こちらの記事では(2019年8月7日)に発売された
ノケモノたちの夜の最新話『1話』のネタバレや感想、考察を
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ノケモノたちの夜の最新話『1話』のネタバレ
悪魔との幸福な会話
街の古い教会の屋根裏部屋に住む少女、
ウィステリアは零時すぎに一番奥の窓を三回叩く事で
悪魔マルバスとの束の間の逢瀬を楽しみにしていた。
しかし物音を聞いた神父が屋根裏部屋に怒鳴り込んできました。
ウィステリアの横に居るマルバスには目もくれず、
「ったく!明日も早ぇっつってんだろ!」
「今日みたいに6ベンスしか稼げなかったら張ったおすからな!!」
と言ってすぐで屋根裏部屋を出ていく。
マルバスは孤児に物乞いをさせて巻き上げる神父がいるのか、
と悪魔ながらに苦言を呈すると、
物乞いではなく、身の上話を語った対価をもらっているのだと言うウィステリア。
いつまでこんな生活が続くのかと不安に思いながら、
マルバスの話を聞きたがる。
足を鎖につながれて自由を許されないウィステリアは
マルバスとのこの時間が唯一の楽しみだった。
視える少女
そんな二人の出会いは一か月前、
19世紀大英帝国ロンドンを訪れたマルバス。
3~4世紀前までは
それなりに悪魔の存在に気付く人間もいたが、
現代では悪魔の姿が見える人間は殆ど存在しない。
それだけ人の世において
悪魔の影響力が弱まっていると分析しながらも、
永遠の命を持つマルバスは認識すらされない状況に退屈していた。
そして道端で身の上話をして、
物乞いをしているウィステリアに出会う。
マルバスはウィステリアを哀れに思い、
自身の存在が相手から視えないのを承知でウィステリアに話しかけたが、
明らかに動揺してわざと目線をそらすウィステリア。
マルバスが問い詰めようとした時、
神父が現れウィステリアの髪を引っ張って
物乞いの続きをさせに連れて行ってしまった。
最後にウィステリアはマルバスに控えめに手を振る。
その晩、マルバスは初めてウィステリアが繋がれている屋根裏部屋を訪れました。
「見えるのか。悪魔が。」
「えっ…え、ええ 生まれつき。」
「こんな大物っぽいのと会ったのはさすがに初めてですけど…」
と動揺しながら答えるウィステリアは魂を奪いに来たのか?
と問い返しますが、
唯珍しかったので気紛れだというマルバス。
それなら何か話をして欲しいと、
ぶたれた額が痛くて眠れないと、
悲しげな顔でマルバスに話すウィステリアを見かねて、
マルバスは毎夜ウィステリアの元に通うのでした。
買われてしまった明日
マルバスのシェイクスピアの話を聞き終えたウィステリアは、
顔を煌めかせて面白いと感動します。
しかしマルバスは、
有名劇をあまた見てきたが
どれも持て囃されるほどではないと答える。
そんなマルバスを長生きしてるクセに
人の気持ちがわからないと皮肉を言うウィステリアだったが、
「…いやそんな筈はない。私は一応、短時間だがヒトに化けることもできる。」
と言って今迄の獣の顔から完全な人間の顔に変貌する。
この状態なら人からも視えるが、
疲れるし、神経使うし、夫人から言い寄られると説明するマルバス。
自らそんなことを言うマルバスに思いっきり引いた顔して
「………そうですか…」と棒読みするウィステリア。
しかしマルバスが元の姿に戻ると
「…ふふ…」と笑うウィステイアを不思議に思うのだった。
花が咲いたような笑顔でマルバスと出会えた事に
感謝を言うウィステリアを見て、
自分がなぜ彼女の元に毎晩通ってしまうのか考えながら、
マルバスは屋根裏部屋を後にします。
しかし翌日神父から自分の買い手が付いたと聞かされるウィステリア。
最初は何の事だか全くわからないウィステリアでしたが、
物乞いは顔見せの為に行っていたに過ぎず、
神父はずっと買い手を探していたのだった。
器量がいいウィステリアは
娼館で無く地主貴族が買い手だと言う神父。
「ガキをいたぶって興奮する変態」
という神父の言葉からどういう意図で1週間後、
地主貴族の元に行くのか理解する。
その晩マルバスに事の詳細を話すウィステリアは
絶望と恐怖から体を震わせて顔を青くしている。
