こちらの記事では(2019年8月6日)に発売された

かくしごとの最新話37話のネタバレや感想、考察

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 かくしごとの最新話『37話』のネタバレ

姫ちゃんの家庭教師に十丸院就任!(勝手に)

『スーパー家庭教師・十丸院天月』

勝手に姫ちゃんの家庭教師に就任した編集者・十丸院は

それっぽいタイトルロゴを色々妄想します。

 

十丸院

(必ず僕が姫ちゃんを合格させる)

(僕の経験からすると受験に一番必要なのは)

(「運」だ)

 

そしてそう思った十丸院は姫ちゃんに対し…。

 

十丸院

「君の「運」を上げるために来たよ」

 

一方そう言われた姫ちゃんはというと…。

 

(くじ運を上げるために)

「お父さんにたのまれたんですね」

行き違いが生じたのでした。

 

漫画家に多いタイプ

可久士

「そーいや十丸院」

「最近見ないな」

 

そんな可久士に対して、

アシスタント達は来てほしいのかと問いますが…。

 

可久士

「来ない方がいいに決まってるだろ」

「うぜえ」

 

その言葉にアシスタント達は笑います。

 

ですが、可久士はさらにこう続けます。

 

可久士

「来ないのはいいが」

「あくまで十丸院が来ようとしていて」

「オレが「来んな」と言って」

「来ないのがいい」

 

そして可久士は叫んだのでした!

 

可久士

「無断で来ないのは」

「それはそれでムカつく!」

 

実は漫画家にはこのタイプが多いらしく、

可久士も多分に漏れなかったのです。

 

腹の立った可久士は…?

可久士

「じゃっ」

「ハラ立つし今日は帰るわ」

 

可久士は家に帰ってしまったのでした。

 

墨田

「どーしよう!」

「十丸院さんが姫ちゃんの家庭教師やってるのバレちゃう!」

 

慌てるアシスタント・墨田。

 

そしてさらにムカついてきた可久士は…。

 

警備員

「入館手続き書いて下さい!」

 

可久士

「要らんだろそんなもん」

 

編集に乗り込もうとして

警備員に羽交い絞めにされるのでした。

 

編集長

「後藤先生どうなさいました?」

 

編集長にそう声をかけられると警備員が放してくれます。

 

そして編集長は十丸院の様子を聞いてきたのでした。

 

編集長

「ようやくあいつやる気出して」

「『タイツ』の成績上げるんだって張り切ってるんです」

 

それを聞いた可久士は乗り込むのをやめ、

帰路についたのでした。

 

神様(可久士)にお願い

可久士

「あいつはあいつなりに」

「どこかで策を練ってるのかもな‥‥」

 

そう思っていると十丸院の姿を見つけたのでした。

 

可久士

「十丸院!」

「てめ‥‥」

 

拳を振り上げる可久士。

 

ですが、思いとどまり、

十丸院の後をつけてみることにしたのでした。

 

十丸院

(今度、姫ちゃんここに連れてこよう、パワースポットって言うし)

 

十丸院が来たのは神社。

 

可久士

(仕事場に顔も出さずに)

(こんな所で何してんだ?)

 

そして可久士は『はっ』と思いつきます。

 

可久士

(そうかこれは‥‥)

(『タイツ』のヒット祈願!?)

 

そう勘違いした可久士は『すんすん』と涙するのでした。

 

十丸院

「ん?何か聞き覚えのある息遣い。」

 

気付かれたと思う可久士!ですが十丸院は…。

 

十丸院

「このすごく身近に感じる息吹」

「もしかしてこれは」

「神の声‥‥」

 

勝手に勘違いしてくれたのでした。

 

可久士

「ソウダ‥‥ワタイハ神だ‥‥」

 

可久士は物陰から鼻を撮んで神様のフリをします。

 

可久士

「ソレデ‥‥目標ハ、ドレクライナノダ?」

 

十丸院

「目標?」

「ズバリ」

「70(偏差値)です」

 

そう言う十丸院。

 

可久士

「な‥‥70(万部)は流石に無理だろ!」

 

可久士はそう答えますが…。

 

十丸院

「無理じゃありません!」

「その力はあるはずです!」

(ボクに)

 

自分の家庭教師能力を指してそう言い切る十丸院。

 

可久士

(オレ自身より十丸院の方が)

(オレの力を買ってくれていたなんてな‥‥)

 

可久士は自分のことを言ってくれたものだと喜ぶのでした。

 

細かい運は使いません!

運気上昇で売れれば苦労しないと思う可久士でしたが、

よくよく考えるとヒット作なんて

ラッキーで売れてる作品ばっかりだと考え直します。

 

可久士

(やっぱ運だな)

(あれもこれも運で売れたとしか思えない)

 

そして運試しにおみくじを引くのでした。

 

引いたくじは『大吉』。

 

一瞬ラッキーと思った可久士ですが…。

 

可久士

(こんな所で)

(運を使ってどーする!?)

