こちらの記事では(2019年8月5日)に発売されたあやかしさんと異眼の花嫁の最新話1話のネタバレや感想、考察を
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あやかしさんと異眼の花嫁の最新話『1話』のネタバレ
帝都にある妖しい屋敷のウワサ
“時は大正 大日本帝国”
帝都の中には妖かしの屋敷があるのだ。
綾乃を怖がらせようと、
竹村のおじさんが車を運転しながら話していました。
その屋敷は沢山の緑に覆われ、
庭の中心には季節に関わらず
年中狂い咲いている桜の木があると言います。
そして、その屋敷に入った人間は、
誰一人戻ってこなかった…とも。
それを聞いて、綾乃は怖がるどころか、
むしろこの雪の時期に
桜の競演が楽しめるなんてステキだ、と喜びます。
これから働く屋敷が、
もしその屋敷でも同じようにしていられるのか、
と尋ねる竹村のおじさん。
綾乃はどこでもお給金をくれるなら気にしない、
と答えるのでした。
綾乃は実の母親・さゆりを、3才で亡くしました。
母の友人である今の育ての母が大事に育ててくれましたが、
彼女は病弱です。
その義母は、一人で綾乃が帝都に出ることを心配していました。
義母は綾乃をさゆりに似て、少し抜けていると言います。
「よく誰もいない所に手を振ったり
気に向かってしゃべっていたり
昔からちょっと変わった子だったじゃない」
綾乃は覚えていませんが、
義母は亡くなった生母もそんなところがあったと評します。
「こうしてみると目以外はさゆりとうり二つね」
義母は、目はきっと父親に似たのだろうと思っていました。
そんな病弱な母を一人残し、
生活費を稼ぐために綾乃は一人、帝都に向かいます。
奉公先は夜逃げ済み
はじめての帝都はたくさんの人と、
建物で整然としています。
(これが噂のハイカラ…!!)
綾乃は素敵な場所で暮らせることを喜んでいました。
少し不安だったのも、その風景に魅入られ
嬉しくてしかたのない綾乃です。
しかし、たどり着いた奉公先の財前家は人気がなく、
門には「売家」の札がかかっています。
様子がおかしいため困っていると、
一人の若者が声をかけてきました。
フードをかぶった背の高い男性は、
金色の目をしています。
綾乃は財前家を捜しているのだと告げると、
財前家は夜逃げをしたと彼は応えます。
「他の仕事を捜しな」
綾乃は、財前に会ったことがあり、
優し気で後ろめたい行為の末に
夜逃げするような人間には見えないと感じました。
考え込んでいると、
彼は綾乃の”何か”に気が付きます。
そして、突然言います。
「悪いな やはり他の仕事を捜すのは諦めろ」
乱暴に綾乃の首に手をかけ、門に押さえつけて
反対側の長い爪の伸びた手で襲い掛かったのです!!
何が起こったのか理解できない綾乃。
……彼女は、右目を深く傷つけられ、
大量の血を流して地面に横たわっていました。
(いたい さむい こわい)
死の恐怖に晒されて、綾乃は誰かに助けを求めます。
死んだと思ったら生き還り
番傘をさし、上等の和服に身を包んだ男性が
静かに綾乃に近づきます。
辺りにはこの雪の季節にも関わらず、
桜の花をつけた木が見えました。
男性は己の指に牙をたて傷つけて、
そこからあふれた少量の血を
綾乃の口に含ませようとします。
が、血は頬にこぼれたため、彼はそれを己の口に含み、
綾乃の口へと直接流し込みました。
(あまい… なんだろ体の痛みがひいていく…)
気が付くと、目の前には満開の桜の木が見えます。
傷つけられたはずの右目は治り、
右だけ色が変わっていました。
もしかすると、
ここは噂の屋敷かと考えていると、声を掛けられました。
ふと見ると、そこには羽織姿の男性の姿。
その額の上の方には、一本の角が見えています。
「あの…その角は…」
驚く、綾乃に男性も驚きます。
「お前 その目 まさかこの角が見えるのか？」
互いに訝しんでいると、突然稲光が走ります。
男性は綾乃を抱え上げ、その場から離れます。
ドオン、と電が木を切り裂きました！
「決壊を破り 何者かが侵入したようだ」
状況が読み込めない綾乃は
とにかく早く逃げようと提案しますが、
うかつに動けないと男性は言います。
敵がどこにいるのか分からないのです。
そんな時、綾乃が
彼も気が付かない光を茂みに見つけます。
その言動に、もしかしてと、
男性は他に何か見えないかと尋ねてきました。
綾乃が目を凝らすと、
猫のような黒い影が逃げるのが見えます。
「少しお前の目を借りるぞ」
彼はそう言い、綾乃を抱いたまま、飛び上がります。
そして、綾乃の指示の元、
猫のような何かに攻撃を仕掛けました。
彼の手には、犬のような狸のような小さな動物が
気絶して捕まえられています。
綾乃もまた、目が急に重くなり気絶してしまいました。
騒ぎの間身を潜ませていた者たちに、
男性が声を掛けます。
桜の中から、3人の人物が現れました。
「決壊が崩れたと思って来てみりゃ
なんで雷獣と人間がいるんだよ」
「その人少しだけど実影様と同じ匂いがするよ」
綾乃はただの人間だが、特別な人間だ、と
実影と呼ばれた男性は言います。
「娘には嫁として、この屋敷に嫁いでもらわねばならない」
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以上があやかしさんと異眼の花嫁のネタバレでした！
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
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あやかしさんと異眼の花嫁の最新話『1話』の感想と考察
美しい絵巻物じみたお話が始まりました！
時は大正、帝都。今でいう東京です。
そこには人のうわさに上る
妖しいお屋敷があると言うのです。
普通は怖がるお話にもひるまない、
元気印で現実主義の女の子、綾乃が
この物語の主人公です。
母親を3才で亡くしたものの、
影もなくすくすく育った少女と言う感じがします。
育ての母親の言葉からすると、
小さい頃は何かこの世ならざるものが見えていた様子です。
育ての母は、
綾乃をうっかりさんと決めつけていますが、
何もない所に手を振るという行為を
うっかりさんで片づける彼女の方が
なかなかだと思います（笑）
奉公先は夜逃げして、
自分は何者かに傷つけられトラブル続きの綾乃。
更に、助けてくれた人はなぜか角があるし、
噂の妖屋敷らしいところに居ると言う波乱万丈の幕開けです。
雷も落ちるし、目は痛いし、気絶するのも当然です。
一回目から大変な思いをしていますね。
それにしても、とても美しい風景が描かれている作品です。
大コマの桜の樹や人物は一見の価値があります。
鬼の嫁にされるらしい綾乃ですが、
彼女ならどんなトラブルも乗り越えて行けそうです！
まとめ
ここまであやかしさんと異眼の花嫁の最新話1話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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