こちらの記事では(2019年8月28日)に発売された

MAOの最新話『15話』のネタバレや感想、考察

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MAOの最新話『15話』のネタバレ

摩緒の危機

猫鬼を追っていた摩緒は、結界で隠されていた教会を見つけ

そこを探索したところ、ノミの妖に襲われてしまいます。

 

何故かその妖たちは摩緒の体に流れる毒の血が効かず

執拗に血を吸おうと襲いかかり、

摩緒は一命は取り留めたもののかなり体力を消耗してしまい

休息のため結界を張り身を潜めていました。

 

猫鬼を探しながら900年近く生きているので

そろそろ体にガタがきているのか、

傷の治りが遅くなっており

蠱毒汁を飲みながら何とか凌いでいる状態だそうです。

 

菜花は乙弥からその話を聞き、摩緒の身を案じます。

 

話に出てきた偽の教会はこの街の要石を祀っていた所に建っており

そこは関東大震災の後

要石が消え大穴が残った場所でもある以前調べた記録

そう書いてあったことを菜花は思い出しました。

 

そうしているうちに、窓の外には摩緒の血の匂いを探り現れたのか

彼を襲ったノミの妖が何匹も集まり取り囲んでいます。

 

菜花がそれに気付き、騒いでいると摩緒は身を起こして

彼女の頬に優しく手をそっと添えました。

 

彼女が驚いてそれを払いのけると、

その顔には摩緒の血がべったりとつき

摩緒は妖を引き離すために囮になってくれと、彼女に頼みます。

 

囮になる菜花

とにかく妖をここから引き離して

日が暮れたら、あの教会まで連れてくる

それまでに色々と準備をして待っている、

そう摩緒は菜花に言いました。

 

囮になることを嫌がる彼女に、乙弥がお供すると申し出ます。

 

そこで摩緒は紙の包みから式神である乙弥の本体の人形を取り出し

鳥の羽をかたどった紙細工をその背中に貼り付けました。

 

そうすると乙弥はふわりと宙に浮き、飛行能力を手に入れたのです。

 

「お前は逃げるだけでいい、戦おうとするな」

摩緒はそう菜花に言いますが、

彼女は「頼まれてたって闘いたくない」

そう思いながらコソコソと結界のある店から出てました。

 

するとすぐにノミの妖が彼女についた血の匂いに気づき

カサカサと動いたと思うと、

一気にジャンプして近づいてきます。

 

彼女は涙目になりながら「きゃあああ」と絶叫して走り出し

身の危険を察知したせいか、

その瞳が「獣」のように変化しました。

 

そしてノミの妖の攻撃を凄まじい脚力のジャンプでかわし

側に建っている二階建ての民家の屋根の上に着地します。

 

攻撃の対象を見失った妖は、

側を歩いていたおばあさん

その尖ったノミの口を突き立てようとします

幽霊のようにすり抜けて地面に刺さってしまいました。

 

乙弥の話によるとこの街の人達は、

まるで別の世界にいるみたいで理由は不明ですが、

ノミの妖は彼らを襲うことが出来ないようです。

 

菜花もピンチ

ノミの妖がここの住民を襲えないとわかると、

菜花は少しホッとしました。

 

けれども、すぐに白羽君が以前言っていた五行町の「吸血魔事件」を思い出し

この街の結界から出て人間を襲った妖がいることに気づきます。

 

彼女は急いで走り出し、五行町へ向かうと、

すでに血を吸われた農夫が倒れており

どうも絶命しているようなので、彼のを武器として借りました。

 

そのすぐそばで、今度は女性を襲っているノミの妖を発見し

鍬を振り下ろして攻撃するも、素早く避けられてしまいます。

 

彼女はすぐ倒れている女性を連れて逃げるように乙弥に頼みますが

乙弥は貼れば妖の目に映らなくなる護符をその女性に与え対処しました。

 

遠くから数匹の妖が菜花に着いた摩緒の血の匂いを追って

こちらへ飛んでくるので、

先ほど使った便利な護符

菜花は自分にも貼ってほしいと乙弥に懇願するも

それでは囮にならないし無関係の人が襲われるからと断られます。

 

菜花はもう逃げるしかないと諦め、

背を向けて走り出し自分にこんな頼み事をした摩緒のことを恨みながら

大声で「大っ嫌いだ!!」と叫びました。

 

一方、摩緒は教会の周りに何やら結界のような仕掛けをして

菜花が妖達を引き連れてくるのを待ち構えているのでした。

 

MAOの最新話『15話』や最新刊を無料で読む方法って?

以上がMAOの最新話『15話』のネタバレでした!

 

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MAOの最新話『15話』の感想と考察

強力なノミの妖と菜花が懸命に戦う回でした。

 

以前彼女はかなりのポテンシャルを発揮していたので

この戦いの中で自分の力に目覚めるかもしれません。

 

果たして教会の地下には猫鬼の謎が隠されているのでしょうか?

関東大震災と猫鬼の関係、そして菜花の身体に起きている異変。

どうも摩緒とは違い、力を発揮させると瞳が猫のように変化するので

彼女はただ返り血を浴びたわけではなさそうです。

 

そもそも猫鬼が摩緒の体を欲しがっているのも全く理由がわかりません。

 

恐らく関東大震災が全ての出来事の中心に設定されており

猫鬼の存在自体とも深く関わっている気がします。

 

気になるのは、

摩緒が見た猫鬼の姿菜花が見た猫鬼の姿全然似ておらず、

これらは全く別の存在なのか、はたまた猫鬼は姿を変える能力があるのか

摩緒の体を欲しがっていたので、

人の肉体を乗っ取ることができるのか

どれにせよ謎が深まっていくばかりです。

 

ミステリー的な要素バトル漫画的要素の組み合わせが面白く

今後どうなっていくのか目が離せまん。

 

まとめ

ここまでMAOの最新話『15話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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