こちらの記事では(2019年9月11日)に発売された

第九の波濤の最新話『106話』のネタバレや感想、考察

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第九の波濤の最新話『106話』のネタバレ

猪熊さんの真意

潜木

「これからもちょくちょく通ってよかですか!?」

「猪熊さんの元でもっと学ばせてください!!」

 

そう言う潜木に対し、猪熊さんは、

「そうゆう意味でならもうここには来んでよか」

と突き放します。

 

そう言われた潜木は「やっぱ迷惑っスよね…」と、

調子に乗っていたことを反省しますが…。

 

猪熊

「バカヤロウ!そんなこと言いよるとじゃなか!」

「若いもんに頼られて迷惑に思う大人はまずおらん!!」

そう断言したのでした。

 

そして猪熊さんは真意を話し始めます。

 

猪熊

「お前が今日見てきたあの風車は、」

「いろんな人が関わってあそこに立っとる…」

反対の声も多い中、難産で生まれたこのはえんかぜ

 

特に、技術屋ばかりの企業が、

専門用語を並べて漁師を説得しても、

上手く伝わることはなかったのでした。

 

そんな中、間に入ったのが猪熊さん。

 

潜木

「そもそも、なんで猪熊さんはこの話に関わろうと思ったんスか?」

潜木はそこを聞きます。

 

猪熊

「この浮体式洋上風力発電事業は、国の肝入りたい。」

「海洋特区に長崎県が選ばれたなら」

「全国にさきがけてやらん手はなかやろ。」

「漁だってそうやろが。」

「一番乗りは大漁たい!」

そう言って不敵に笑うのでした。

 

もちろん猪熊さんも生粋の漁師

 

技術屋の言葉などわかりません。

 

ですが、何度も聞いて理解し、

それを漁師の言葉に置き換えて周りに伝えたのでした。

 

猪熊

「結局はオレより大先輩の長老たちの、」

“鶴の一声”で許しを得たんやが。」

猪熊さんが若い頃から町おこしに動いてたのを見て、

そして時に猪熊さんが頼ったことで信頼してくれていた長老達。

 

そんな経緯で立ったこの風車でしたが、

主力電源にはまだまだ遠い状況。

 

前回、潜木に紹介し、

潜木が感動した水素船も、航走時間が短いなどの、

たくさんの課題がある船でした。

 

猪熊

「ばってん、オレはひとまずあの風車を、」

「遺産(レガシー)としてお前たちに遺せたと思っとる。」

「次はお前ら若いもんが、」

「それをどう使ってくれるか楽しみでしょうがなか」

そしてそのためには、

猪熊さん一人をあてにするのはつまらない、

もっと広い世界を見てこいと潜木に言います。

 

猪熊

「大学生とゆうその自由な身を使ってな。」

今しかやれんことやぞ。」

 

猪熊さんにはお見通し

猪熊

「これ、おみやげたい。もっていけ。」

 

場所は港。

 

猪熊さんは五島から帰る潜木に対し、

伊勢海老の様なものが入ったケースを潜木に渡します。

 

猪熊

「鮮度がよかけん、帰ったらすぐ海老原と食え」

潜木の様子がおかしく、湊と何かあったことは、

猪熊さんにお見通し

 

猪熊さんは「それ食って仲直りしろ。」と潜木に言います。

 

潜木

(敵わないなこの人には…)

 

そして、潜木を見送る猪熊さんは…。

 

猪熊

「また来いよ。次は飲むぞ。」

そう言って送り出したのでした。

 

湊の行き先とは…?

島から戻った潜木は、

その足で湊の部屋に向かい…。

 

『ピンポーン♪』

 

インターホンを押すと、奥から「開いてるよ!!」と声が響きます。

 

そして中に入ると、待ち構えていたのは興奮気味の湊

 

「待ってたよ、潜木!!」

「オレも話したいことがたくさんあるんだ!!」

 

そんな湊に潜木は、

「お前のバカンス話なんか聞きたくない」と言いますが…?

 

「バカンスじゃないって!!」

「てゆーか、既読スルーってひどくね?」

そう言いながらおみやげのラグビーボールのオブジェを渡す湊。

 

そのラグビーボールは最近どこかで見たことがあり…?

 

「実は釜石に行ってきた!!」

なんと湊の行き先は、スペインではなく釜石!

 

釜石で、風力発電を見てきた!!」

そう、湊は湊で風力発電を学ぶために動いていたのでした。

 

ハッピーバースデー

はえんかぜを視察した帰りに、

川辺先生を訪ねてきていた釜石の役所の人たち。

 

大学内で迷っていた所を湊が道案内をした所、

風車のことで意気投合!

 

そしてこのGW中に招待されていたのでした。

 

潜木

「そ、そんなんでホイホイ行くか?フツー…」

「つーか旅費は?」

 

「GW帰省用にもらってたやつ使っちゃって…」

「めちゃくちゃ怒られた…」

湊は猪熊さんの言う“今しかやれんこと”を実践していたのです。

 

「と、ゆーわけでさ…」

「お互いハタチの誕生日にカンパイしようぜ!!」

「朝まで語り明かすぞ。」

0時を回って、潜木は誕生日になっていたのでした。

 

潜木

「え?なんでお前はオレの誕生日知っとるとや。」

 

「オレみんなのバースデーは把握してる派」

 

潜木

「なんだそのムダな能力!!つーか誕生日一緒!?」

「マジ最悪!!」

 

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以上が第九の波濤の最新話『106話』のネタバレでした!

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第九の波濤の最新話『106話』の感想と考察

今回こそ、五島編は終わりでしょうか?

 

猪熊さんは本当に大きく、そして偉大な男でしたね…!

 

「もう来るな」の真意は、

遊びにくるなら歓迎だけども、

学ぶのであれば自分ばかりから学んでもしょうがない。

 

そういう意味であったと。

 

そして、若者に頼られて迷惑に思う大人はいないと。

 

猪熊さんは見た目は普通のおじさんですが、

ホント素敵な大人でした!

 

ああいう先輩がいるのは幸せですよね!

 

そして、一方湊はなんとスペインじゃなくて岩手県の釜石に!

 

ホントフットワークが軽いというか…(笑)

 

まさしく猪熊さんの言うように、

いろんな所に飛び回り風車を学ぼうとする湊。

 

本当に湊は、

頭で考えるのではなく、感覚で動く人間ですね!

 

頭で考えがちな潜木とはいいコンビです。

 

そして、共に別の形で風車を学んできた二人。

 

その学んで来た事はどう活かされるのでしょうか?

 

次回、どういう展開になるのか楽しみですね!

 

まとめ

ここまで第九の波濤の最新話『106話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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