 

そう思った可久士は凶が出るまで引き続けるのでした。

 

巫女

(うちのおみくじ凶が入ってないんだけど)

そして行く先々で小さい幸運に見舞われる可久士。

 

可久士

「コンビニくじで欲しくもない賞品だったり」

「急いでもないのにやたら信号が青に変わったり」

「そんなに好きでもない芸能人をやたら目撃したり」

「新しいの買ったとたん、古い方がリコールで新品になって帰ってきたり」

「もうダメだ!70万部売れる運は残っていない!」

 

そんな可久士に野球ボールが飛んできたのでした。

 

それに当たればアンラッキーだと思う可久士でしたが…。

 

『ドー』

 

むしろ当たりに行ったことで、

可久士は電柱が倒れてくるのをかわしてしまったのでした。

 

おじさん

「あんた運がいいな」

 

六條先生の勘違い

可久士

「もおおしまいだ!」

「運を使い果たした!」

 

可久士は本来70万売れるところ、

60万部しか売れるパワーが残っていないと嘆きます。

 

六條

「お」

「神社かぁ」

 

一方、今度は六條先生が神社にやってきたのでした。

 

六條

「たまには生徒の健康をお祈りしましょうかね」

「ついでに私の恋愛運とかも、ついでに」

 

すると姫ちゃんが神社の階段を駆け上がる姿を目撃します。

 

姫ちゃんは駆け上がっては戻り、

駆け上がっては戻りを繰り返し…。

 

六條

「これはもしかして」

「お百度参り‥‥」

「てことは‥‥」

 

そして一つの勘違いを生んだのでした。

 

六條

(後藤さん不治の病に)

 

一瞬めそめそする先生ですが、

担任である自分がしっかりしないと、と

姫ちゃんに声をかけようとします。

 

が…!

 

六條

(待って‥‥)

(こーゆうのって他人に見られると)

(効果無くなっちゃうんだった)

 

六條先生は呪いとお百度参りを勘違いしていたのでした。

 

お百度参りの理由

十丸院の指示で運気上げをしていた姫ちゃん。

 

そんな何度もお参りしなくてもいいと十丸院は告げますが…。

 

「でもこれが願かけの一番すごいのなんでしょ?」

 

姫ちゃんも勘違いしていたのでした。

 

一方、六條先生は姫ちゃんの参拝を

誰にも見られない様にしようと決めたその時でした。

 

六條

「あっ!」

 

十丸院を見つけた六條先生。

 

すっと物陰に連れて行き、気に括りつけてしまうのでした。

 

十丸院

「もしかしてこれは神隠し!」

「ボクが隠されてしまったのか!」

 

そのことで怯えてしまった十丸院。

 

安易に神に頼ることはやめようと思ったのでした。

 

同時に同じ答えにたどり着く!

十丸院

「ん――やっぱ神頼みとか他力本願じゃなくて」

「自分自身の内なるパワーを

高めていくしかないんじゃないかな」

 

そう思った十丸院は一つのことを思いつきます。

 

一方六條先生は必死な姫ちゃんを見て

溜息をついていたのでした。

 

六條

「もはや医学の力が及ばぬ領域なんだろうなぁ‥‥」

「もし奇跡を起こすとしたら」

「人の本来持っている自然治癒能力を高めるしかない」

 

そして六條先生も一つのことを思いついたのです。

 

その答えはヨガ!

芥子

「十丸院さんにお土産渡そうと思ったんですけど」

「姫ちゃんに教えに行ってるんですかね」

 

翌日余計なことを言う芥子。

 

その言葉に可久士は家に走ります。

 

可久士

(なぜ)

(わざわざわオレを)

(漫画家だと教えに行くのか?)

 

家庭教師のことではなく、そっちと勘違いしていたのでした。

 

そして家に帰ると…。

 

可久士

「何してる」

 

十丸院

「ヨガです」

 

以前朝活にヨガを薦めたのは十丸院。

 

一緒にやりたかったのだと可久士は勘違いします。

 

可久士

(「教えに行ってる」ってヨガの事だったんだな)

そうホッとします。

 

可久士

「でもオマエ教えるほどの能力があるのか?」

「インド人並みの」

 

十丸院

「インド人?」

(ああ数学の事か)

「そらまあ」

 

さらなる勘違いを生んだのでした。

 

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以上がかくしごとのネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。

 

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かくしごとの最新話『37話』の感想と考察

勘違いコメディの連続で今回も面白かったですね!

 

姫ちゃんの家庭教師を中心に巻き起こる

勘違いのオンパレード。

 

十丸院の根拠のない自信はなんなんでしょうか(笑)

 

そして全く見当違いの指導!

それが微妙に噛みあう姫ちゃんの勘違い!

 

こういう勘違いと勘違いがかみ合ったお話って

面白いですよね。

 

一方で可久士先生は勝手に十丸院に腹を立てて、

勝手に勘違いして、勝手に毒を吐き、

勝手に矛を収めるという全て自己完結!(笑)

 

可久士先生、引いては作者の久米田先生の言う

『運だけで売れた作品』ってどれのことなのでしょう…?

 

あと、途中並べられた『ちょっとした幸運』の数々は

あるあるでしたね(笑)

 

そして可久士先生のファンであある担任六條先生は

姫ちゃんの姿から、こちらも勝手に勘違いしてしまうわけで…?

 

こっちの勘違いは次回のお話に続きます!

 

次回、今度はこの勘違いからどんなお話が展開されるのか、

楽しみですね!

 

まとめ

ここまでかくしごとの最新話37話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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