こちらの記事では(2019年9月19日)に発売された
MoMo -the blood taker-の最新話『27話』のネタバレや感想、考察を
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MoMo -the blood taker-の最新話『27話』のネタバレ
御子神を見守るアルチーナたち
今日も雲一つない青空で、いつもの一見平和な朝が
今日も始まろうとしていました。
小鳥のチュンチュンとした鳴き声が響くとある公園で、
御子神はホームレスのような男性に声を掛けられ目を覚まします。
この季節は蚊が多い。
藪の近くで寝ていたら食われると心配されて、
彼は飛び起きました。
公園のベンチで眠る彼は、
昨日警察と大捕り物を繰り広げ、自身も銃を受けていたはずです。
しかし、昨夜の襲撃の際に撃たれたはずの銃弾は、
いつの間にか取り出されているようでした。
…遠くから、そんな彼の様子を見守る少女が二人。
カジュアルな感じに肩の出たゴスロリ風ワンピースに、
黒い日傘をさした少女・アルチーナが、
御子神の事を
大胆なんだか神経質なんだかわからないと評しました。
一方の、仮面の少女は、
彼がここにきて単独行動をとっていることに呆れています。
その反面、おつき部隊の一人であるトーマに、
御子神が自分の行動を教えていたのが不可解です。
そのうえ、アルチーナはトーマが
彼と親しいことも気に入りません。
単なる「血を狩るもの（ブラッドテイカー）」
一人につきあうなど、
恩があるからとはいえ、彼女には不可解でした。
そんな話をしていると、御子神が動き始めました。
彼が何をするのか、興味を止められないアルチーナは、
このまま彼の監視を遠くから続けるつもりでいます…。
吸血衝動よりも
御子神は、高いビルの上から
人でごった返す渋谷のスクランブル交差点を眺めていました。
太陽の下でも稼働できる半吸血鬼とはいえ、
力が強まるのはやはり夜になってからなのを実感します。
夜よりは力の出ない体で、雑踏を眺めていると、
想うともなくそこに流れる人々の血への渇望が首をもたげます。
新鮮な、流れる、空腹を満たすことのできる、
人間の血液………。
思わず、口がゆっくりと開き、
鋭く棘上に生えそろった歯が顔をのぞかせます。
しかし、彼は左肩に下げていた荷物をグッと握りしめて、
暴走しそうになる意識を堪えて、平常心を保ちます。
「早く…しないとな」
御子神の成長の原動力は
また遠くからアルチーナが
彼のその様子を眺めていました。
アイスクリームを頬張りながら、
いたって普通の少女のような彼女もまた、吸血鬼の一族です。
もちろん、その習性も熟知していますので、
吸血はすればするほど強くなる話を仮面の少女としていました。
“二つ顏（アンフィスバエナ）”などどれだけの血を吸い続けて、
強大な力を手に入れたのか見当もつかないのです。
今は御子神こそが、飲まなければならない健康状態のはずなのに、
彼は口にしようとしません。
にもかかわらず御子神の吸血鬼としての成長スピードは異常だ、
とアルチーナが指摘します。
考えられる理由は、アンフィスバエナを倒すと言う執念…。
婚約者を彼に殺され、首を持ちされれて、
自身も手ひどい目に遭って、10年以上……。
今や自身も吸血鬼になり、
ずっと燃やしている強い感情こそが彼の成長の原動力だろう、
と仮面の少女は言うのでした。
女王の眷属としてはどうなのかは分からないけれど、
アルチーナは彼を面白い子だと気にかけていました…。
死者がでなかった闘い
隊員の詰め所であるビルでは、
先日御子神と戦闘した者たちが、
全員生きていたことが話題になっていました。
故意か偶然かは分かりませんが、御子神の後輩だった中宮は、
御子神が今も警察官の意識を持ち、
理性を保っていると信じたいのです。
そんな中、同じ部屋のソファーに黙して座る男・白縫が
目に入った中宮は、彼に声をかけます。
「あなたは俺たちが…」
守ると言いかけた彼の肩を、痛むほど強く、橘がつかみ止めました。
「今は…近づくな」
……白縫は、小さな声で、含み笑いをしているように見えるのでした…。
一方モモは、まだアルチーナの屋敷の地下で眠り続けているようです。
そして、屋敷の豪奢な一室のソファーにすわり、
アルチーナに気に食わないと言われていたトーマが、
御子神から彼に預けられた警察手帳を黙って見つめていました。
彼の目は怪しく光り、表情は読み取れない程静かでした…。
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以上がMoMo -the blood taker-の最新話『27話』のネタバレでした！
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ドメスティックな彼女の最新話『244話』の感想と考察
今回はアルチーナが狂言回しよろしく、
これまでのまとめともいえる仕事をしてくれています。
御子神が置かれている立場、相手方の動向。
それとは別に、女の子らしく（？）
彼への興味も隠すそぶりはありません(笑)
近づくと、彼にはバレて逃げられるからと、
遠目から見ているせいで、
彼が吸血衝動を必死に我慢しているのも分かりました。
それなのに、彼が成長し続けている理由。
それは、彼の”二つ顏(アンフィスバエナ)”への復讐、
執着ゆえだろうと妹は言います。
それでもいつか限界は来るでしょうし、
”二つ顏”と戦うためにも、体力の回復と増強が必要なはず！
どこまでも姑息な”二つ顏”には、周到な準備が必要です！
そして、これから心配なのは、
温厚な様子のトーマなのですが…何か腹に一物あるようで…。
その警察手帳で何をしようとしているのか。
まさか“二つ顏”の内通者という事はないと思いたいのですが。
出来れば御子神の敵にはなって欲しくない、好感度の高いトーマ少年…。
次週も見逃せません！
まとめ
ここまでMoMo -the blood taker-の最新話『27話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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