こちらの記事では(2019年9月19日)に発売された
BUNGO-ブンゴ-の最新話『202話』のネタバレや感想、考察を
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BUNGO-ブンゴ-の最新話『202話』のネタバレ
攻守にわたって
「6回の表、静央シニアの攻撃は、3番センター間瀬君」
ウグイス嬢の声が球場に響きます。
5回の表まで3対2とリードしていた静央。
しかし、静央のエース鮎川瑛太が
富士ヶ丘の〝天才〟河村幸一に逆転スリーランを放たれ、
追う展開となっています。
バッターボックスで
富士ケ丘のエース碓井を睨む間瀬・・・。
「素晴らしいピッチングだった・・・
僕の評価は不変だ・・・だから、顔を上げなよ瑛太!!」
間瀬は心の中で瑛太を鼓舞しながら、バットを振り抜きます。
キィーン!
「何っ・・・!?」
投げた碓井は間瀬に打たれたことで声を上げました。
「流し打ち!!」
「上手い!!」
間瀬のバッティングに歓声が上がります。
左バッターの間瀬は、
三遊間に綺麗な流し打ちを放ったのです。
しかし・・・打球は
ショート河村のグラブに収まり・・・。
華麗なフィールディングと
ジャンピングスローによって1塁に投げられました。
「ちっ・・・」
走りながら打球の行方を見ていた間瀬は
舌打ちをします。
それと同時に、河村のデカい身体が生み出す
俊敏な動きに驚いていました。
「守備も上手い!!」
「でも間瀬さんの足なら・・・!!」
河村の守備への称賛と、
間瀬出塁への期待の声を上げる静央のベンチメンバー。
判定は・・・。
「アウトォ!!」
審判の声が響きました。
間瀬は足を伸ばしましたが、間に合わず・・・。
河村が攻守に躍動し、
ヒット性の当たりをアウトにして見せたのです。
「普通だけどね・・・これくらい」
ワンアウトを取ったことで指を立て、
歓声にこたえる河村は呟きます。
わずかに差し込まれたことで打ち損じた、と
自身の打席を分析する間瀬。
前の打席からトップの位置を修正したものの、
碓井の調子も上がってきているのです。
「威力のあるストレートをついに・・・
ゾーンに投げ始めた!!」
間瀬は碓井のコントロールを、そう評価しました。
勝利の為に
「この回1点でも返さないとマズい・・・!」
状況を見ながら話すマコト。
「頼むぜ!」
袴田もベンチからバッターボックスに期待を送ります。
その期待の打者がバッターボックスへと向かうと、
紹介が球場に流れました。
「4番シュート、野田君」
「!!」
しかし・・・構えた野田は目を疑います。
「なっ・・・敬遠・・・!!」
「一死走者無しから敬遠を選択!!」
騒めくスタンド・・・。
「・・・プライドの高い和隆が
あっさりとサインに頷いてくれた・・・」
敬遠のサインを出した富士ケ丘のキャッチャー皆浦は
碓井の対応に感心しています。
なぜなら、アウトを取るための満塁策以外では、
碓井にとって人生初の敬遠だったのです。
それは初めて打者との真っ向勝負を避けた、ということでした。
「ボールフォア!!」
主審がカウントを叫び、野田は四球となります。
「心底エースだな、和隆・・・!!」
自分の気持ちを押し殺してチームの勝ちに徹する・・・。
その行為に、皆浦は賛辞を送ったのです。
「要らねえ・・・いくらでもくれてやるよ、
俺の誇りなんぞ・・・」
マウンドの碓井は考えています。
「・・・その代わりに頂くぜ・・・勝利を・・・!!」
変化その①
ワンアウト、ランナー1塁の状況で、
打席には5番の石浜文吾が入りました。
「雰囲気が・・・」
文吾の傍で構える皆浦は、
文吾の雰囲気が変化していることを感じます。
「油断するなよ和隆・・・」
目で訴えかける皆浦。
「油断?バカ言うな純一・・・全力で殺す!!」
油断など微塵もない碓井は、渾身の球を投じました。
・・・ギィン!
文吾のバットがボールを捉えます。
「なっ・・・スイング速っ・・・」
文吾のスイングスピードに目を奪われた皆浦。
ボールを見失ってしまいます。
ボールの行方は・・・。
「くっ・・・」
そう声を上げたのは富士ケ丘のセカンド、平針です。
痛烈な打球は平針のグラブをはじき、
前に転がっていました。
「慌てないで・・・間に合うよ」
すでに2塁ベース上でボールを待ち受ける河村が、
焦る平針に声をかけます。
「おう!!」
河村の声に答えた平針は河村に送球・・・。
4・6・3・・・ゲッツーが成立します!
「6回の静央は無得点!!」
「富士ケ丘、2点リードは変わらず!!」
富士ケ丘のプレーに、スタンドから声が上がりました。
真逆の選択
試合前から、
この試合に全てを注ぎ込む富士ケ丘に対し、
静央はこの試合が通過点だと感じていました。
それは両チームの打順や作戦にも表れています。
その象徴となったのが・・・
5回裏の河村との勝負と6回表の野田への敬遠でした。
「完全に明暗分かれたな・・・」
スタンドで呟く近藤。
両チームの対照的な選択や作戦、
雰囲気を見て、富士ケ丘の勝利を悟ったのです。
変化その②
「静央シニア、守備の交代をお知らせします」
静央ナインが守備に向かうと同時に、
アナウンスが流れます。
「投手・鮎川君が右翼手、6番右翼手・鮎川君・・・」
「おいおいマジか・・・」
「投球練習もしてないのに・・・!」
「静央史上初めての事や!」
ざわつき始めるスタンドのスカウト達。
「何だこの騒ぎは」
「少し異様ですね」
「凄えな」
シニア世代の強者、東堂、家長、伴野も
球場の雰囲気が変化したことに気付いています。
「2年前の事を知る者なら・・・当然昂ぶる・・・!!」
同じくスタンドから見守る瑛太の兄、
元静央シニアの鮎川はマウンドに向かう男を見て呟きました。
「右翼手の石浜君が投手、3番投手・石浜君」
守備交代のアナウンスとともに、
怒号のような歓声が沸きます。
文吾は中5日で身体には問題ありません。
さらに、ベンチの野田監督は決断したのです。
「先々の事を冷静に・・・などと考えられん!!
直感が〝今しかない〟と告げている!!」
富士ケ丘と同じく、
この試合に全力を注ぎ始めた静央シニア。
「試合の流れを激変させるのも、
たった1人の仲間を救えるのも・・・
文吾・・・お前だけだ!!」
野田監督は、文吾に全てを託したのです!
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以上がBUNGO-ブンゴ-の最新話『202話』のネタバレでした!
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BUNGO-ブンゴ-の最新話『202話』の感想と考察
やはり文吾が登板しました!!
最高の展開になったことは間違いありません!
しかし、気になることが1点だけ・・・。
シニアの野球はイニング数が7回までとなっています。
文吾の登板が6回裏なので、
静央が勝利するには7回の表で点を取るしかないのです。
打順は下位に向かう6番から・・・。
果たして追いつくことができるのでしょうか・・・!?
富士ケ丘の打順を考えると延長戦に入らなければ、
河村VS文吾を見る事はできません。
文吾が下位打線に捕まるとは思えませんし・・・。
この後の展開が予想できないだけに、
期待が高まります!!
まとめ
ここまでBUNGO-ブンゴ-の最新話『202話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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