こちらの記事では2019年08月03日に発売された

この音とまれ!の最新話82話のネタバレや感想、考察

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この音とまれ!の最新話82話のネタバレ

退部届

妹の杏は兄の通孝を送り出す時に、昨日の話をみんなにも

ちゃんと伝えてと言われます。

 

通孝は、何も言えないまま学校に向かいます。

 

その頃、教室にいる百谷に話しかけにくそうにしている由永

 

イヤホンをかけている百谷に勇気を出して話しかけに行きます。

 

通孝のことは、他の先輩たちが家の手伝いをすることになったと

言いにくそうに告げました。

 

何事もなかったように笑顔でよかったねという百谷。

 

由永は、なんだか違和感を感じます。

 

百谷は笑ってくれたのに、

なぜか突き放された気がして気になってしまいます。

 

昨日自分が百谷に言ったことを思い出し…自分はまた何か

間違えてしまったのかと落ち込んでしまいます。

 

職員室では、先生から百谷の退部届のことを武蔵と妃呂

聞いていました。

 

武蔵は理由がバイトと書いてあるが、

他に何か言っていなかったかと先生に尋ねますが、

机に置かれていただけだったとのこと。

 

武蔵は通孝のことを、早く百谷も含めて話さなくてはと思っていたのに

もしそれが原因だとしたらと自分を責めます。

 

妃呂は感情的になりそうな自分を、

自分の頬を叩くという方法で冷静になって考え始めます。

 

百谷のことはまだよくわからないし、

正直あまり好きでもないけれど、

やると言ったことはちゃんとやってくれた。

 

家庭の事情でバイトを増やすなら何も言えないけれど、

通孝の件もあるから。

 

みんな通孝のことは考えていたけれど、

百谷に対しては全然考えていなかったしと反省しています。

 

武蔵は顧問に向かって、

自分たち3年がもっと全員のことを

見て考えるべきだったと謝ります。

 

そして退部届を一旦預からせてほしいとお願いしました。

 

武蔵は(焦るな 落ち込むな 今僕がすべきことはー)必死に考えます。

 

分からないだけなんだ

百谷に武蔵からLINEが届きます。

 

ブロックするのを忘れていたと考えていた百谷ですが…。

 

一方通孝は食欲がありません。

 

「まだ何か気になる事でもあるのか」

と尋ねられ、杏に言われた言葉を思い出します。

 

何とかごまかしてその場を抜けますが

俺ら全員で背負えば余裕っしょ」

という昨日の言葉が重くのしかかっています。

 

武蔵に呼び出され、百谷が現れます。

 

意外なことに百谷から謝ってきますが、理由が違いました。

 

全国に出ると言って作ってもらった楽譜なのに無責任ですみませんと謝るのです。

 

またあの笑顔です。

 

けど、この間の通孝の時、

「百谷ははじめて自分からちゃんと関わろうとしてくれた。」

 

百谷は驚いて武蔵の方を見ます。

 

百谷には自覚がなかったようなのです。

 

言い方はすごく不器用でしたが、自分が悪者になるの覚悟で

自分の意見を言い、皆にもっときちんと考えるキッカケをくれた。

 

入部したころの百谷なら、きっと何も言わずに放っておいたはずです。

 

百谷はとても変わりました。

だから今回の退部届も、この間のことが原因で部に居づらくなって

しまったのではないか。

 

武蔵がもっとちゃんとしていたら、

百谷にあんなふうに言わせないで済んだのにと謝ります。

 

武蔵は百谷に、意見が違ったりぶつかったとしても、

それは=拒絶ではない。分からないだけなんだと言います。

 

百谷の頭の中に、今まで拒絶されたと思っていたことがよぎります。

 

だから一度ちゃんと話してみて欲しい、ちゃんと向き合う前に僕たちのことを切り捨てないでほしい」

と伝えます。

 

百谷は、自分の方がみんなを切り捨てようとしていたことに気づきました。

 

武蔵は退部届を返します。

 

自分と妃呂以外はまだ知らないので、少しでも部活に来たいという

気持ちがあるならいつでも来て欲しい、待っているからと伝えました。

 

通孝と百谷

放課後になり、久しぶりに部屋を分かれて個人練習です。

 

武蔵は由永に百谷はもう帰ったかと尋ねます。

 

由永は泣きそうな顔で、お昼休みから戻ってきてないと言います。

 

とりあえず部屋の振り分けと先生が言った時、ドアが開いて

百谷が入ってきました。

 

武蔵と妃呂はほっとしています。

 

百谷は通孝を見ますが、目をそらされてしまいます。

 

武蔵の言葉「分からないだけなんだ」を思い出します。

 

部屋割りを決めますが、通孝は今日は和室をと希望します。

 

さすがに昨日の今日で、百谷と同じ空間にいるのはキツイと

思っているからです。

 

あとひとりと希望をつのると手が上がります。

 

「わからないだけなんだ」

「どうしてそう思ったのか、どうかんじているのか」

「だから」

ー俺も和室でいいっすか」上がったのは百谷の手でした。

 

皆が驚いて百谷を見つめます。

「一度ちゃんと、話をしてみてほしい」

 

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以上がこの音とまれ!のネタバレでした!

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この音とまれ!の最新話82話の感想と考察

武蔵の言葉はちゃんと百谷に届いていました。

 

本心を見せず、距離を取る百谷に、武蔵は正面からぶつかっていきます。

 

百谷は自覚していませんでしたが、

自分が悪者になって自分の意見を言ってくれたことで、

物事が動き出しました。

 

意見が違ったりぶつかったりしたも拒絶ではない、

分からないだけなんだという言葉が百谷の腑に落ちたようです。

 

だから部活に出席し、

自ら通孝と同じ部屋で練習すると手を上げました。

 

皆は気になって仕方がないのでしょうね。

 

話し合う前に

なんとなく相手に気を遣って声をかけられなかった部員たちが、

百谷のおかげで動くことが出来ました。

 

通孝も妹に言われたことをみんなに伝えられていませんが、

今回のことで良い方向に進んで欲しいと思います。

 

まとめ

ここまでこの音とまれ!の最新話82話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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