こちらの記事では(2019年9月12日)に発売された
まくむすびの最新話『21話』のネタバレや感想、考察を
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まくむすびの最新話『21話』のネタバレ
過去の栄華の道具たち
無事終了した、あおはるマルシェ。
久しぶりのお休みかと思いきや、
本日は掃除の命令を出された部員達です。
「ここを整理って、マジすか?」
むすび、リューグー、いもにの1年組は、
その室内の様子に、かなり引きぎみです。
「マジです」
と応えるママ先輩も申し訳なさそうにしています。
それほどまでに、室内には物があふれかえっているのですから…。
床から天井まで、
段ボールに入ったあれやこれやが乱雑な状態で詰まれていて、
彼女たちを困惑させています…。
ここは、部室の下の階にある物置。
こちらに詰め込んでいたおかげで、
本来の部室はやけに物が少ない状態を保つことが出来ていました。
「さっき立川先生が来てさ」
とボーズ先輩が話し始めます。
『今までの活動記録読んで気づいたんだけどよ…』
ただでさえ少ない部費は少ない。
『これまでに購入したものを活用しないでどうする。
練習より先に掃除しろ、バカ。』
と新顧問らしいやる気のある指示を出して行ったのでした。
1年組は、ゆっくりしたいとボヤきますが仕方がありません。
ブツブツ言いながらも、手を付け始めました。
この状態はママ先輩が入部したころからだと言うので、
すでに2年以上は過ぎています。
彼女も自主的に片付けようとはしてきたのですが、
「色々あったからね…」
とボーズ先輩と共に、何かを振り返っている様子。
そんな二人の様子よりも、
むすびはこれらの道具を使うことに興味があるようです。
「表現の場が広がったりするのかな…」
と地味に目を輝かせるむすび。
掃除は皆で手分けして、順調に進んでいきました。
「むすびー、なぐりくれー」
とジャス子先輩に言われて、
むすびはこぶしを作ってにじり寄ります…。
ジャス子先輩は、そんなむすびを止めながら、
むすびの側の道具が沢山入っている箱を示します。
「その中の金づちが通称”なぐり”だ」
持つところを長くすることで、強い力で打てる道具の一つ。
舞台の設置やバラシを素早く行うために考えられたものなのです。
他にも舞台独特のものがあるので、
覚えておくようにとジャス子はいいます。
一年生相手に色々と道具のレクチャーをする彼女を、
ママ先輩が呼びます。
二人が消えると、一年生とボーズ先輩だけになりました。
バイオレンス赤ずきん
改めて、物の多さに向き合う1年生。
「まだ部費が潤沢だった頃の名残」
とボーズ先輩が教えてくれます。
「じゃあやっぱり昔って、うちの演劇部活発だったんですか」
とむすびは尋ねました。
「初代の顧問が凄かったみたいで、そのころは東北大会の常連だったらしいけど」
とボーズ先輩も噂レベルでしか知らないと答えると、
いもにが
「全国大会の一歩手前じゃないですか!」
と色めき立ちました。
そんな3人をよそに、1人リューグーは別の事をしていました。
「むすび、むすび」
彼女に呼ばれて、リューグーの方をみるとそこには、
ジャージ姿に、赤いフード付きマントを羽織り、
左腕に籠をかけて…そこまでならば、
赤ずきんともいえるいでたちのリューグーが立っています…。
しかし、サングラスをかけて、右手には斧を持つ姿は物騒そのものです!
「なんか強そうな赤ずきん」
その言葉に、思わず吹き出すむすびでした。
「おばあちゃん、今行きます」
と言われて、更に大ウケしてしまうむすび。
そんな二人を注意するいもにでしたが、
むすびはリューグーに乗っかってしまいます…。
「そうさね…きっとあの子も私を片付けにくるだろう…。」
「しかしただでは死なないよ」
と道具の中から、ライフルを取り出しました。
その顔はすでに、老婆のものになっています。
赤ずきんのような青二才にやられはしない、
物語は続いています……。
「…ここ、物騒なもの多くない?」
といもにが冷静な言葉を言うと、
彼女の背後に銃口が付きつけられる音が…。
「そうここは物騒な場所なんだ」
と今度はボーズ先輩が物語を膨らませてきます。
どんどん盛り上がる雰囲気に、
いもにはたじろぐのでした……。
ママ先輩ありがとう
そのころ廊下ではママ先輩が、
呼び出したジャス子に、
あおはるマルシェでのことを謝ろうとしていました。
それは、
台本の煙草のシーンを変えないと廃部にする、
と前顧問に言われていたのに、
台本を変えなかったことを意味します。
幸い後任がすぐにみつかり、
演劇部も存続できましたが、
ママ先輩は自分の独断をジャス子に謝りたかったのです。
気にしていないというジャス子にあくまで謝罪したいママ先輩…。
「自分が”もやもや”しているから、
終わったことなのに謝りたいってことですか?」
そうジャス子に問われて、
しばし考えたママ先輩はその言葉を認めました。
それならば自分もたまっているものがあるから
とジャス子も話し始めます。
「先輩。脚本を守ってくれてありがとうございます。」
稽古の時注意してくれたこと、
いつも部をまとめてくれること、
……これまで部がやってこれたのはママ先輩のお陰。
ジャス子は頭を下げてお礼をいいます。
「それと、去年、みんなが離れていく中、
残ってもらって本当にありがとうございました。」
元凶はジャスコ自身だとわかってはいるが、
ママ先輩に救われてきた、
と改めてお礼を述べるジャス子。
彼女が口にした、去年の出来事…。
何があったのか、
そろそろ1年にも言わないといけないとジャス子は考えています。
ママ先輩は、ジャス子がいるから頑張れた。
お礼をいうのは自分だと、笑顔で返します。
「この演劇部は大丈夫」
そうママ先輩は思います。
自分が卒業しても、
『きっと大丈夫。あの子たちがいるから』
そんな風に安心するママ先輩とジャス子の耳に、
大きなものが崩れ落ちるもの音が飛び込みます!
ドアを開けて、音の正体を知ったママ先輩の形相がかわり、
……大きな雷が落ちようとしていました……。
こうして1年生3人は、
ママ先輩の本当の恐ろしさを知ることになったのです………。
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以上がまくむすびの最新話『21話』のネタバレでした!
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まくむすびの最新話『21話』の感想と考察
今や青息吐息の演劇部ですが、
かつての栄華を示すような大道具・小道具の大掃除をすることになり、
過去に想いを馳せる回となりました。
なぜか物騒な、斧、ライフル、短銃などもあり、
どんな舞台だったのか、気になります。
そんな小道具から、新しい物語を作っていく一年生…。
寸劇ですが、
どこかブラックラグーン風バイオレンスな赤ずきんは、
観てみたいと思わせる魅力があります!
自由な発想や食いつきの良さを失わず、
ママ先輩が引退しても、
この演劇部を引っ張っていってくれそうです。
それにしても、
物語当初からちょくちょく出る、
「去年の事件」がどんなものだったのか…。
まだ一年生が知らず、もちろん読者も知らない事件。
そろそろ暴かれる時が来るのでしょうか。
なんとなく、
ジャス子たち当事者ではない所から、
一年の耳に入ってこじれそうな予感がします…。
そしてそこにこそ、
ママ先輩がジャス子に執着する理由もあるのでしょう。
早く話して欲しいと願ってしまいます!
まとめ
ここまでまくむすびの最新話『21話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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