こちらの記事では(2019年9月13日)に発売された
てっぺんぐらりんの最新話『3話』のネタバレや感想、考察を
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てっぺんぐらりんの最新話『3話』のネタバレ
SNSアカウント乗っ取り
通称桜田門、警視庁。
今日は太郎が桃生に連れられて、
警視庁の中を歩いていました。
サイバー犯罪対策課が、
殺された香澄のSNSを乗っ取った
IPアドレスを調べている最中なのです。
太郎は挑発的に、
「天邪鬼の種は古来から”成りすまし”のプロだ。
「サイバーなんとか課」に暴けるかな?」
と言います。
桃生は、自分が所属する捜査一課初め、
優秀な人材がそろっていると返しますが、
太郎という”変人”に頼っているのもまた事実です…。
桃生がSNSアカウント乗っ取りのほかに
不審点がないか調べていると、
スマホの中の写真が、
一か月以内のものばかりであることに気が付きました。
被害者が、スマホを落としたか失くしたか…
それとも盗まれたか?
いずれにしても、
そこから住所を割り出されて、
言葉巧みに家にあがりこんだのだろう、と太郎。
彼は続けて「次の被害者が出る。」と。
瓜子姫の昔話では、
殿様のもとに嫁ぐ予定になっていた瓜子姫。
殺した姫に成りすました天邪鬼が、
殿様に輿入れしてしまうのです。
…次の被害者は『殿様』…。
そういえば、
香澄のSNSに頻繁にコメントしている男がいたことを
桃生は思い出しました。
男がUPした画像には、
自動車、ワイン、時計、等々が写されていましたが、
どれもいかにも高級な品ばかりで『殿様』じみています。
その男、RIKIYAを尋ねると案の定、
香澄と直接連絡を取っているというのです。
メール相手の本物の香澄はとうに亡くなっており、
犯人とのメールを彼がしていることを告げて、
桃生達は犯人にダミーの文面を送ってもらいます。
相手からは、
「明日、夜11時市原の高架下で」
そうすぐに返信がきました。
現れた天邪鬼
桃生がRIKIYAがSNSにUPしていたのと同じ服を借りて、
彼のふりをすることになりました。
己の父が殺されたことと香澄が殺されたことをダブらせて、
「絶対に捕まえる」
と気を張らせる桃生に太郎は、
「ピンチになったら敵にぶちまけろ」
と何かを渡してものかげに隠れていきました。
指定の時間、指定の場所には、
香澄のふりをした人物が後ろ向きに立っていました。
香澄から奪った大きな水玉のワンピースは特徴的で、
すぐにそれと分かります。
「香澄ちゃん、かな?」
と声をかける桃生。
声をかけられた人物は、ゆっくりと桃生の方に振り返ります…。
「ばあっ!」
と振り向いたその顔は、男のものでした。
眉は白く、額や口周りには深いしわが見えた、
恐らくは初老の男です。
「驚いた?ねえ驚いた?」
と男は楽し気に問いかけます。
もっと驚いてよと言いつつ、
彼は鎌を取り出して振り上げ桃生に襲い掛かりました!
が、桃生は素早くやり過ごして、銃を構えます。
「動くな!」
そういわれて、
「ちょっとふざけただけなのに~」
と男は諦めを装い、
しゃがんだ位置から蹴りを桃生に送ってきました。
はずみで銃を取り落としてしまった桃生…。
倒れ、鎌の裏側を顔に当てられて窮地に陥ります。
鬼が視えるトリガー
桃生は、心拍数がどんどん上がるのに
呼応するかのように、
自分を見下ろす犯人の相貌が
変わってくるのを見つめていました。
自分を押し倒した男は、
角が生え、人間よりもずっと歯の数が少なく、
それはどれも鋭い牙になっています。
まさに、鬼の形相でした。
(ああ、そうか。)
と桃生は冷静に考えていました。
(限界までの心拍数で“見えるのか”)
自分が鬼がいつでも見えるわけではない理由がやっとわかりました。
今まさに、鎌が振り下ろされようとした瞬間、
桃生は太郎から渡されていた何かを犯人にぶちまけます!
