こちらの記事では(2019年8月21日)に発売された
MAOの最新話『14話』のネタバレや感想、考察を
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MAOの最新話『14 話』のネタバレ
猫鬼の守人
嘴のとがった妖（あやかし）たちは5匹が群れ集まって
摩緒の方へ向かってきます。
教会の前で摩緒たちに襲い掛かってきた妖には
摩緒の「血の毒」も効き目がないようです。
摩緒はこの妖どもは自分と同じように
猫鬼のみを持っているのかもしれない、と考えますが
もう一つの可能性に思い至りました。
「お前たちは猫鬼（びょうき）の結界の守人だな？」
教会の床からは大量の猫鬼の血液が染み出していました、
この妖どもはその血をすいながら、この土地を守っていたのです。
陰に身を隠していた乙弥も気がついたようです
「そうかも。こいつらノミの妖（あやかし）ですよ。」
この妖たちはノミの妖、常に猫鬼の血を吸っていたので
その毒には体制ができていたのでしょう。
修道女の姿の妖の長がぎょろりとした目を光らせて摩緒に狙いを定めます
「摩緒・・・ズット待ッテイタ・・・」
床下に猫鬼が潜んでいると見込んだ摩緒は
猫鬼を討とうと床に太刀を突きたてましたが、
床は電撃のような衝撃を放って剣を弾き、
摩緒は建物の外へ放り出されました。
摩緒に襲い掛かるノミあやかしたち。
ノミあやかしとの戦い
三匹のあやかしの攻撃をかわしましたが
宙から襲い掛かる4匹目の嘴は、摩緒の胸に突き刺さり
摩緒の体を地面に釘付けにしてしまいました。
ぎょろ目のノミあやかし、摩緒を待っていたといった妖の長です。
衝突の勢いで剣を手放してしまった摩緒、
刀は手が届かないところまで飛び去り、
地に突き刺さって立っています。
摩緒は乙弥に刀を拾うように言いますが、
刀にたどり着く前にもう一匹のノミあやかしの嘴が乙弥の体を貫きます。
摩緒の胸にくちばしを刺したノミあやかしは摩緒の血を吸い、
その胴体をボールのように膨らせて行きます。
摩緒の血を吸い尽くすまで体を離さないつもりでしょうか、
ノミあやかしが声を出しました
「体ダケ・・・在レバイイ・・・」
体を押さえつけられて動きが取れない摩緒、
血をすい続けるノミあやかしの右目の上から突然、誰かが蹴りを入れました。
摩緒、撤退
体を飛ばすように右足をけりいれたのは菜花でした。
大きな鞠のようになったノミあやかしは宙を飛んで向こうの大地に落ちました、
血のボールのようになった体は大地で弾んで衝撃はないようです。
見たことのない妖に恐れを魅せる菜花、
摩緒は菜花に刀を取ってくれと頼みます。
再び、摩緒に迫るノミあやかしですが、
摩緒のところにたどり着く前に摩緒の刀が一閃、
血で満たされた体は風船のようにはじけてしまいました。
摩緒から吸った血を飛び散らせながら地に落ちるノミあやかし、
それを見ていた別のノミあやかしたちは
血の海になった摩緒の血液にくちばしを差し込んで
ずるずると吸い込み始めました。
どうやら仲間がやられたことよりも
目の前の猫鬼の血の誘惑に勝てないようです。
乙弥は地面に倒れていましたがむっくりと起き上がりました
服には穴が開いてしまいましたが大丈夫のようです。
摩緒は一旦引き上げることにしました、
ノミあやかしたちが摩緒の血に夢中になっている間にこの場所を離れましょう。
向こうでは5，6匹のノミあやかしが体を寄せ合って
仲間の死体の周りに出来た血の海に群がっています。
身体を休める摩緒
菜花はこんなにぼろぼろになった摩緒を見たのは初めてです。
家に戻った摩緒は、ノミあやかしが追ってきたときのために
菜花に部屋に札を貼ってもらい、結界を張りました。
傷ついた体を乙弥に拭かせながら、胸と足に薬草をつけ包帯を巻く摩緒、
菜花は摩緒に関東大震災の事を知らせようと思っていたのですが
どうやら、今はそんな事を言っても聞いてもらえそうにありません。
乙弥に体中に包帯を巻いてもらっていた摩緒が菜花に礼を言いました
「それから菜花・・・さっきは助かった。礼を言う。」
衝撃を受ける菜花、
その驚きように、どうしたのかと聞く摩緒に菜花は答えました
「いや・・・礼を言う口があったのかと思って・・・」
乙弥は薬をつぼから取って椀に注いでいます。
蟲毒の壷から取った液体で傷を癒すのですが、それだけではありませんでした。
乙弥によると、このような激しい戦いで傷ついていなくても
時々、蟲毒で栄養を補給してあげないと摩緒の体はもう持たないのだというのです。
乙弥の言葉が続きます、
「九百年も生きて・・・もう限界なので・・・」
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MAOの最新話『14 話』の感想と考察
猫鬼を捜し求める摩緒の探索は、少し形を変えてきましたね。
このノミあやかしたちの行動を見ている限り、
この教会に何かの猫鬼がいるのは確かのようです。
今回の戦いで傷ついた体を直した後は、
真央はもう一度この地へ戻って猫鬼と対峙することになるのでしょう。
しかしながらノミあやかしが摩緒を待っていたといっていることからも
相手のボスキャラと思われる猫鬼は摩緒の目的を知っている様子で
一筋縄ではいかない相手のようです。
摩緒の体もだいぶ無理が来ているようで
ここからは摩緒の体の状況を踏まえての戦いということになるのでしょうね。
まとめ
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