こちらの記事では(2019年8月24日)に発売された
麗の世界で有栖川の最新話『20話』のネタバレや感想、考察を
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麗の世界で有栖川の最新『20話』のネタバレ
海へ来た
「海どわぁぁぁぁ！！！」
スガワは目の前の海を見て叫びました。
スガワは本名、有栖川。
元の世界では女でしたが、この麗の世界では男になってしまった主人公です。
スガワの隣には刺刺舞の姿がありましす。
なぜスガワと刺刺舞が海に来たのか・・・？
話は2日程前に遡ります。
2日前 ｰ 刺刺舞の役割
「刺刺舞ーっ！磁正が某のご飯全部食べた！！」
そう言いながら刺刺舞に泣きついてきたのは千火丸。
「わかった。オレが奴に話をしよう」
刺刺舞は無表情で答えます。
すると・・・
「刺刺舞！！」
反対側から磁正が叫びながら走ってきます。
ちょうどいい、と磁正に話し始める刺刺舞。
「お前さ、千火丸の・・・・・」
その言葉を遮り、磁正が大声を上げました。
「４歳児が殴ったんですよ！！グーですよグー！！」
そのまま冰墨の悪口を言い続ける磁正。
「わかった。冰墨にはオレが話をしておく」
無表情ではあるものの、ため息をつきながら刺刺舞は言いました。
「オッサンいっつも赤ちゃん扱いするんだもの！！」
刺刺舞に攻められた冰墨は声を上げました。
オッサンとは磁正のことです。
さらに文句を続ける冰墨。
「男のスガワに激甘で女の冰墨にキビシイとか馬鹿！？」
「ある意味対等に接しているんじゃないのか？」
興奮する冰墨をなだめようとする刺刺舞。
そもそも麗という組織は女人禁制なのです。
「男装でもして男らしく黒組を名乗るのはどうだ？」
刺刺舞は冰墨に提案しますが・・・。
「そんなアホなことする奴いませんよーだ！」
冰墨はそう言って、刺刺舞の言うことを全く聞きませんでした。
女人禁制の〝麗〟という組織。
その中でも、黒という男が仕切るのが、スガワや刺刺舞たちが所属する黒組です。
なぜこの黒組に女の冰墨がいるのか？
それは冰墨が麗の『長』の孫娘だからです
一方、組をまとめるために奔走するのは刺刺舞。
刺刺舞の役割は、黒組の長である黒の進む方向を軌道修正ことなのです。
２日前 ｰ 金を作る
黒組のメンバーは、よく刺刺舞を頼ります。
その人柄は、男嫌いのスガワが心を許すほど・・・。
この日も、組員の１人が刺刺舞を訪ねていました。
「黒に伝えて欲しいんだが・・・」
男の頼みを聞き入れた刺刺舞は黒の部屋にいます。
「・・・と言う訳で黒組活動に必要な分配金の相談に参上した。」
組員の頼みとは、活動費の増額のお願いだったのです。
「前回の額では足りないという声が・・・聞いているのかな黒？」
黙り込む黒を見て、刺刺舞は少し威圧的に尋ねます。
「え？うんうん聞いてるぞ！！」
黒は焦って刺刺舞の問いに答えました。
黒の内心は・・・穏やかではありません・・・。
実は分配金を欲しかった珍しい毒蛇を買うため、全て使ってしまったのです。
過去にも、３度同じようなことがありました・・・。
その時の記憶を思い出す黒。
①恫喝
「貴様！誰にモノ言っとんじゃー！」
刺刺舞の前に・・・・これは失敗に終わります。
②泣き落とし
「散歩してたら落としちゃった」
泣きながら話す黒ですが・・・これも失敗。
③ギャグ逃げ
「お金なら食べた！」
これには刺刺舞は怒りの表情・・・つまり失敗です。
「刺刺舞・・・苦手だ！！」
黒は冷や汗をかいています。
そして・・・黒の出した結論は・・・。
④素直に謝る
「すまん！使っちゃって無い」
黒を睨む刺刺舞・・・ですが、
「よく正直に言ってくれたな」
笑顔で黒に話したのです。
「だが使い込みはダメ！今回はオレがなんとかしておこう」
そう言って部屋を出て行く刺刺舞。
「許されたけど・・・なんか悔しかった・・・」
これが黒の感想です。
黒の軌道修正どころか、本当に力を持っているのは刺刺舞のようです。
黒の部屋を出て、廊下を歩く刺刺舞。
「刺刺舞さん」
突然、刺刺舞を呼び止める声がしました。
声の主は、部屋に隠れて顔が見えません。
「先日の話考えて頂けました？ウチの組への勧誘の件・・・」
どうやら刺刺舞は、他の組から誘われているようです。
刺刺舞は・・・・何も答えることなく、その場を後にしました。
刺刺舞が去った後、２人の男が会話をしています。
「なかなか落ちねーわな、やっぱ」
「弱いとこついて落としてやるぜ・・・刺刺舞クン♥」
部屋へと戻った刺刺舞はお金を稼ぐ手段を考え始めます。
「オレが作った薬を売って金を作るしかない！・・・が」
薬を作るために必要な貝や海藻がほとんど残っていませんでした。
早速海へと向う準備を始める刺刺舞ですが、１つ問題がありましす。
「帰りは持ち帰るから人手がいるな・・・誰か・・・」
考え始める刺刺舞・・・。
磁正・・・冰墨・・・千火丸・・・どれもピンときません。
「やっぱりオレ１人で・・・」
刺刺舞が呟いて立ち上がった瞬間、大きな声がしたのです。
「オッス！！どうした神妙なカオして！？川で釣りして遊ぼうよ！」
声を上げながら現われたのはスガワでした。
刺刺舞はスガワを見て言います。
「川よりもいいとこ行かないか？」
海へ来た②
「モーレツに感動しているよ！！」
そう話すのはスガワ。
麗の世界の海は、南国のように透き通っています。
刺刺舞は貝を集めるように指示を出し、スガワは貝を集め始めます。
「大量じゃ♡」
スガワは貝を手に持って呟きました。
「何拾ってるいるの？」
・・・いつの間にか、スガワの隣に大男が並んでいましす。
一方、別の場所で材料を集める刺刺舞・・・
「ハァーイ♡」
刺刺舞の背後から突然声がします。
そこには女が立っていました。
女は刺刺舞に話しかけます。
「ちょっとお話よろしくて？坊や♡」
２人の前に現われたのは謎の人物。
その正体は・・・敵？
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以上が麗の世界で有栖川の最新話『20話』のネタバレでした！
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
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麗の世界で有栖川の最新話『20話』の感想と考察
いきなり、刺刺舞とスガワが海に来ているところから始まります。
なぜ海？という考えがよぎりましたが、それには理由がありました。
黒が組のお金を使い込み、刺刺舞がお金を稼ぐため、海に来ていたのです。
刺刺舞・・・大変ですね・・・。
そこに謎の男と女が現われました。
気になるシーンは、別の組が刺刺舞を引き抜こうと画策している所です。
最後に現われた２人は、その組が差し向けた刺客なのでしょうか？
次回は戦闘が始まるかもしれません！
まとめ
ここまで麗の世界で有栖川の最新話『20話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
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