それは粉上のもので、男の顔に、体にまとわりついて、
男は苦しみだしました。
が、それでも男は右手で桃生の首を掴みかかります。
「いいぞ、いいぞ~」
と突然、太郎が物陰から現れました。
「その調子だ。もっと苦しめろ。」
まるで太郎自身が桃生の敵であるかのように、
犯人を挑発してきます。
「そのまま喉をかっ切れよ」
その言葉に、男が気をとられて桃生から視線を外した隙に、
桃生は自分の首を締めあげる男の手首を握り締めると、
もう片方の手の横腹で勢いよく男の首を強く打ち付けました。
取り押さえられた犯人を目にしながら太郎が言います。
「天邪鬼は命令されたことはできない。絶対に。」
先程から太郎が、
やたらに犯人に桃生を攻撃させようとしていたのは
“そのため”だったのです。
「ね、刑事さん。あの子の顔、必死で探したの?」
男が突然尋ねます。
「スマホのロックって暗証番号で解除できるけど、
顔認証ってすごく便利だね。」
瓜子姫の伝説。
バラバラにした瓜子姫の顔の面の皮をかぶって
彼女に成りすました天邪鬼…。
現代の天邪鬼が香澄の頭部を盗んだのは、
この顔認証突破の為だったのでした。
警察が駆け付け、物々しい雰囲気が漂う中、
桃生は先輩からお手柄だとほめられます。
桃生は、太郎に粉の正体を尋ねました。
「ただの蕎麦粉だ」
太郎がそれを渡したのも、瓜子姫の伝説から得た知識。
伝説では、天邪鬼が正体を暴かれたのち、
蕎麦畑を引きずり回して退治されたとありました。
恐らく蕎麦アレルギーだったのでしょう。
「奴らの特性はそれぞれ。弱点もそれぞれ。」
人間とは全く違った種族で、
近年は生き残るために人間に紛れて暮らしている彼ら。
それにしても、
ここ20年ほど急激に以上犯罪が増加しているのを
桃生は気にしています。
太郎も、同じ危惧を持っており、
恐らくは彼らを刺激する要因があるのだろうと考えていました。
「異常過ぎる犯罪を専門的に捜査する捜査班が必要だ」
と桃生。
昔話は子供に読み聞かせるためのホラ話でいい。
だから、
「俺は日本昔ばなしの犯罪と戦う!!」
そんな彼をみつめる太郎が一言、
「てっぺんぐらりん」
と口にしました。
言葉の意味が解らず、尋ねた桃生に太郎が教えます。
「めでたし、めでたしって意味さ。」
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以上がてっぺんぐらりんの最新話『3話』のネタバレでした!
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てっぺんぐらりんの最新話『3話』の感想と考察
ついに、犯人が姿を現しました!
昔ばなしと呼応させた犯人の所業に、
かなりぞっとします…。
なるほど、頭部が持ち去られていたのは、
”顔認証”のため。
指紋認証が普及したあとの犯罪モノでも、
時々『指を切断』して、指紋認証でロックを解除…、
という流れがありましたが、それと同じです。
その後に、生体でないと反応しない
認証方法がでてきたのもうなずけますね。
ただ実際の所、
顔認証も頭部をとるほどのこともなく、
突破されるという噂もあります。
“天邪鬼”は太郎が言う通り、
単に楽しいからやっているだけなのでしょう。
一応、この事件は解決しましたが、
日本昔ばなしはまだまだ沢山あります。
これを物語世界の現実とどう照らし合わせてくるのが、
今後も楽しみです。
今回の大きな成果は、
桃生が鬼を識別できるようになるのは、
彼の心拍するが限界まで
跳ね上がった時なのが判明したことです。
…という事は、桃生は今後も
危険にさらされるということになります。
ご愁傷さまというか、何というか…(苦笑)
しかし、彼は父の無念を晴らすという悲願を抱える身。
自ら危険に飛び込むに違いありません!
瓜子姫編、終了です!
まとめ
ここまでてっぺんぐらりんの最新話『3話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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