こちらの記事では2019年08月22日に発売された
鬼灯の冷徹の最新話『263話』のネタバレや感想、考察を
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鬼灯の冷徹の最新話『263話』のネタバレ
禊萩の交際を喜ぶ漢
紳士猫・漢は、同じ宋帝庁に努める禊萩（みそはぎ）を眺めていました。
自身モブ顔と自覚している禊萩は、
とてもシンプルなうすい顔。
漢は、禊萩を色気がまるで足りないと思って見ていたのです。
「この俺のようにセクシィの権化であれば、世の婦人を引き寄せるなど息をするのと同じこと」
そう思う漢。
実際、漢はスリムで俊敏そうなの体と、
顔も柄とはいえゴルゴ13のような太い眉毛を持ち、
セクシィな雰囲気を持っています。
「だからモテないのだな」と思わず漢は口に出していました。
すかさず、禊萩は
「いきなりひどく失礼だな?!」
と怒りをあらわにします。
自由恋愛のこの時代、番が居なくて虚しくはないかと漢が訊ねます。
「お前それ今ネットで言ってみ」
と真顔で禊萩は返しました。
気に障ったなら謝ると素直に言う漢に、禊萩は漢の勘違いを正します。
「俺一応付き合ってる女性いるからな」
それを聞いた漢は、一瞬の沈黙の後、
きゅうりを見た猫のように空高く舞い上がって驚きます。
漢は興奮しながら本当かと何度も確認しました。
事実だと知ると
「嬉しい!!!!俺は!!心の底から!!本当に嬉しい!!祝う!!!!」
そう言いつつ、腰をくねらせ踊っているかのような漢。
禊萩はその様子を複雑に眺めながら
「形はともかく純粋に思ってくれてはいるんだな」
と漢の想いを受け止めていました。
祝いの品の相談
閻魔庁に出向いた漢は、
禊萩にお祝いとして何かプレゼントをしたいので、
何が良いかと鬼灯に相談します。
周りにはいつもの桃太郎ブラザーズとお香もそろっています。
柿助は「彼女が居るって理由で盛大に祝われん自体が嫌だ……」
といきなり苦言を呈します。
恥ずかしいからと答える柿助に、漢はモテる=優秀だろうと指摘します。
「高みから見る景色のなんと美しいことか」
もっと堂々としろという漢の姿は、
魔王のように堂々としすぎていて、
桃太郎ブラザーズは委縮してしまいました。
「そうだもう一つ」と漢。
結婚式に白を着て行ってはいけないことを、
鬼灯に確認しました。
既に彼の頭の中では、禊萩は結婚することになっているようです。
おかしな方向にいきそうになるのを、
お香が止めてくれました。
「衆合地獄の鬼女の作るフラワーアレンジメントでよければ一つ差し上げるわ」
では頼むと漢はお願いします。
ただ、漢はまだ結婚式にこだわっていました。
余興か司会かスピーチがしたかったと言う彼に、
どれも任せられないと鬼灯はすかさずツッコミます。
漢はとにかくイベントがしたかったのでした。
ルリオがまじめな話をし始めます。
実際に十王補佐官の結婚式となれば、全員参加となるでしょう。
そうすると丸一日裁判は行えないのかと。
肯定する鬼灯は、別の案も提案します。
「朝～昼で式に参加して、昼～夜で全員礼服のまま仕事へ戻るかです」
「亡者、意味不明だろうな」とルリオ。
そんな会話が続く中、フラワーアレンジメントが届きました。
弟切乾と申します
「お待たせしました。」と和服の美女が運んできたのです。
「ありがとう。華やかな衆合レディ。禊萩も喜ぶ。」
漢のその言葉を聞いて、美女は訊ねました。
「もしかして貴方宋帝庁の『猫の漢さん』?」
何故自分のことを知っているのかと不思議に思う漢。
ラジオ番組を持つ彼は、リスナーの一人かと訊き返します。
その様子を見ていた鬼灯は
「言って良いのか…いや、良いのか。」
と少々ためらいながら漢に言いました。
「彼女です」
すぐにはピンとこない様子の漢に、鬼灯は丁寧に教えます。
「彼女が禊萩さんのお相手です。」
最近、彼女は衆合地獄へ採用されて、
フラワーアレンジメント作りをしていたのです。
「弟切乾と申します」
ニッコリと笑みを浮かべ、美女が漢たちに自己紹介しました。
漢は
「プレゼントどころではない!!祭りだ!!」
と形相を変えて色めき立ちます。
そんな彼に、ルリオが冷静に言います。
「それ以前に本当に結婚したら禊萩さんは同僚が義父になるってことか?」と。
鬼灯も言います。
「はい。私はどの立場でスピーチをしたものか。」
二人の間には、人間関係地獄絵図が描かれているのでした……。
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以上が鬼灯の冷徹の最新話『263話』のネタバレでした！
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鬼灯の冷徹の最新話『263話』の感想と考察
今回は、クールビューティー、猫の漢さんのターンでした。
同僚想いの彼は、禊萩の行く末を男として心配しています。
かなり余計なお世話ながら、真摯な想いは伝わっているようで、
漢の独りよがりな行動にも、みんな優しいな～という印象です。
先走って結婚式まで想像しているのは、
単にイベントがしたかっただけのようですが、
それでも楽しそうで何より。
ルリオが真面目に指摘していましたが、
実際に結婚式となると、
地獄中でお祝いになるので仕事の事は考えておく必要がありそうです。
ある意味前もって気が付いておいて良かった気がします。
今回面白かったのは、当たり前と言えば当たり前なのですが、
『猫』の漢さんが、
いかにも猫らしい行動の数々を見せてくれています。
昨年あたりに結構話題になった
『きゅうりにびっくりする猫』の動画よろしく、
思い切り飛び跳ねていました。
ところで、猫を驚かせすぎるのは健康上ご法度です。
きゅうり=ヘビ=恐ろしい動物ということを本能的に感じているようです。
動物学者曰く、
飛び跳ねる高さからも大きなストレスになっていることが考えられるので、
面白がってやらないようにしましょう。
飼い主との信頼関係崩壊にもつながりますので。
閑話休題。
禊萩のお相手、弟切さんと顔合わせできた漢さんの様子もなかなかでした。
なんだかんだ言っても漢さん同様、
早く禊萩と弟切嬢が並ぶ図を見たいと
読者も思っている事でしょう。
……というより、
裁判一日お休みの地獄中でのお祝いが早く見たいです（笑）
まとめ
ここまで鬼灯の冷徹の最新話『263話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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