こちらの記事では(2019年8月9日)に発売されたふらいんぐうぃっちの最新話『50話』のネタバレや感想、考察を
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ふらいんぐうぃっちの最新話『50話』のネタバレ
弘前ねぷた祭りの夜
真琴、那央、千夏、圭の4人は、
浴衣姿で楽しそうに出かけようとしています。
今日は青森県を、というより東北を代表する夏のお祭りの一つ、
弘前ねぷた祭りに出かけるのです。
夜のお祭りですが、まだ日が高い時間から、
街は祭りの準備でにぎわっています。
街道の軒先には、
小さな金魚ねぷたがズラリと吊り下げられています。
太陽が西に沈み、うっすらと星々が見える時間になると、
祭りの開始です!
今日は晴天に恵まれて、
津軽富士・岩城山もくっきりとその威容を現しています。
家々に灯りが灯り、街には提灯の列も見えます。
ついに祭りがスタートしました!
9メートルクラスのねぷたが、
4人の目の前を通り過ぎようとしています。
弘前ねぷたは大きな扇型に、
武者絵が描かれた雄々しくも静謐な印象の山車。
上部には人がのっています。
電線に引っかかりそうな時は、
扇型のうえの部分(ため)を少し折って、
やり過ごす仕掛けがされていました。
ねぷたの後ろ側には、送り絵と言われる美人画が描かれ、
前側との対比を印象付けています。
弘前ねぷたは、上品さを感じられるくらいのお囃子が特徴の一つ。
ですが、掛け声は太くよく伸びる掛け声もまた特徴の一つなのです。
千夏が、ある山車の人物に気が付きました。
「やぁーやぁーどぉー!!」
それにあわせて、引手たちも同じ声を出します。
真琴の姉の茜が、祭り好きらしく音頭を取っていました。
何基ものねぷたが通り過ぎていく頃、鹿角が到着します。
「先輩、着物たげキマってますね!」
圭は彼女の浴衣姿を素直にほめます。
他の面々も大人っぽい、着こなしていると口々に高く評価。
彼女は自分の容姿などあまり興味がないと言わんばかりに、
うちわで口元を押さえてクールにしています。
が、実は、内心はそんな評価がとても嬉しく、
鼻高々になっているのを隠していたのです。
同日の裏の世界の祭り
ポロンと音がして、
遅れていた友達から会場に着いたとの連絡が入りました。
それを機に、鹿角・真琴・千夏の三人は、別行動を申し出ます。
鹿角と真琴には、魔女の仕事が入っており、
千夏はその見学をすることになっていました。
圭たちと別れて、真琴たちは、
にぎやかな通りから裏道へと歩みを進めます。
遠目に、祭りの行列が見える、一つのドアの前で鹿角が立ち止まりました。
「一つ注意してほしいんだけど」
ここから先は、千夏が初めて見るものが多い。
驚きすぎてパニックにならないようにと念を押されます。
「はい!」
と素直に応じる千夏。
鹿角が扉を開けると、千夏がのぞき込みます。
そこには窓のない長い長い廊下……。
天井に灯りはあるが、まったく、先が見えません。
千夏はいきなり
「パニック!!」
と叫んでしまいました。
が、口とは裏腹に態度は落ち着いおり、鹿角の方を向いています。
この通路はあくまで仕事場へ行くためのものだと鹿角は云いました。
「ここから重並行域(じゅうへいこういき)ってところに行くの」
それは、他の世界と重なる領域の事を意味しています。
しばらく歩いて、出口の扉を開けると、
一見もとの場所と同じ所のように見えるのです。
が、良くみると先ほどは地面が舗装されていたのに、
今は土になり、草も生えています。
千夏が不思議がっていると、どこからともなく
カラン、カランと金属音がしてきました……。
「横とおりまーす」
角に鐘や飾り物を付けられた、
バッファローのような動物が通り過ぎて行きます。
「わーっなんだあれー」
千夏は大きな口を開けて驚きます。
見ると、大通りに抜けていったため、
彼女たちも後を付けてみました。
……大通りは、今や、異形の者たちであふれています。
鹿角いわく、人間界のお祭りに合わせて、
こちら側でもお祭りをするのだと云うのです。
空をみると、ちょうど通りの上には、ねぷたの行列の光が見えていました。
通りを移動すると、色々な動物が、
体に木や花をつけて練り歩いています。
これは”プランテル”と言われる動物の祭り。
彼らは体に植物を生えさせることが出来る特殊な動物で、
そのお披露目の祭りなのでした。
魅惑のお米との出逢い
「カヅノさん?」
一人の長いローブ姿に本物か否か、
頭部からは耳をのぞかせた人が声をかけてきました。
「そうです、マビヤさんですか?」
鹿角は返事をして、互いにあいさつします。
今日の目的は、マビヤからあるものを受け取るのです。
千夏は、マビヤと共に現れた大きな鹿のような動物を見上げています。
角の先までの高さは、優に2メートルを超しています。
「キレーなしかー!!」
マビヤは千夏の求めに応じて、その動物を触らせてくれました。
彼女は、この動物は鹿ではなくオオゲツヒメと言う種類と教えてくれます。
「んじゃカヅノさん、これ。」
マビヤが鹿角の両手に載るほどの大きさの
きんちゃく袋を差し出しました。
中はオオゲツヒメ米という貴重なお米が入っています。
これをもらうのが、今回の仕事だったのです。
この米はとても評判がよく、
一度食べると他の米が食べられない
と言われるほど美味な品です。
が、千夏は気が付きます。
「おんなじ名前?」
マビヤは応えます。
「この米はオオゲツヒメから排出される米」
排出……つまり、糞なのです……。
千夏はしばし沈黙の後、再度言ってしまいました。
「パニック!!」
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以上がふらいんぐうぃっちの最新話『50話』のネタバレでした!
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ふらいんぐうぃっちの最新話『50話』の感想と考察
今回は、弘前ねぶたという表の世界の祭りと、
裏の世界のプランテルの祭りの両方が幻想的に描かれた美しい回でした。
弘前ねぷたは青森の人形型と違い、扇型です。
跳人(はねと)はおらず、
山車であるねぷたを引き回すのが習わしです。
野太い『やーやーどー』の掛け声も、
力強いながら静かな印象を受けます。
見た目の迫力に反して、耳に静かな印象を表現したのか、
ねぷたの画面には効果音が描かれていません。
でも、ザワザワとした大人数の気配は、
そのままで、実に訪れてみたくなるページでした。
本日の魔女のお仕事は、裏の世界にお米を取りに行くこと。
行ってみると、ちょうど裏でもお祭りの最中でした。
というより、表に合わせて自分たちも楽しむぞ~という事なのでしょう。
表でも裏でも、皆さんお祭り好きですね。
体から植物を生えさせることができるプランテルたちはじめ、
いつにも増して幻想的でした。
千夏は見学ですが、見るものすべてが新鮮なようす。
いちいち「パニック!!」を口にしていますが、
態度は冷静そうで、そのギャップが笑えます。
物事の許容量が大きそうな千夏は、良い魔女になれそうです。
今回、主役のはずの真琴は見せ場なしでしたが、
お祭りの描写だけでも一見の価値ある回でした!
まとめ
ここまでふらいんぐうぃっちの最新話『50話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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