こちらの記事では(2019年9月14日)に発売された
1日外出録ハンチョウの最新話『57話』のネタバレや感想、考察を
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1日外出録ハンチョウの最新話『57話』のネタバレ
九州交流会
「九州交流会?」と訝し気な班長こと大槻。
なんでも地下のメンバーの内、
九州出身の者だけが集まる会が今夜開かれるそうです。
実は大槻の腰巾着・沼川は宮崎県出身。
他に九州出身の人が思いつかない大槻は
そんなに会を開くほどいたか?と首をひねります。
沼川も初めて行く会なので、詳細は不明です。
やや不安に思いながら九州交流会へ行くと
そこは芋焼酎を飲みながらワイワイと騒ぐ
普通の飲み会が行われているのでした。
そこで漫画好きの板井が熊本、
ルマンドで大儲けした岩田は大分出身と知る沼川。
早速ファミリーレストランチェーン「ジョイフル」の話題で盛り上がります。
金のない学生がたむろするファミレスは、青春の象徴の一つ。
高校生の頃世話になったと、板井も嬉し気に同意します。
また、「蜂楽饅頭」なる、昔ながらの白あん饅頭で
深い同意をなにやら得る沼川…。
案外和気あいあいとした空気が満ちます。
やはりはるか遠い地にきて同胞に会うと、
テンションが上がってしまうものです。
ましてやこの地下生活といったエライ状況下に
おいては、いろいろと仲間意識が芽生えるのも致し方ないこと。
しかし、実はこの九州交流会…
ただ楽しいだけの飲み会ではなかったのです。
同族は仲良くなりやすいものですが、
同時に優劣の差をつけたいもの。
この九州交流会でも例外ではありません。
福岡県を第一位とするカースト制度の元
以下6県が順位を競っていたのです。
マウンティングバトル
岩田は長崎には劣るが、大分は3位には来ると考えています。
福岡>>>長崎>大分≧熊本>鹿児島>宮崎>佐賀
が脳内ヒエラルキー。
一方板井は熊本こそが3位との考えです。
福岡>>熊本>長崎>鹿児島>大分>宮崎>佐賀
が脳内ヒエラルキー。
鹿児島の今村は
福岡>>>鹿児島>熊本>長崎>大分>宮崎>佐賀
長崎の福田は
福岡>>>長崎>熊本>大分>鹿児島>宮崎>佐賀
ものの見事にばらけています。
そう、福岡はトップをただひた走るにしても
2位以下は熾烈な勢力争いをしているのが
交流会の真の姿・マウンティング合戦でした。
大分のとり天についてからかえば、
大分からは火山灰に耐えられる根性という嫌味を言われる…。
…まるでセレブママのランチタイムのような光景です。
自虐するようで持ち上げ、
他県を持ち上げるようで落とすやり口に、バチバチと火花が散ります。
各自地元の名産品や観光地などを「カード」として切り
マウントを取り合うという、不毛な合戦…。
しかしもっと不毛な争いがありました。
お気づきでしょうか。
どのヒエラルキーでも、佐賀と宮崎は最下位なのです。
とくに佐賀はどこでもワースト。
無駄な努力をして、上位へあがろうとはしません。
なので沼川は佐賀の松尾と打ち解けます。
どちらも最下位の県出身として…。
宮崎てげてげ
ですが。
やはり沼川も「宮崎は佐賀より上」という意識があります。
(佐賀の方が上みたいな空気で来られたら)
(さすがにそれを看過することはできない…!)
たとえ九州新幹線から露骨に避けられ、
陸路での交通の便が大層悪い地でも、いいものはたくさんあります。
チキン南蛮、マンゴー、鵜戸神宮などなど…。
一方佐賀のカードは精々吉野ケ里遺跡と嬉野温泉くらい。
そう踏んで松尾と会話する沼川ですが、
その予想はどんどん外れていくのでした。
自分のカードをすべて捨てて、
ダウンするような松尾の姿勢に毒気を抜かれる沼川ですが、
これは松尾の作戦、罠カードでした。
そう、佐賀はあまりにもなにもないゆえに、
「何もない」という「ワイルドカード」が切れるのです。
はにわの歌に、福岡に入るさいの中継点でしかないなどと
絶え間なく自虐ネタで盛り上げる松尾に焦る沼川。
真面目な宮崎県民ゆえに、見かねてフォローに入るのですが
それを逆手に「宮崎は振り切れてないからPRできていない」と
逆襲に会うのです。
その言葉に素直に落ち込む沼川。
そうとは知らず、
下から間接を決められるようなやり口で
言い込められてしまっているだけなのですが…。
そうこうしている間に、交流会はお開きに。
いつの間にか松尾との間に微妙な上下関係まで作ってしまった沼川は、
「いい人だった」とすら思って帰ります。
宮崎県の人は「てげてげでいいっちゃ」(適当でいいさ)
という言葉で流す大らかな県民性だそうです。
南国らしい、細かいことを気にしない性格なのでしょう。
しかしそんな気持ちでいると、佐賀に足元をすくわれかねない。
どげんかせんといかん、宮崎
…という作者からの強烈なダメ押しにて、話は終わるのでした。
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以上が1日外出録ハンチョウの最新話『57話』のネタバレでした!
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1日外出録ハンチョウの最新話『57話』の感想、考察
同じこと、他の地域でも十分あり得る気がします。
関東圏とか関西圏とか…都会派か伝統派で毛色が
ちょっと違う気もしますが、
どちらも醜い合戦が行われているのでしょう。
今回沼川がやり込められてしまったわけですが
どうも班長がいない場所でもやけに素直過ぎて騙されやすいのがよくわかります。
きっとそれが積み重なって地下にきたのでしょう。
今回は外出しない回だったわけですが、
地下に籠る身ではるか九州の話をするとはなんとも滑稽なもの。
こういう人間関係の話は、傍から見ると大変面白いのですがね。
まとめ
ここまで1日外出録ハンチョウの最新話『57話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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