こちらの記事では2019年7月18日に発売されたゴールデンカムイの最新話206話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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ゴールデンカムイ最新話206話のネタバレ

シネマトグラフ上映会

鯉登少尉のおかげで

上映会に芝居小屋を借りることができました。

 

シネマトグラフによる活動写真を見るために

集まった皆からどよめきが起こります。

 

アイヌ民話の劇やアシリパがグズリを倒したところなどを観て

子供たちも大はしゃぎです。

 

突然場面が変わり、活動写真に写されているのは、小屋のようです。

 

樺太アイヌの家ではないとわかりますが、

見当もつきません。

 

ジュレールがアシリパを撮影していて気になったため、

この活動写真を見て欲しいそうなのです。

 

その映像は10年以上前に稲葉たちが、

小樽で撮影したものだと言います。

 

アシリパは自分の村だと気づき、

そこにはアシリパの父ウィルクの姿も映っていたのです。

 

ウィルクはのっぺら坊という印象だったので

その姿に驚き、さらに杉本は隣の女性が誰なのかと考えました。

 

ジュレールはこの女性が

あなたにそっくりだってと稲葉はアシリパに伝えます。

 

活動写真に映る女性は表情がくるくると変わっています。

 

明るくて晴れの日みたいな人だったと

アチャが話していたそうです。

 

白石が、素敵な感じのひとだなぁと呟いたとき、

その女性が赤ちゃんをおんぶしている映像が流れます。

 

アシリパはその赤ちゃんが自分だと気づいたみたいでした。

 

稲葉は映像を見ながら、

あなたの父上は樺太から来たアイヌで結婚するために

日本の国籍を取ると言っていたよとアシリパに告げました。

 

若い頃のキロランケの姿も映っていて、

皆何も言わずに見入っていると、

突然シネマトグラフから火花が飛び散って燃え上がり始めました

 

皆で避難しますが、

シネマトグラフの光源はアーク灯という火花放電の光を利用したもので、

しかもフィルムも火薬の材料を利用していたため

たびたび火災が起こっていたのです。

 

アシリパの決意!?

アシリパは一人離れたところを歩いていました。

 

杉元が近づき心配して声を掛けます

 

アシリパは杉元に、

活動写真は素晴らしい技術だけれど、

いま生きる私達のすべてを残すにはまだ十分なものではなかった。

 

母の顔は初めて見ることが出来たけれど

あの場面の記憶は私にはない

 

アチャが話してくれた母の思い出の方が

体温まで伝わるほど残っていると言います。

 

アシリパは

やはり自分たちで大切にする気持ちがなければ

残っていかないと告げました。

 

キロランケニシパから

いろいろな民族の生活を見せてもらった樺太の旅は、

北海道にいては知らない事ばかりで、

それを知るための旅だったと話すのでした。

 

キロランケニシパやアチャの言う通り

守るためには戦わなければならないのか

と言うアシリパに、

それはアシリパでなくてもいいのではないかと杉元は答えます。

 

するとアシリパは杉元の方に振り向き、

初めて杉元に出会った頃のように

ヒンナヒンナして暮らせと言うのかと尋ねます。

 

キロランケニシパが命をかけて伝えてきたのを知ってしまったので、

もうアシリパは無関係ではいられないと言います。

 

しかし杉元はさっきと同じ、

戦うのはアシリパじゃなくたっていいはずだ

強く反論します。

 

アシリパは杉元に向かって、

私のためではなく、自分を救いたいのではないか、

私の中に干し柿を食べていた頃の自分を見ているだけではないのか

と強い口調で問い詰めるのです。

 

杉元の頭を昔の場面がよぎり、

確かにそれもあると答えます。

 

ハッとするアシリパにウィルクが

網走監獄で撃たれる直前に話したことを伝えずにいたと話し始めます。

 

アシリパを戦争で戦えるように育てた

と杉元に言ったのです。

 

何も知らないアシリパを金塊争奪に無理やり巻き込みました。

 

キロランケも戦って守るしかないという選択肢にしか

たどり着けないように自分の命と引き換えに追い込みました、

 

それが許せないと杉元は怒っているのです。

 

アイヌの先頭に立って死ね

戦って人を殺せ

とアシリパに言っていると。

アシリパは本当にそうしたいのかと杉元は尋ねるのです。

 

自分はたくさん人を殺して、

元に戻れず苦しんでいるけれど、

アシリパはまだそれを知らずに済んでいます。

 

杉元はアシリパにこの金塊争奪戦から下りて欲しい、

知ってからではもう遅いからとお願いするのでした。

 

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以上がのネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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ゴールデンカムイ最新話206話の感想と考察

シネマトグラフで、

アシリパは父や母、赤ちゃんの頃の自分と出会いますが、

フィルムは燃えてしまいました

 

そのことを悲しんでいるのかと思いましたが、

活動写真よりも自分のことを想い伝えてくれたことの方が、

体温まで伝わるほど残っているのですね。

 

そのシネマトグラフのために、

アシリパは守るために戦わなくてはいけないと言う気持ちが

強くなってしまいました。

 

キロランケニシパが命をかけて伝えてきたのを知ってしまったから

無関係でいられないと言うアシリパ。

 

でもウィルクからアシリパを戦争で戦えるよう育てたと聞いていた杉元は、

その言葉さえもアシリパには伝えていませんでした。

というのも、杉元はたくさん人を殺してしまったことで苦しんでいたからです。

アシリパには絶対人を殺してほしくはないのです。

 

人を殺せば地獄に落ちると言い、

信心深くないアシリパにどう解釈するのかと杉元は改めて問いました。

その杉元の想いを聞いてアシリパはどう判断するのでしょうか。

 

まとめ

ここまでゴールデンカムイの最新話206話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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