こちらの記事では(2019年8月5日)に発売された
ふたりの太星の最新話12話のネタバレや感想、考察を
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ふたりの太星の最新話12話のネタバレ
天童世代の思い
子供の頃、五月女ユアは両親に期待されていなかったようです。
母親は彼女が女流プロになる望みが困難なことを心配し
父親は彼女がいつか必ず挫折すること予期しており
友人知人たちに賞賛されるその才能とは裏腹に、
彼女はどこか不満があります。
そんな中、天童太星と出会い対局をします。
豪月無限は学生の頃から賭け将棋で荒稼ぎしていました。
喧嘩に明け暮れていた彼に、父親が将棋の世界を教えました。
無限が将棋を通じて、喧嘩とは違う世界での敗北が彼を成長させてくれると思っていたようです。
しかし、無限は父親の意図とは裏腹に将棋の才能を開花させていきます。
そんな彼がとある将棋道場で、天童太星と出会い対局をふっかけます。
堂々巡は非常に裕福な家庭で暮らしていましたが、
一人部屋に篭ったままです。
そしてオンラインの将棋対戦に明け暮れて腕を磨いています。
対局相手を探していると、
たまたま天童太星の名前を見つけ、戦いを挑みます。
羽賀十三は幼少期に兄に憧れて将棋を楽しんでいました。
兄の将棋のスタイルを完璧に真似をし、
「完全コピー」という戦術を身につけます。
小学生の全国大会で、彼もまた天童太星と対局をします。
この四名はバックボーンも個性も違いますが、
全員天童太星の強さに圧倒された過去を持っています。
けれども今は従来の天才棋士天童太星「太」ではなく「星」の人格です。
四名全員が太星の将棋が急変しことに酷く失望し、戸惑っています。
けれども星は、太にない自分の戦法「居玉」で勝負することを高らかに叫びます。
五月女ユアとの戦い
まず星と対局したのは五月女ユアです。
あまりにも守りが脆い戦術「居玉」に対して彼女は
馬鹿にされているのかと憤慨します。
ユアはその並外れた記憶力であらゆる棋譜を記憶し、
的確な戦術を展開します。
星の「居玉」に八割を超える勝率を誇る「中飛車」を仕掛けてきます。
星も「中飛車」を展開されて少々ハラハラしますが、
それでも攻めの手を休めません。
「居玉」と「中飛車」の相性の悪さに、
後ろでその対局を見ている無限は星の負けを確信します。
星はユアとの対局中に、彼女の将棋が太と似ていることに気づきます。
昔、太が「中飛車」を展開した時の対抗策を思い出し、やってみることにします。
角を引いて、一見「中飛車」の攻め筋に対して守りに入ったのように見えますが
この手は二筋三筋を考えた攻めの一撃です。
星は「居玉」の圧倒的な攻撃の速さを好み、
やられる前に相手を倒すスタイルで勝負を仕掛けます。
この「居玉」のまま引き角になる超攻撃型戦法を「スターシステム」と名付けユアに繰り出します。
ユアはデータに存在しなく、
あまりにも自分にない戦術に少々あっけにとられますが
それは子供のようでバカバカしい発想に過ぎないと呆れます。
ユアと太
ユアは天童太星、つまり太に憧れていました。
まだ小学生六年星の頃、
小学四年生だった太にキッズ将棋杯の決勝でも敗れています。
その時に、太はユアの将棋と自分の将棋が似ていると話しかけます。
彼女は思わず、自分の将棋と天童太星の将棋のどこが違うのか問いかけます。
あらゆる棋譜を覚えて、悪手をせず確実に攻めていく、ここに何の差があるのかと。
ユアは星の「居玉」に果敢に攻め込み、
香車で飛車を詰む寸前まで追い詰めます。
攻めの将棋の重要な駒である飛車を守らなければ星は苦戦を強いられるからです。
しかし、星は飛車を守らずにさらに攻めの一手を放ちます。
この時、ユアは太に問いかけた時の答えが脳裏によぎります。
殆ど同じ戦法を取る太とユア、
唯一違うのは僕があなたの「知らない将棋」を知っている。
そう太は答えました。その時は全く腑に落ちなかった彼女ですが
「知らない将棋」とは、今まさに星の繰り広げている、
常識はずれの超攻撃型戦法だということを対局を通じて静かに確信をします。
ふたりの太星の最新話12話や最新刊を無料で読む方法って?
以上がふたりの太星のネタバレでした!
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ふたりの太星の最新話12話の感想と考察
前回から登場した「太星世代」という個性的な面々。
それぞれが太に対して様々な思いを抱いていたのが非常に印象的でした。
シリアスな展開なのに羽賀だけがふざけた棺桶みたいな格好をしていて
シュールな感じもしました。
競技漫画で同世代のライバルが大量に登場するのは
一種のお約束なので意外性には欠ける展開です。
この人数の新キャラをどうさばいていくのか今後がやや不安になります。
十中八九一人づつ倒していくのでしょうが、
もう少し捻りが欲しいところです。
星の成長を描くというよりは、失望していた太星世代の面々が
太ではなく、星の実力に驚かされる展開になっていくと思います。
ライバルの人数が四人と多いので、
ゆっくりと一人づつ消化していくよりも
誰かに焦点を当てた急展開も全然あり得るでしょう。
第4話で登場した、何か太星の秘密を知っている謎の富豪と
裕福そうな堂々巡の家庭に関係があるかもしれません。