こちらの記事では(2019年9月9日)に発売された
アクタージュの最新話『80話』のネタバレや感想、考察を
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アクタージュの最新話『80話』のネタバレ
孫悟空と牛魔王
阿良也と王賀美の演じる孫悟空。
孫悟空は羅刹女に渡された芭蕉扇が偽物であることに怒り、
牛魔王に変化し、再び羅刹女から芭蕉扇を奪い取ろうとします。
孫悟空と、孫悟空が変化した牛魔王と言う二人を演じ分けるという、
一人二役に近いようなくらい繊細な演技を求められる場面。
阿良也は、まず演じてみて、劇団員からアドバイスしてもらっています。
遠目から見ても別人とわかるくらいに、
所作や佇まいから違いを作った方がいいという者や、
牛魔王は牛魔王でも中身は孫悟空なので、
そこまで別人になってもいいのかという者もいます。
分かりやすく牛魔王になりきるくらいがちょうどいいという阿良也は、
「飲み込まれるなよ阿良也、変化の術を完璧にこなしてこその孫悟空だから」
と声が聞こえるといいます。
あいつらなら、あの人なら俺の芝居にどういってくれるだろうというのが
手に取るようにわかると千世子に言います。
何よりも心の中の皆の声が、
自分が自分だと忘れさせないでくれる、
芝居に飲み込まれないで済むというのです。
阿良也の言葉に、千世子は納得いかないようで、
自分なりの処世術を覚えて、
自分の居場所を忘れないようにと言う阿良也に、
自分に居場所はない、これから作ると千世子。
阿良也は千世子にもあると告げる。
そんな阿良也に何を心配してくれているのか知らないけれど…
と言いつつお礼を言いますが、
阿良也のほうがそろそろ自分の心配をした方が
いいのではないかと話す千世子。
しかし阿良也は王賀美陸のことは問題ないと答える。
羅刹女のさせない悟空は、
変化して牛魔王に化ける一人二役をこなさなければならない特殊な役。
幸いカメレオン俳優と呼ばれている自分には、
彼と違ってピッタリの役だという。
すると千世子は王賀美には不利な役なのかと尋ねますが、
王賀美は王賀美であることが求められ続けているから強いんだと断言します。
しかし何を演じても王賀美が許される所以だが、
それは映画での話で舞台の上ではそうはいかない。
舞台には舞台のやり方があり、
王賀美の武器が舞台の上でも武器になるとは限らないから。
千世子に宣言するように、舞台なら俺の独壇場だと言い切る阿良也。
花子の忠告
一方その頃王賀美は花子とバーで飲んでいました。
花子から誘ってくるので一体何かと思えば、
花子はぐびぐびとお酒を飲んでいます。
王賀美に一人の夜が寂しかったのではないか
と軽口をたたかれ、花子は違うと否定します。
おかわりをお願いした花子に、
そろそろ本題に入ろうと王賀美が言うと、
突然飲みすぎたふりをして本当は寂しかったと寄りかかる花子。
王賀美は何のリアクションもしないため、
花子は男が女の弱さに弱いように、女も男の弱さに弱い、
それは羅刹女にしても同じことだと話し始めます。
王賀美の牛魔王は強すぎるので、弱さを演じて欲しいと告げます。
王賀美には生まれ持った存在感があるので、役作りを必要としてこなかったが、
花子の孫悟空は変化するので、演じ分けが肝になる。
このままではカメレオン俳優と言われている阿良也に遅れを取ってしまうと
話す花子に、観客が弱い王賀美を望んでいると思うかと返す王賀美。
今まで自分に相応しくない役は断ってきたし、
自分が自分であることを守りながら戦ってきたという王賀美。
そのプライドが命取りになると花子は忠告します。
しかし王賀美は花子のいうことは逆で、
プライドを捨てることが命取りになるから、
自分は自分のままで輝き続けるし、次の稽古からそれを証明すると宣言します。
和歌月と烏山…幸運こそ役者に一番必要に能力
駅でじっとデスアイランドの広告を見つめる和歌月。
するとそこに烏山が通りかかり声をかける。
二人ともカラオケで台詞をやっていたのです。
羅刹女の公演とデスアイランドの公開時期が被っていることを気にしている。
烏山も天知の戦略だろうと気づいているみたい。
自分たちが羅刹女に起用された本当の理由もその戦略のうちだろうと考えている
和歌月に、自分たちは運がいいなと烏山は話しかける。
幸運こそ役者に一番必要な能力で、
あとは実力を見せてやればいいだけだという烏山。
そんな烏山の言葉に、あらためて気合を入れ直す和歌月。
本番まで残り１４日。
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以上がアクタージュの最新話『80話』のネタバレでした！
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アクタージュの最新話『80話』の感想と考察
阿良也と王賀美は、まったくべつのタイプの俳優さんのようで、
阿良也はこの人かな、
王賀美は…と実在の俳優さんに置き換えて考えてしまいます。
カメレオン俳優の阿良也VSカリスマの王賀美の多分全く違うはずの孫悟空を
現実に見てみたくなってしまいます。
夜凪と千世子も多分全く違うタイプのようです。
ダブルキャストで全く違うタイプ、
お芝居は生き物ともいわれています。
どんなお芝居になるのでしょうか。
烏山と和歌山の会話も良かった…一人で不安な気持ちの時に、
和歌山は烏山に会えて本当に良かったと思います。
ネガティブな思いを持ったまま稽古に向かうということは…
いいお芝居には絶対にならないと思います。
あと１４日、本番が迫ります。
まとめ
ここまでアクタージュの最新話『80話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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