こちらの記事では(2019年9月6日)に発売された

ノラガミの最新話『84話』のネタバレや感想、考察

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ノラガミの最新話『84話』のネタバレ

捨てたも同然

「夜卜め、オレを本気で殺そうとしやがった。」

高校生・藤崎浩人の姿をした術師は、

つい今しがたの出来事を振り返っていました。

 

公園のベンチに座っていた後ろを夜トに狙われたものの、

雪音の引いた一線により危機を脱したとはいえ、怒りはぬぐえません。

 

「クソガキが」

彼は、

己を『夜トが捨てたのと同じ』だと感じてしまった雪音を、

自分のものにしようと画策しだしました。

 

「雪音を失えば気づくだろ。己の愚かさに。」

そう言いながら歩きだした彼の後ろを、

白い着物に天冠姿の少女・野良がついてゆきます。

 

彼女の歩幅になど躊躇しない術師は、

どんどん先に行ってしまい、

彼女は走って追い付こうとしますが、

また彼と離れてしまいます…。

 

…彼女は立ち止まり憂いを帯びた表情で、

彼女が『父様』と呼ぶ男の後姿を眺めていました…。

 

高速道路の上では兆麻が、

術師の操る烏の妖を自分に引き付けて、夜トを守ろうとしていました。

 

(術師の手先め。ちゃんとついて来いよ。)

襲い来る妖を躱し、

激しく呼吸しながらも、

彼はどんどん夜トから遠ざかります。

 

術師暗殺には失敗し、逆に追われる身になったとはいえ、

(泣こうが喚こうが後戻りはできない。僕は諦めないぞ、夜ト!)

彼は、心の中で誓うのでした。

 

そのころインターネットカフェの一室では、

雪音に刺された夜トが苦しみながら、

雪音のことを考えていました。

 

『何が人の名を授けただ。何が祝の器だ!』

強い抵抗の言葉と共に、雪音は夜トを攻撃してきました。

 

『オレの本当の名前は…』

雪音がまだそれを思い出していないにしても、

すでに真実に取りつかれているのです。

 

いつの間に、と夜トは思います。

 

気づいてやれない程に、

雪音が苦しんでいたのも知らなかった。

 

今のこの痛みこそ、雪音の苦痛だと感じ、

(捨てたも同然だ)

と後悔せずにはいられませんでした…。

 

動き出した右目

カラオケボックスでは、

雪音が一人で大量の料理の注文をして、

店員を心配させていました。

 

(あんなに頼んで金あんのか?)

 

雪音はソファに立ち上がり、

今日の主役と書かれたタスキをかけて、

1人で懐メロを歌いまくっています。

 

(知らないはずなのに、歌える歌がある!)

そこに自分の過去の手がかりがあると気づき、

片っ端から歌おうとしているのです。

 

自由を謳歌しているつもりの雪音は、

ソファーに横になり、

きっと自分のせいで苦しんでいる夜トを思い出しました。

 

(どうしよう。夜トに一線ひいちゃった。)

…思わず涙があふれだす雪音…。

 

(あんなことしたら破門されるに決まってる)

 

さきほどの自分の行いを思い出していると、

夜トが自分ではなく兆麻を呼んだ場面に行き当たります。

 

…雪音は気持ちが悪くなり、カラオケボックスの外に出ました。

 

(気持ち悪い。もうどうでもいいや。)

ギロっと片目が勝手に動いていることに、

彼はまだ気が付いていませんでした。

 

雪音はカラオケボックスの支払いをせずに

出てしまったことを思い出します。

 

どこからともなく

「大丈夫だヨ~~~」と言う声があります。

 

悪さを肯定するその声は、

「もっともっと   悪さしてあいつを苦しめてやろうぜ。」

と続けました。

「裏切られたんだからさぁ…!」

 

名前を呼んで

「雪音?」

彼に声をかけたのは、同年代に見える少女。

 

それは、今風の衣装に身を包んだ野良でした。

 

「どうしたの?その姿。」

彼女に言われて雪音が

コンビニのガラス窓に映る自分の姿に目をやると、

右目だけが大きく見開かれ、その周りの肌が変色しているのに気づきました。

 

「わああああ?!」

思わず悲鳴を上げて驚き、野良から逃げる雪音。

 

野良が彼を追いかけていくと、

雪音は

「来るな!」と拒みます。

 

自分は祝の器なのに、夜トに捨てられてしまった、

笑ってるんだろうと野良に当たり散らします。

 

しかし野良は、

まだ雪音という名前があり、破門もされていない、と指摘しました。

 

「ふてくされて…子供みたい」

「そーだよ、嫉妬の何が悪い!!」…そう言ったのは雪音ではありません。

雪音の右目が勝手に話し出していました!

 

先程の無銭飲食を肯定し、悪さを助長した声の正体も、この”右目”…。

 

右目”は

「オレを見て!オレを見て!捨てないで」

と叫び続けます。

 

その言葉を何度も繰り返す右目に、野良は

「…本当にガキね。主は父親じゃないわ

と。

 

……ひとしきり喚いた後、雪音が立ち上がりました。

 

「我が子なら捨てないもんな。オレは道具だ

そう言ったのは雪音でした…。

 

どこに行くのかと問う野良に、

こんな姿ではどこにも行けないと雪音は答えます。

 

「助けてやるよ」

上から声がしました。

 

それは術師の使う烏の妖から聞こえた言葉。

「嫌だ。夜トがお前には近づくなって…」

そう拒む雪音に対し、彼の”右目”が言います。

「夜トは嘘つきだ」

 

…おいでと手招きされて、雪音は無表情のまま、

烏たちに持ち上げられて空を移動し始めます。

 

それを野良が見送っていました。

 

「…あたしは?」

雪音を上手に送り出したあと、術師からの指示は出ていません。

「お願い、何か言って。ね。ねえ…名前、呼んで…」

 

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以上がノラガミの最新話『84話』のネタバレでした!

 

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ノラガミの最新話『84話』の感想と考察

神にせよ、術師にせよ、

死後も他者の魂を振り回していることには変わりない、

と怒りを覚える回でした…。

 

雪音も、野良も、ただ一人愛されたいだけ。

 

まだ明確には語られていませんが、

二人とも生前でさえ愛とは程遠いところで、

なんとか生きていたような描写があります。

 

死んでまで、

こんなに苦しめられる言われがどこにあるのかと思わずにはいられません。

 

それでもこの苦しみを乗り越えていくしか救われる道がないのも、

彼らは分かっているはずです。

 

既に死して、人よりも長い年月が必要かもしれませんが、

今は夜トに愛された記憶を持つ雪音なら、

また一緒に手を取り合えると信じます。

 

それに対して心配なのは、野良…。

 

彼女こそ、数々の事件の黒幕であった父様の手足として動き、

愛された記憶を持たず、

ずっとただ一人の存在になりたいと願っているのです。

 

少なくとも父様は彼女の願いをかなえてくれそうにない上に、

今の所、彼女を救える存在も思いつきません…。

 

それでも、今後の展開の中で、

彼女を受け入れる第三の存在が現れることを切に願います…!

 

まとめ

ここまでノラガミの最新話『84話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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