こちらの記事では(2019年8月27日)に発売された
へんなものみっけ!の最新話『36話』のネタバレや感想、考察を
文字だけご紹介しております。
もし『文字だけではわかりにくので、絵付きで漫画を読んでみたい』
という場合は、
U-NEXTで今すぐ無料で読むことができますので、
ぜひ、チェックしてみてください。
へんなものみっけ!の最新話『36話』のネタバレ
サイエンスカフェ
平日休館の博物館職員にめずらしく、
日曜日のお休みなのに雨で残念な薄井君…。
久しぶりの代休なのにこの雨…
最悪の日曜日だとため息をついています。
大きな木の下に啄木堂と看板が出ていて、
小径を行った先になんかいい雰囲気のお店があります。
ドアを開けて入って行くと、
やけに誰かに似ている店員さんを見つけます。
いらっしゃいませと迎えてくれたのは、
立花先生と清棲先生!
何ですか、この今にも犯人探しが始まりそうな雰囲気…
薄井が言いますが、
サイエンスカフェが催されるのです。
主催者の森山さんから、
よかったら参加されませんかと誘いを受けて、
参加することに。
薄井はかなでの森博物館の薄井透と挨拶をすると、
隣の男性は黒船一星といいました。
第45回サイエンスカフェが始まり、
タイトルは「太古からの手紙」。
お話はかなでの森博物館名誉研究員で植物学者の立花先生です。
薄井は講演会みたいなものかなと思っています。
立花先生は、こちらをご覧くださいと、
クルミの化石を3種類出してきました。
クルミの謎解き
オニグルミ、ミキグルミ、
オオキバタグルミとラベルがあります。
これらは全てクルミの化石ですが、
左のオニグルミ以外は絶滅しています。
すると、大きくて頑丈な方が
生き残れなかったんですかという質問が出ます。
「小さい方が実をたくさんつけられるとか…?」
「うーん…でもそれだけじゃ…」
「同じ条件下なら弱くて小さな実を
たくさんより強くて大きな実がいい気がするなぁ」
「あ…このオニグルミの食痕はネズミですね。」
こういう会ですからと黒船。
聞き返す薄井に
「サイエンスカフェは一般の人が科学に興味を持って
話題に参加するための会と説明します。
皆こういう会話を楽しみに来てるから、
薄井君もばんばん言っちゃってと清棲先生。
立花先生が、みなさんのお気づきの、
このネズミの食痕が絶滅したと考えられます。
すると食べられた方が残るのという疑問にみんな悩み始めます。
そこで薄井が、ネズミが食べたフンから芽が出て広がるとかでは、
確か鳥でそういうことが…と発言すると、
ネズミは種子をかみ砕いちゃうから芽は出ないよ…
鳥は実を丸のみして種はフンに出るからねと指摘を受けます。
皆がうーんと悩んでいるとき、黒船が貯食ではないですか?と。
ネズミが貯食した種子のうち食べ残されたものが春に芽を出します。
小さくて軽いクルミは運ばれやすく広く分散、分布できますが、
大きく重いクルミは運ばれず分布が限られ、
気候が寒冷化した時に温暖な地域に移動・分布できなかった。
立花先生から正解です、
皆さんよく正解にたどり着きましたねと褒められます。
薄井はみんなで答えを導き出すのって楽しいかもと思い始めています。
太古に思いをはせる
立花「このように化石からは様々な情報が読み取れますーでは…」
と言って箱を開け始めます。
「本日のテーマ、太古からの手紙ですが…手紙には様々なメッセージが
書いてありますが、この箱の中の化石にも、
6000万年前の地球からのメッセージが書いてあります。
どうぞじっくり見て触って、この化石から読み取れる
太古の地球の姿を想像してみてください。」
箱の中には、化石と岩手県北東部久慈産と書いた紙が入っています。
まずはみんな箱の中をじっと覗き込みます。
この葉っぱが多いと指すと、それはメタセコイアで、
葉が枝に対して正確に対になっていると教えてくれる人がいます。
こっちは葉が交互についてますよといえば、
またほかの人がそれはヌマスギ、
両方とも湿地に生える木だとみどりが答えます。
じゃあこの種類は、今も生き残っているし、
確か枝ごと落葉するのね。
枝ごと落ちた後、葉がばらけるってことですねと薄井。
この木がたくさん生えている森だったんでしょうねーと薄井が言うと、
化石を見ながら黒船は、でも普通の森では腐食が進むので、
こんなにきれいには残らないと言います。
すると、寒くて虫とかいなくて
