こちらの記事では(2019年9月5日)に発売された

キングダムの最新話『613話』のネタバレや感想、考察

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キングダムの最新話『613話』のネタバレ

亜花錦加勢! 信軍は突き進む

「止めろっ止めろォっ!!」

亜花錦の実力は高く、

止めようとする趙軍も意に介さない。

 

彼の剣の前に、

趙軍は次々と斬り落とされていた。

 

「河了貂! 援軍に来た亜光軍が……」

「うん、強い! 強いから、相手の力がそこに動いたおかげで……

ようやく信達が加速し始めたっ!!

 

亜花錦の加勢のおかげで、

信たちは勢いづき

金毛軍を次々と抜いていく。

 

その様はまさに一気呵成。

 

若い力が動くのを見て、

亜花錦も歯を見せて笑った。

 

「ふっ、そうこなくては。犠牲になった段茶が浮かばれぬ」

「まだ死んでねぇぞ!」

彼はまた笑うと、

上司の二千将に向き直って、

信を補佐するように命令した。

 

「奴らは何度も復活する。なるべく死なせず、働かせ続ける方が得だ

「コラァ 亜花錦! 千人将のくせに命令するな!」

「そういうところだぞ、貴様が未だに……」

「よい。いわれた通り、百を飛信隊の方へ遅れ。」

「亜花錦。戦の終盤、いつも思うぞ。貴様が健在でよかったと

「ギャギャギャ! だろうな。……だが、今回は違う。今回は、飛信隊、信だ」

 

彼は言う。

今、この段階で掃除るのなら、

右翼の勝因が、王翦が飛信隊を右翼に送り込んだことだ、と。

 

金毛の怒り

「いいぞそのまま押し込め!もう金毛軍には、オレ達を止められない!」

河了貂の号令に従い、

信軍は敵軍の深くまで切り込んでいく。

 

彼女の見立ては正しく、

金毛軍率いる本陣の守護隊は、すでに崩壊寸前だった。

 

「金毛様! 主力の中隊が崩壊しました!」

「援軍、間に合いません!」

「飛信隊が来ます! 金毛様はお下がりを!

その状態に激昂していたのは金毛だった。

金毛は歯ぎしりをして怒りに震え、

憎悪のこもった視線を秦軍に向けている。

 

またしても……力が及ばぬのか……またしても……!」

震えるほどの怒りを拳に握りこむ。

慶舎をはじめとして、金毛の尊敬する人物たちはみな、飛信隊に討たれたのだ。

 

それが乱世の習わしとはいえ、

金毛が抱く怒りは、相応のものだった。

 

「金毛様! ひとまず李牧様の元へ!」

「ここは我々に任せて……っ」

金毛の身を案じ、

兵士たちは彼を下がらせようとする。

 

だが、内に秘めた激昂が、

そして復讐心が、それを許さなかった。

 

「矛を持てィ!」

「何を言って……早く脱出を!」

「離せ! 私はここを死守すると李牧様に約束したのだ!」

「なりません! 脱出を!」

「離せっ……これ以上っ、また、生き恥を晒せというのか!」

「我が矛を持てィ! 竹進!!」

怒りを発露し、自殺ともいえる戦いに乗り出そうとする金毛だが、

竹信はそれを怒鳴りつける。

 

責務を放棄するな!ここが敗けても李牧様はまだ負けたわけではない!」

「李牧様が戦っておられる限り、金毛様の力は必要だ!それに!!」

「あなた方は軍の柱なのだ!」

「軍は、国の命だ! あなた方が倒れていく度に国が揺らいでいってるんだ!

「趙国のために、無駄死にはするな、金毛様!あなたにはまだ、やることがある!!

その言葉に、我を取り戻す金毛。

彼は目を閉じ、息をすると、

彼の言葉に、静かにうなずいた。

「許せ。取り乱した。」

「私は李牧様の元へ戻る。ここはお前たちに任せるぞ。……武運を、竹進」

「金毛様も」

 

「必勝の策」

秦軍の奮闘の結果、

金毛がいた本陣は沈み、

飛信隊はついに李牧の本陣を急襲することに成功した。

 

それはすなわち、

戦の「必勝戦略」と呼ばれる、

挟撃の形に成功したことを意味していた。

 

「やっとここまで来た!一気に李牧の首を取るぞォ!」

兵士たちの士気もあがり、

秦軍は大きく前進していた。

 

王翦の言う、「必勝の策」が成就したのである。

 

秦軍はほとんど勝利したものといってよかった。

対して趙軍は絶対絶命。もはや死に体といっても過言ではない。

 

李牧の側近、カイネもまた、

死に体となった趙軍を必死に守っていた。

 

「陣を下げて縮めるぞ!このままじゃ抜かれて本陣が……李牧様が危ない!

「前から来てるぞ!カイネ!」

李牧を気遣うあまり、その声が聞こえていないカイネ。

その間に割って入ったのは、

同じく李牧の側近である傅抵だった。

 

「危なかったなカイネ―」

「なんでこんなところにっ!

「持ち場はもっと後ろに……李牧様を守りに行け、バカ!」

「だよなー……でも、ちょっと行く所があってね。」

「ついでにお前の顔、見に来たって感じ?」

「行くところ?」

傅抵は兜を外し、

カイネをじっと見つめる。

 

その後、何も言わずに背中を向け、

ぼそりと呟いた。

 

「よし、焼き付けた。」

「さすがにこうなっちまうと死ぬかもしんねーからな。じゃーな、カイネ」

「傅抵!? 勝手な真似してんじゃないぞ、お前!」

「勝手じゃねーよ。李牧様の指示だ。……ふっ、やっぱこえーぞ。あの人は」

傅抵は歩き出しながら続けた。

 

「勝負は最後までわからねぇぞ。……いや、勝つのは俺たちだ

 

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以上がキングダムの最新話『613話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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キングダムの最新話『613話』の感想と考察

どちらかというと、

趙軍側がクローズアップされた回でしたね!

 

敗残の将である金毛の想いが、

一コマ一コマから伝わってきました。

 

命を懸けて彼を説得した竹進ですが、

次のページであっさり殺されてしまっていたのは、

戦の無常さ、悲しさが出ていたと思います。

 

気になるのは傅抵ですね。

 

一体李牧の指示でどこに行くのでしょうか。

 

予想としては、

李牧が得意とする暗殺戦法を取るのだと思います。

 

誰を暗殺するのかはわかりませんが、

もしかしたら傅抵は王翦を急襲するつもりなのかもしれませんね。

 

まだまだわくわくしてきます!

 

まとめ

ここまでキングダムの最新話『613話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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