自分の兄も同じように売られていってから
音信不通だと話すウィステリアは
「…お願いです…ここから連れ出して」
とマルバスに懇願するが、
悪魔は対価なしで人を救うことができないのでした。
それなら魂を奪って欲しいと言うウィステリアでしたが、
「…悪魔がなぜ魂を欲しがるか知っているか?」
「奪った分、自分の寿命が延びるからだ」
「だが私は既に不老不死。これ以上奪っても意味がない。」
「むしろ…退屈すぎて持て余している程だ。」
そう語るマルバスに絶望して顔を伏せるウィステリア。
その瞳の価値
1週間後、地主貴族の元に馬車で向かうウィステリアと
神父をマルバスは見送りました。
しかし馬車が去った後、その場に座り込んだマルバスの頭からは
ウィステリアの顔が離れない。
「あなたの隣で、話を聞きながら眠る…それだけでよかったのになぁ…」
と泣き笑いする表情を思い出して
何かを決意した顔をするマルバス。
地主貴族とウィステイア、
神父がいる屋敷の居間に人間の姿で乗り込んできたマルバスに
ウィステリアは信じられないと言った顔をします。
大量の金を出し、
ウィステリアを貰いにきたと言うマルバスでしたが直後吐血しまう。
大綱(ルール)に抵触した拒絶反応でしたが、
腕一本で済めばいいと考えるマルバス。
「…望みなど、とうにないと思っていたんだがな…」
「どうやら私は、キミと共にいる未来が欲しいらしい。」
と言うマルバスの言葉に涙を流して感動するウィステリア。
神父はマルバスに銃口を向けるが、
マルバスの体は既に保てない状態であることに気付いたウィステリアは
「…契約を!私が一番大切な…貴方が視える!!この目なら対価になりますか!!」
「私と一緒に生きて下さい!!マルバス!!」
と叫びマルバスと契約を結んでしまう。
マルバスは人間の姿から本来の姿に戻り、
ウィステリアを連れて屋敷を後にするが、
マルバスが視えない神父と貴族は何が起こったのか解らない。
本来の力を解放したマルバスに
耐え切れず屋敷は全壊してしまった。
契約の為に目を失ってしまったウィステリアを諫めるマルバスだったが、
「この世界には、まだ素敵なものがたくさんあるって教えてください。」
「あなたの言葉で…私の隣で。」
と目を失ってもマルバスに向かってほほ笑むウィステリアに、
旅の計画が初めて楽しいと感じるのだった。
兄妹
全壊した屋敷に埋まっていた神父を掘り起こし尋問する男がいた。
男は神父の軽口にキレて尋問で無く暴行し始めるが、
「おい、やめろスノウ。その娘とやらお前の妹だと決まった訳じゃないあろう。」
と諫める仲間に、この案件自体を任せて欲しいと提案する。
敵は間違いなく悪魔なので、我々の領分だと言うもう一人の男。
スノウと呼ばれた男は
「やっとここまで来たよ。ウィステリア」
「俺がお前を、絶対に救い出してやるからな。」
と妹の顔を思い出し強い決意をするのでした。
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以上がノケモノたちの夜の最新話『1話』のネタバレでした!
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ノケモノたちの夜の最新話『1話』の感想と考察
折角、マルバスが視える特別な眼を持っていたウィステリアなのに
1話目から失ってしまいましたね。
いきなり目が視えなくなったら
かなり不自由になると思うのですが、
これからの生活は大丈夫なのでしょうか。
マルバスは生活に困ってはいなそうですが(悪魔だし)人の目には視えないので、
人目には盲目の少女が一人旅している様に見えるってことですよね。
これから物語はどんな方向に進むのでしょうか。
ウィステリアの目が失われてしまったので、
マルバス視点で進行していく様になるのか。
お兄ちゃんがあと一歩早く来てくれればなんて思っちゃだめですよね。
まとめ
ここまでノケモノたちの夜の最新話『1話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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