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逃亡者エリオの最新話『5話』のネタバレや感想、考察を
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逃亡者エリオの最新話『5話』のネタバレ
ララを狙う侵入者
ベッドに寝ていたララ、
夕食をとりすぎたようで寝苦しくなり目を覚ますと、
寝室の中にゴルディが武器を構えて立っていました。
驚くララの目の前で、ゴルディは武器を一振り
闇の中に4人の男達が叩きのめされて吹っ飛びました。
エリオは森番と一緒に家の外に居ましたが、
激しい物音を聞きつけて森番と一緒に屋敷へ向かいます。
二人が屋敷にもどると、ちょうど屋敷の
ララの寝室の窓から4人の男が投げ出されるところでした。
窓から飛び降りたゴルディはエリオを見つけると声をかけます
「おう小僧、手ェ貸せ」
何が起こっているのかわからずに目を丸くするエリオに
一人の男が剣で襲い掛かりますが、エリオはこれを身をかわしてよけ、
相手の体勢が崩れたところを右足で腹を蹴り飛ばしました。
エリオが男を蹴ったのはゴルディの立っている方向、
背中に何かあたったのを感じたゴルディは
振り返ってエリオのほうを見ます。
「あ？」
エリオは「よろしく」と手を上げて合図、
ゴルディはそのまま武器を振り回し、
もたれかかってきた男をなぎ倒しました。
「なんだ？自分じゃ手ェ下さねえつもりか？」
エリオは争っている事情が呑み込めません。
「何が起きてるかよくわかんないし、とりあえず任せるよ」
ゴルディはすっかり戦闘モード
「フン、事情なんざ気にするな。全員ブチのめす！！」
そのまま武器を突きこんで一人の胸を貫き、
さらにナックルを嵌めた拳で一人の顔を殴りつけます。
ゴルディのルール
4人目の男は森番を襲っていましたが、
ゴルディは手にした武器で叩きつけ
剣ごと叩き割って弾き飛ばしました。
さしものエリオも恐ろしげに見ています。
ゴルディに叩きのめされた男のうちの一人が
両手を挙げてゴルディに話し始めました。
「・・・待ってくれゴルディ、
俺たちは別にアンタに危害を加えるつもりはねえんだ！！」
この男達は、ララが伯爵殺しの罪人と聞き、
ララを捕まえて差し出せば賞金がもらえると考えて
ララの寝室に忍び込んだのでした。
「アンタだって、罪人をかくまっているのがバレたら、
罰を受けるぜ！？」
話を聞いたゴルディは武器を振り上げ、
ハンマーで男の顔を正面から撃ちました。
男の顔は地面に叩きつけられ、
頭は地面にめりこんでつぶれしてしまいました。
武器を引き上げたゴルディは死体に向かって話しかけます。
「フン、ここにあるものは全部俺のもんだ。
どうするかは俺が決める。命もだ。」
ゴルディの背中側ではエリオが一人の男の顔をマントでくるみ、
そのまま首を絞り上げていました。
男は声にならない言葉を出していましたが、
やがて意識をなくして気絶。
エリオはマントを肩にかけて、ふう、と息をつきます。
あきれたゴルディはエリオに諭します。
「甘っちろいな小僧、そんなんで生き抜けると思ってんのか」
「まあなんとか、多分」
突然ゴルディは、
エリオの顔に向かってハンマーを振り回しました。
驚愕するララと森番ですが
ハンマーはエリオの頭の直ぐ横でぴたりと止められていました。
ゴルディを正面から見据えるエリオ、
ゴルディは大きな口をあけて笑っています。
森番は賊の侵入を許してしまった事をゴルディに詫びますが
ゴルディはまだ仕事は終わっていない、
死体を放り出して猪にでも食わせてしまえ、といいつけます。
その直後にゴルディは、
死体を処分するのを待て、と言いなおしました。
なにか、考えがあるようです。
バルドの疑念
ゴルディの屋敷にバルドがやって来ました。
門の前でゴルディに会って用向きを伝えます。
「夜分に失礼します、ゴルディ・ナバロ様。
私はカスティージャ南部警吏団長のバルド・ガルシアです。」
「2名の罪人が この辺りを逃走している可能性があります。
何か異常はありませんか。」
ゴルディはあったと答えて、
二つの死体を投げおろしました。
「今さっき、盗みに入った奴らをぶちのめしたところだ。
その2人ってのはこいつらのことじゃねえのか。」
死体はどうやら男と女のようで、
男のほうは手首に拘束具と鎖がつけられていますが
顔がつぶれてしまって誰だかわかりません。
二つの死体を見て黙り込むバルド、
ゴルディに二人の人相を覚えていますかと訊くと
ゴルディは暗くてよく見えなかった、との返事。
バルドは死体の一方の鎖のついた左手を持ち上げると
自分の手を使って指を握りこませ、拳を作らせました。
その死体の拳を自分の右頬に強く押し当てて、
その拳を見つめています。
もう一人の訪問者
拳をおいて死体を放すと、
バルドは開け放たれた門から屋敷の中の暗闇を見つめ
「私は、よく覚えていますがね・・・」
門の奥ではエリオとララが柱の影に身を潜めて、
門前の様子を窺っていました。
じっとしゃがみこんだまま、身動きもしないバルド。
樹の枝に立って、二人の男と二つの死体の光景を
見下ろしていたのはデボラです。
「あら、楽しそう」
肩にはパウラが柔らかな声を上げていました。
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以上が逃亡者エリオの最新話『5話』のネタバレでした！
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逃亡者エリオの最新話『5話』の感想と考察
ララの逃亡の事情を聞きつけて
ゴルディの屋敷に忍び込んだ男達ですが
相手が悪かったですね。
4人がかりの作戦も、
ゴルディには全く歯が立たなかったようで
エリオも出番なしでした。
ゴルディは死体をエリオとララに見せかけて
バルドに渡してしまおうという作戦でしたが
二人が死んだことにするには、
バルドの気の入り方が強すぎるようです。
どうしてもエリオを捕まえるという気合が伝わってきますが
バルドはどうしてこんなにエリオに執着するのでしょうか。
脱走した犯罪人というだけの理由ではなのではないか、
という気がします。
どうやらこの辺りには
ゴルディの屋敷以外には人が住んでいないようで
デボラまで同じ場所に姿を現しました。
次回は三つ巴の戦いになるのでしょうか、
期待して待ちましょう。
まとめ
ここまで逃亡者エリオの最新話『5話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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