明らかになったのが美空の能力でした。
今までに伏線が張られていたにも関わらず、
全く気が付きませんでした・・・。
人の感情が読み取れるというのは、
長短ともにある能力ですね。
ヒロインという役割を分かっていましたが、
さらに重要性が増したように思います。
次に登場するミクルも、
何かの能力を持っていそうです・・・。
次回は、遂にトゥバ・カの秘密が
明らかになるのでしょうか・・・!?
楽しみに待ちましょう!!
まとめ
ここまでアラタプライマルの最新話『29話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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