野ざらしのやつが埋まったとかと薄井。
黒船は、それなら葉が枝から取れょてそうですし、
湿地の木だし水中に落葉して
すぐに泥に埋まってしまったんじゃないでしょうかと反論します。
でも水なら流れてしまうんじゃ…!?という薄井に、
何かに気づいた黒船は、
この化石…砂より細かい粒子でできてますよ。
さわるとさらさらした粉がつきます。
つまりこんな細かい粒子が沈殿できるような…
流れのない沼地のような場所にある、
メタセコイアとヌマスギの多い
湿地林だったのではないでしょうかと推測されました。
立花先生は、皆さん素晴らしい洞察力です。
想像してみてください、
6000万年前この化石のできた場所をー。
湿原の清らかな水面に映る木々、
落葉が波紋を広げ水底に沈む葉は、
やがて泥に埋まり朽ちるのを忘れ、
6000万年後に、皆さんの前に現れたのです。
皆はまるで、テーブルの上にあたかも大きな木が立っているように
嬉しそうに上を見つめています。
会は終了し、皆でおしゃべりをしています。
サイエンスと謎解き
前の会でやったウミヘビは
雨水を飲んでいるらしいと言う話も面白かった、
菌類のアリをゾンビにするキノコのはなしもよかったですね。
花に化けるカビ、狩をする菌なども興味深かったと、
それぞれ楽しそうに話をしています。
薄井はこんな会があったんですねと驚いているようです。
すると清棲先生はサイエンスカフェはもともとイギリスが
発祥なんだよと教えてくれます。
一般の市民が、科学の基礎知識や考え方を身につけて
生活に役立てたり、
豊かにしたりするのが目的だと言います。
日本でも最近はあちらこちらでやっているそうです。
かなで山市でも、森山さんが立ち上げて、
清棲先生や立花先生にも声をかけてくれました。
それに一般講演は研究者の業績評価にもなります。
そんな話をしている黒船が、
今日はありがとうございましたと挨拶に来ました。
薄井は自分も楽しかった、
興味があったら博物館にも来てくださいと伝えました。
森山さんは、黒船がお礼を言うなんてと驚いています。
黒船は森山がもう一つやっている理科教室の生徒で、
頭がよくて集中力バツグンなのに周りのことを気にしないので、
エジソンくんなんて呼ばれているんだけれど・・・。
さっきはホームズとワトソンの謎解きのようでかっこよかったと
森山さんは笑顔で言いました。
立花先生の淹れてくれた紅茶を飲みながら、
結果的にはなんだかよい日曜日だったなァと思う薄井でした。
へんなものみっけ!の最新話『36話』や最新刊を無料で読む方法って?
以上がへんなものみっけ!の最新話『36話』のネタバレでした!
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。
そこでおすすめなのがU-NEXTです。
・31日間、無料で使用可能
・登録後すぐに600円分のポイントがもらえる
・31日以内に解約すれば料金はタダ
36話を無料ですぐに読みたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。
へんなものみっけ!の最新話『36話』の感想と考察
とても雰囲気のあるカフェだけでも入ってみたいなと思ってしまうのに、
中でサイエンスカフェが催されていたなんて!
薄井君はすっかりはまってしまいましたね。
身近で貴重な化石が見られて、
それからどうしてそうなったのか推理する…
ミステリーのようでもあります。
もし理科の授業がこんな感じで始まったのなら、
もっと楽しく勉強できたかもしれませんね。
黒船くんも薄井と一緒に考えることがとても楽しかったのだと思います。
薄井が思っていたように、皆で答えを導き出すことは楽しそうですね。
近くでこんなカフェが開かれているのか調べてみたくなりました。
黒船くんは博物館に来てくれるのでしょうか。
まとめ
ここまでへんなものみっけ!の最新話『36話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、
今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。
それよりも今はウイルスなどの心配もない
安全なU-NEXTの無料キャンペーンがありますので、
ぜひ活用してタダでへんなものみっけ!の最新話や最新刊を読んでみてください。