こちらの記事では2019年7月22日に発売された賭博堕天録カイジ24億脱出編の最新話325話のネタバレや感想、考察を
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賭博堕天録カイジ24億脱出編の最新話325話のネタバレ
冷静を装おうとするカイジ
「ヤバい！」
そう思い、拾ったポケットティッシュをおっさんに返そうとするカイジ。
ポケットティッシュには
『極悪踏み倒し犯 捜索中』
と書かれており、
さらにデカデカとカイジの顔が載っています。
「ここを一発凌ごう！凌ぎきろう！」
「ちらしの人物と・・・同一人物と気づかれちゃなんねぇ！」
そう思い、何事もなかったように冷静に銀行の窓口で手続きを進めるカイジ。
それでもやはり、おっさんの一挙手一投足が気になります。
「あのおっさん。まだオレのことに気づいてねぇ」
「渡されたからただ・・・もらって、ただ財布に入れただけ。大丈夫」
「このままこのまま、目立った動きをせず静かに・・」
自らに言い聞かせるようにカイジはあくまで冷静に事を進めようとします。
途中でチラッとカイジを見るおっさんに向かって心の中で
「見るなよ！」と叫ぶカイジ。
関節視野でおっさんの動きを注視します。
捺印が終わり、
書類を銀行の窓口へ渡すカイジに受付のおばさんが次の手順を説明します。
「ではお預かりの現金、機械で数えますので少々お時間を頂きます。」
「通帳が出来ましたら、こちらの番号札でお呼びしますのでしばらくお待ちください。」
仕方がないこととはいえ、
前回この”現金を数える時間”がけっこうかかったことを覚えていたカイジは焦り始めます。
そしてナレーション。
「この時、カイジ突然の危機にややパニック」
「頭のまわらぬ放心状態。目立ちたくない・・・
という気持ちのみにとらわれうっかり、元居た席にそのまま戻る・・・という愚行！」
「だってそこは問題の中阪氏が口座開設申し込み書、その記入が終わった時、自然な流れで戻ってくる席！」
手続きを終えて戻ってきたおっさん（中阪氏）にカイジの焦りはさらに加速します。
気が動転して考えがまとまらないカイジ
再び、チラっとカイジを見る中阪氏。
さらに気が動転するカイジ
「ヤバイヤバイ。注目してる。なんかこのおっさんオレに興味持っちゃってる！」
「移れば良かった！」
「いくらでも、それこそ売るほど空席があるんだ。なのにオレは漠然と元の席に。くぅ〜〜っ！」
先ほどの自分の行動をカイジは後悔します。
中阪氏に見つめられ続けカイジはハッと気づき、
自身の右手で顔の左半分を思わず隠してしまいます。
「あ・・やっぱり！」
「傷出ちゃってる！マスクから！」
カイジに追い討ちをかけるように焦りが増幅されます。
「ヤバイ！ヤバイ！ヤバイ！」
「移るか？今からでもどこかへ。いやでも・・・・」
「それも感じ悪い・・ていうか目立つ・・ていうか。でも今のオレ、なんかなってね？」
「ロダンの『考える人』みたいに！」
もはやまともな思考回路ではないカイジは頭の中がぐるぐると回りはじめます。
「どうする？どうしたらいい？」
「ダメだ！このままじゃダメッ！」
「えーとだから・・・だから・・・」
考えがまとまらずにカイジがとった行動は・・・
なんと傷の見えない方の席に、少し移動すること！
ここで再びナレーション。
「カイジ。地味に謎の行動。完全に混乱。迷走。錯乱。」
「こんなことするくらいなら、いっそ遠くへ移ったほうがまだまし。まだ自然。この微調整は明らかに変！」
「必然。注目される！さらに！」
ここから中阪氏がカイジをじぃ〜〜と見つめる回数が増えます。
「ううっ！見るなよ・・・・！」
そう思い、チラッと中阪氏を目線で見返すカイジ。
すると中阪氏はアゴに手を当てて何かを考えている様子。
「あ！ヤバイ！何か思い出そう・・としてる」
「どこかで見た顔なんだけどなーって顔してる！」
この回一番の焦り顔のカイジがマスク越しでも伝わってきます。
「ぐっ！マズイマズイどうする？」
手続きが終えずに銀行を後にするかカイジは考えますが、
「２０００万渡しておいて消えるなんて異様すぎる！」
「そんなことしたら銀行からも怪しまれる」
まったく考えがまとまらずに焦るカイジ。
すると窓口から声がかかります。
「お客様。中阪様」
呼ばれて窓口に向かう中阪氏。
ここで一旦カイジは「おおっ！」と胸をなでおろします。
銀行の窓口で揉め始めたおっさん
中阪氏は銀行の窓口で質問を受けます。
「キャッシュカードの送付先が免許証の住所と違う番地になっていますが・・・」
「ああ、オレ、今免許のとこに住んでないんだわ。
だからカードは記入した住所に送ってください。」
そう答える中阪氏にすかさず窓口のおばさんが答えます。
「それ出来ないんです。身分証明書に記載されている住所にしか、カードを送れない規則でして・・・」
「え？」
驚き焦る中阪氏。なぜなら免許の住所にカードを送ったら
元嫁に新しい口座を作ったことがばれてしまうからです。
「それは困る。なんとか記入した住所に送付してよ！」
ニコッと微笑みながら
「申し訳ございません。中阪様。規則ですので申し訳ございません。」
と答える窓口のおばさん。
「いいだろ！それくらい！規則ってなんだよ！」
とごねる中阪氏を後ろの席で嬉しそうに小躍りするカイジの姿があります。
「いいぞいいぞ。もめろもめろ。もっともめろ！」
自身の手続きが終わるまで、
さらに中阪氏の注目がカイジから離れるまで
揉めててほしいカイジの気持ちが表れています。
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以上がのネタバレでした！
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賭博堕天録カイジ24億脱出編の最新話325話の感想と考察
帝愛から奪ったお金を銀行に預けようとしたカイジたち。
一見、何もことなく進むと考えがちでしが、
色々なハプニングが起こるのはさすが福本先生ですね。
次回はいよいよカイジの預金が無事に終わるのか？
それとももう一波乱あるのか？
次回の予告が「銀行の規則vs中阪さん 死闘が続く」だったので
まだまだ簡単には終わらないかな？
カイジにも銀行の規則でもう一波乱ありそうです。
次週はお休みで、次回は合併号での掲載です。今から楽しみですね！
まとめ
ここまで賭博堕天録カイジ24億脱出編の最新話325話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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