こちらの記事では(2019年8月7日)に発売されたオリエントの最新話『56話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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オリエントの最新話『56話』のネタバレ

のけ者にされる武蔵

最強の武士を目指す武蔵は

現在「上杉武士団」に所属し、

強大な「鬼神」が巣食う淡路島へ向かっています。

 

「鬼鉄」を動力にした大型の帆船に乗り込み、

何百といる武士達と志を共にしている武蔵。

 

船内は、武士以外の船員達も

自分の仕事に専念しています。

 

その中で武蔵は武士にも拘らず

サトイモの皮むきをさせられています。

 

暇そうだからという理由で、

雑用を押し付けられてしまったのです。

 

前回、小隊長の座をかけた争いに敗れた武蔵は

島津秋弘が仕切る小隊の中で完全に孤立状態

 

反抗的だった尼子達は鬼の足止めを命じられ、

トドメを刺す美味しいところは全部島津が持っていく算段です。

 

尼子達は納得していないけれど、

従うしかないと諦めています。

 

そのような理不尽な役割分担に反発した武蔵は

尼子達の肩を持って島津秋弘に抗議しますが、

一蹴されてしまいます。

 

戦いに負けた武蔵を島津秋弘はまともに相手にしません。

 

島津の恐怖政治的な仕切りに違和感を隠せない武蔵。

 

周りのみんなが仕方なく従っている様子を見て

逆らえば処刑するという決まりなので、

仕方ないなと思いつつも…。

 

幼少期、自分も周囲に流されて後悔した事を思い出し

今度は、たとえ一人になっても隷属しないぞと心に誓います。

 

謎の男「野口雉之介」

一人黙々とサトイモの皮むきをしている武蔵の前に

前日、小隊の片隅にいた男が話しかけてきます。

 

大きい鼻小柄な体格と、後頭部や側頭部を刈り上げ

頭頂部だけキノコのように髪の毛を残した個性的な髪型

 

どう見ても怪しい男が武蔵目の前に現れます。

 

その男は皮むきを手伝ってくれますが

武蔵はあまり記憶にない相手だったので戸惑います。

 

その事を察した男は、自分の存在感のなさ

集団の中で埋没してしまう事を自虐的に話します。

 

一人でふさぎ込んでいた武蔵は

その率直な態度に少し胸を打たれます。

 

男は武蔵に手を差し伸べて、

自分は「野口雉之介」だと名乗ります。

 

武蔵も喜んで手を差し出します。

 

が、雉之介は武蔵が小隊で

最も嫌われてしまったことを明け透けに指摘して、

二人はなんだか微妙な空気になります。

 

いい奴だか悪い奴だかわからない男

武蔵の友人になってしまいました。

 

直江兼竜登場

武蔵と雉之介が武士の身分で

芋剥きをしている姿を見て、

武士の格好をした少年は訝しがりながら

二人に話しかけてきます。

 

驚いた雉之介は直ぐさま土下座の姿勢をとり、

かしずきます。

 

少年はそれに反応するわけでもなく、

大きな巻物を抱えなにやら忙しそうな雰囲気を出しています。

 

雉之介はさっきまでの態度とは打って変わって

少年にひたすらへこへこしだしました。

 

武蔵は雉之介に

そのへりくだった態度のわけを聞くと、

なんと、この少年こそが武蔵たちが所属する第一陣の

総司令官である直江兼竜だと知ります。

 

直江兼竜はこれから戦に向かう船の中でも

頻りに書類を書いています。

 

部下たちはやや呆れて兼竜に、

無理をしないで欲しいと頼みますが

兼竜はこの書類仕事が自分の本分だと言って

はばかりません。

 

武芸の仕事よりも、人、物、金の管理が好き

物事をきっちり整理するのが好きな兼竜だからこそ

武士なのに下働きをしている武蔵たちに話しかけたのです。

 

武蔵は兼竜に小隊内の軋轢ではぐれたことを伝えると

彼は武蔵のその未熟さに呆れて、

武士としての弱さを指摘します。

 

武蔵はその言葉にメラメラと反発を思えます。

 

兼竜が去った後に、彼に嫌われたらまずいと

雉之介は武蔵の肩を掴み忠告します。

 

しかし、今までの扱いもあってか、

武蔵は馬鹿にされたと悔しがり

なんとか戦で見返してやろうと意気込み闘志を燃やします。

 

その奮起に雉之介も興奮を覚えます。

 

武蔵は「鬼神」に戦いを挑むのは初めてではないし

さらに「鬼鉄刀」で鬼を仕留めたことを語ります。

 

雉之介はまだ鬼を仕留めた経験がないようで

武蔵の話を前のめりになりながら聴き入ります。

 

気を良くした武蔵は、

さらに戦いの心構えを語り出しますが

その背後の海から突如として巨大な鬼が現れます。

 

気がついたときには複数の大きな鬼が

上杉武士団の船団を取り囲んでいました。

 

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以上がオリエントの最新話『56話』のネタバレでした!

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オリエントの最新話『56話』の感想と考察

今回はやや説明的な内容でしたが、

最後の鬼の強襲によって

一気展開がヒートアップしていきそうです。

 

周囲から孤立した武蔵に

雉之介という新たな仲間が現れますが、

その風貌と若干無神経な言動から

頼れる仲間」ではなさそうです。

 

司令官である兼竜の見た目はモッサリした少年ですが

当然その地位に見合った

実力を隠しているのだろうと期待します。

 

改めて思い返してみると

最近はどうも鬼と戦っていなかったので、

鬼の出現でやっとこの漫画の本懐に戻ったような気がします。

 

前回の話で、淡路島に強力な敵

待ち構えているのがわかったので、

かなりの戦力が集まっているとはいえ

苦戦を強いられると思います。

 

やはり武蔵に宿った

「黒曜の女神」が攻略のカギになるでしょう。

 

さらに「黒曜の女神」と敵の関係

まだまだ謎だらけなので、

今回の戦いで少しづつ明かされていくことを期待します。

 

まとめ

ここまでオリエントの最新話『56話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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