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シャドーハウスの最新話『37話』のネタバレや感想、考察を
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シャドーハウスの最新話『37話』のネタバレ
3階の貴族たちの意見
豪奢な3階の部屋では、お披露目を見守る重鎮達が、
エドワードのやり方について議論しています。
『“顔”は自らの考えをいずれ失い、忠誠心のみでシャドーに従う』
そして、
『シャドーと”顔”は一体化して”完全な存在”になる』
その決まりから考えると、今回のお披露目のやり方ではいかがなものか、
という意見が出ます。
まず、異を唱えたのは、モノクル（片眼鏡）をつけた男性・ジョゼフです。
彼と同様、シャドーと”顔”が仲良くなるようなやり方が気に入らないのは、
巻き毛の男性・ライアンでした。
ライアンは横柄にソファーにふんぞり返り話しています。
彼曰く、
第一には、”顔”はそもそも奪うために存在している。
第二に、“顔”が自ら考え謎解きをしていくことで、
個別の考え方を持ってしまう。
そう批判が出る一方で、このやり方を認める部分があると一定の評価も出ていました。
「忠誠心を高めるには重要なことなんじゃない？」
そう言ったのは、頭にティアラを着けた女性でした。
謎の声が感じる”シャドーハウスの可能性”
忠誠心…それを意味するところは、
エドワードによって捕らえられた主を、
”顔”が救うために生まれる気持ちや行動のことです。
また、ゲームとしては最高、とまで言っています。
ただし、このやり方は危険も伴っており、
場合によっては全員失格の可能性もはらんでいました。
“新人”の合格者を出さなければいけないお披露目で、
それはそもそもの目的に反します。
小柄な女性・ソフィはこのやり方を実験的と感じていました。
”能力開花”の兆しが見える者もいる点では、
評価に値すると言います。
しかし、ライアンは”星つき”を量産してどうするのだとこき下ろします。
「無駄にものを考えさせても、ろくなことにならないぞ」
…そこまで会話が進んだ時、声だけの存在が話し始めました……。
『シャドーハウスにはまだまだいくつもの可能性があるということ』
声は、今回のお披露目を、なかなか面白いと評しました。
この声は、この3階の彼らと同じ部屋に居るのか、はたまた別室に居るのか。
誰も、声の発言に対して反応する者はいませんでした……。
ティアラの女性は、エドワードがすす時計の広場でピアノを弾いていることは、
あまりに愚行と判断し警告を出すことにしました。
彼の行為は館の重大な秘密に触れており、
新入りに見られてはいけないのです。
重鎮たちを接待するシャドーの一人・アイリーンに命じて、
すすバトで伝言を飛ばします。
すすから作られた黒い鳥・すすバトは、ピアノを弾くエドワードの前で、
【警告レベル1】という文字となって消えました。
謎の声が言います。
「楽しみだよ」
今、迷路で争っている5組がお披露目を終えた後にどうなるのか、……と。
ジョンとリッキーの駆け引き
迷路では、”すす取りの間”で服を綺麗にすることが出来た
シャドーの一人・ジョンが満足そうにしています。
すす取りの間もそうですが、仕掛けの施された地図など、
彼はお披露目を楽しんでいます。
ジョンの”顔”のショーンは、そばの鉄製の柵状扉の仕掛けを調べ終えていました。
地面に刺さっている棒で2か所ロックがかかっており、
こちら側と向こう側で同時に棒を引き上げれば、
くるくると回転して扉は開くのです。
誰か向こう側に来ないかと思っていたその時、
ショーンにとっては会いたくない人物がやってきました。
リッキーです。
彼もすぐに仕掛けを見破り、苦々し気にショーンに言います。
「這いつくばって懇願しろ」
しかし、ショーンも負けていません。
リッキーが彼の主・パトリックをまだ救い出していないことを見破り、
彼もまたこちら側に来たいと踏んでいます。
言葉の駆け引きを繰り広げる二人。
話していても時間の無駄だ、とショーンが立ち去ろうとすると、
さすがに困ったリッキーは、以前ショーンを殴ったことを謝罪します。
ただし、リッキーの謝罪はあくまで棒読みで、ショーンはムカついていました。
が、時間をかけたくない彼は、譲歩することにしました。
「じゃあ同時に棒を引っ張るぞ」
ショーンの言葉に合わせ、リッキーも反対側で棒に手をかけます。
その時、リッキーの背中側がショーンの目に入りました。
リッキーが背負っているもの…それはルウの持っていた大きな庭挟です。
「リッキー…ルウに何かしたのか？」
そうショーンはリッキーに問いかけました……。
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以上がシャドーハウスの最新話『37話』のネタバレでした！
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シャドーハウスの最新話『37話』の感想と考察
相変わらず謎だらけですが、エドワードの考えたお披露目に対する、
3階の重鎮たちの考えが丹念に描かれた回でした。
そして、恐らくは『偉大なるおじい様』と言われている謎の声が登場し、
また重鎮たちの名前も一部ですが判明した大事な回でした。
重鎮たちの意見はずいぶん割れています。
“顔”が自我を持ってしまうと一体化しにくい、
とライアンは言っています。
が、それが気持ちの問題だとすると、
口のわりには優しい気がしてきます。
それとも、単純に一体化するのに自我が邪魔になる、
と言う考えも出来ますが、現時点では謎のままです。
今回の重鎮たちの会話から、気になることがあります。
ずっと憎まれ役に甘んじているエドワードのやり方です。
もしかすると、
あえて”顔”たちが自我を持つ方向に向かわせているかもしれません。
今の所、自分の出世ばかり口にする、嫌な部分しか見えないエドワード。
しかし、このお披露目会場も、
同期と思しき2人の仲間と力を合わせて作っていました。
また、今回、警告を発せられた彼を、アイリーンは心配しています。
ただの嫌な奴ではなさそうな様子になってきました。
さて、迷路の方では、
ジョンとショーン組が、リッキーと鉢合わせしました。
仲たがいしているジョンとリッキーのやり取りを
ショーンは点数をつけて楽しんでいます。
何事も前向きに楽しめるのは、彼の特質ともいえます。
生真面目すぎる感じが少々あるジョンとは、
バランスのいい関係ですね。
今回、ラストでリッキーが待つ鋏にショーン気が付きました。
元々はルウが選んだ鋏です。
次回、リッキーが本当の事を云ったとして、
果たしてショーンは彼を信じるられるのか否か……見ものです!!!
まとめ
ここまでシャドーハウスの最新話『37話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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