こちらの記事では(2019年8月26日)に発売された
依存症ってなんですか？の最新話『4話』のネタバレや感想、考察を
文字だけご紹介しております。
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依存症ってなんですか？の最新話『4話』のネタバレ
病気だから責めてはいけない
お酒をやめようとしている人に会ううちに、
少しずつ依存症のことがわかってきたけれど、
それと同時に疑問と後悔も浮かぶのです。
(私がお父さんにしてあげられることあったんじゃないの)
電車に乗りながらそんなことを考えていると、
ふと目に入ったのは自分の父と同じ年くらいの酔っぱらい。
周りの人も、酒くさい乗ってくるなよと苦情を言っている。
酔っぱらってだらしない姿を見てイラっとしてしまう菊池ですが、
この時間で泥酔なんて、あの人は依存症かもしれないし、
だとしたら、それは病気なのだから責めてはいけないのです。
(でも怖い…アレが家に入ってきたらどうしよう…。)
大丈夫アレはうちには来ないと思っても、
考えは反転、気持ちは乱高下、
心臓もバクバクなり不安で仕方がありません。
信田先生なら
そんな時に菊池が思い出すのは、臨床心理士の信田さよ子先生。
信田先生は、依存症・アダルトチルドレン・DV・児童虐待など
家族の問題に長年取り組まれています。
菊池は先生の本を読み漁ったり、
講演に行ったり…一度お会いした時に
当時苦しんでいたこと「私ってイネプラーなんですか？」と質問したら、
「あんたはそんなこと考えなくていいのよ」と先生のたった一言で
苦しみが去ったことを思い出しました。
(信田先生なら支離滅裂な事も聞いてくれるかな)
勢いで人生初めてのカウンセリングを予約しました。
ご相談内容を教えてくださいと言われ、とりあえず
ちょっと生きづらくなってしまってと答えました。
予約はしたけれど、
今さらながら自分の話は聞いてもらうに値するのだろうか…
ただの愚痴ではないだろうか、そもそもカウンセリングとは…など
また違う不安が菊池を襲います。
ケアしてもらう
当日、センターまでの道のりは現実感もなくなって、
ついてみるとクリニックみたいだけれど威圧感のない待合室。
そこで待つ人を悩みを言語化できる先輩たちと内心尊敬してみたり、
感情の断片がミックスサラダのように散らばって、
直前になっても自分が何を話し出すかわかりませんでした。
「菊池さん、こんにちは、どうぞ 今日はどんなことで？」
何を話そうと思いながら、父とのことをとらえなおしたくて
依存症のマンガを描いていて…話し出したら涙が出てきました。
依存症って…お酒がやめられないのは本人のせいではなくて、
病気だとわかった、父を責めてはいけなかった。
病気なら治療してあげなきゃいけなかったのに
無理解で正反対のことをしていた…
泥酔している人を見ると怖くて、
怒りもわいてくるなどと嘘みたいに言葉が出て、
自分の声を聞いたら、自分の思っていたことがわかった。
「病気と被害をわけて考えましょう、依存症のことを学ぶにしても」
「あなたはあなたでケアされなきゃいけないのよ」
辛さは人と比べられないから、これくらいみんなも同じ、
我慢できてるのはつらくないからだと思っていた。
先生と話したことで、自分はケアしてもらわなきゃいけないような
被害を受けていたのかと改めて感じました。
１時間話した帰り道は、なんだか軽く興奮していた。
立ち直るために宿題を出されたワケでもない、
マッサージみたいに、その場で癒してというものでもなさそうだ。
ただいろんなことに気づかされる、
これから何かを知ることができるかもしれない予感、
癒しだけではなく筋トレみたいな、
何かあっても倒れず立っていられる筋力がつくかもという期待。
そんな期待を込めてしばらくカウンセリングをつづけてみることに。
そして次回は、
ZIGGYの森重樹一さんにインタビューを申し込んでいる
と言われました。
日本では数少ないアルコール依存症を公表している有名人です。
一般の人より風当たりも強いだろうに…
森重さんは確かお子さんもいたはずなので、
お話をしっかり聞いてみようと思うのでした。
依存症ってなんですか？の最新話『4話』や最新刊を無料で読む方法って？
以上が依存症ってなんですか？の最新話『4話』のネタバレでした！
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。
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依存症ってなんですか？の最新話『4話』の感想と考察
菊池さんはたくさんの人たちの話を聞いているうちに
心が疲弊していたのかもしれません。
自分で選んで生まれたわけではない家に、依存症の父がいたから
と言って菊池さんが悪いのではないと思います。
たくさんの人が苦しんでいる病気なのに、
まだ人々の認識が足りないような気がします。
病気なのに意志が弱いと言われてしまうし、
治療してもなかなか良くならない。
菊池さんのように家族の人も苦しめてしまう。
カウンセリングのことを癒しだけではなく、筋トレ…何かあっても
倒れず立っていられる筋力がつくかもという期待とという言葉で表されていて、
そういうものだとしたらみんなが受けたらいいのではと思ってしまいました。
「病気」と「被害」はわけて考えなくてはいけないのですね。
つらさは人と比べられない…頭の痛さ一つとってもどのくらい痛いか
自分しかわかりません。
菊池さんの受けたカウンセリングを読むと、考えていることがきちんと
整理されるような気がします。
まとめ
ここまで依存症ってなんですか？の最新話『4話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、
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