こちらの記事では2019年7月22日に発売されたアルキメデスの大戦の最新話178話のネタバレや感想、考察

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アルキメデスの大戦の最新話178話のネタバレ

アメリカ側の櫂への評価

ついに迎えた『日米和平会議第一回会談』

 

これからの交渉に向けて、

部屋に日米両陣営が互いに向かい合って座ります。

 

そして互いの両陣営を見える位置には

フィリピン軍元帥大将「ダグラス・マッカーサー」の姿があります。

 

会談の前日、大統領府では和平交渉に向けたアメリカ側の会議が行われていました。

 

「日本の海軍代表は櫂直だと?」

そう言って驚きの表情を見せるアメリカ大統領「フランクリン・ルーズベルト」

 

その後は櫂がどういう人物なのかの認識の擦り合わせが行われます。

 

「誘導ロケット弾やガスタービンエンジンなど新技術の開発を進め、我が国に最も脅威を与える人物です。」

「しかし、海軍の全権大使に就任するにはあまりにも年齢が若い」

「それだけ異例の抜擢かと・・・」

「だとしても日本海軍は随分思いきった起用をするものだ」

 

櫂という人物にアメリカ側がどう捉えるかで少し議論が紛糾します。

 

「今回の交渉にあまり期待をしていないか・・・

能力最優先で楷直を強く推した者が上層部にいたかどちらかでしょう。」

「推理では後者かと・・・・その場合、先見性のある優れた幹部がいることは憂慮すべきです。」

その言葉に反論が出ます。

 

「抜群に優秀だが人格的に欠点も多いとのこと」

「例えば、櫂は女に弱いようです。女スパイに情報に簡単に盗まれています」

「盗まれている?」

その言葉に疑問を感じるマッカーサーですが、議論は進んでいきます。

 

「なるほど・・・世間知らずで脇が甘いということか」

「学者タイプの人間にはよありがちなことです。」

櫂は恐れるに足らず、そんな雰囲気で会議が続いていきます。

 

「そんな一般論で片付けていいのか・・・」

マッカーサーは納得がいかない表情を見せながらも、

会議への口出しはしませんでした

 

再び、会談の場面に戻ります。

 

櫂は始まる前に自身に対するアメリカ側の評価を見極めます

「視線は牟田口少将に向いていて私は軽く無視」

「米側は私に関する情報をたっぷりと掴んでいる。

間抜けな男で交渉に影響はないということか・・・」

 

先制攻撃

いよいよ、会談がスタート。

 

今回の会談の趣旨を説明に入ろうとしたその時、

櫂の一声で場の注目を集めます。

「お待ちください」

「日本側にとっては会談を始めるにあたり、この場の形式に違和感を覚える。」

「形式?」

疑問の表情を浮かべるアメリカ側、そして驚きの表情を見せる牟田口少将

 

構わず櫂は言葉を発します。

「我々日本側は入り口のドアを背にしている。これは失礼ではないか」

「我々は遠方よりはるばる貴国を訪れたいわば客人である。客に対し部屋の手前側に座らせるのは礼儀に反する。」

「座る位置だと?」

声を上げてすごむのは日本側の牟田口少将。

この時点で牟田口少将は会談のペースに少し置いてけぼりになります。

 

櫂は畳み掛けるように言葉を続けます。

「足を運ばせた訪問客に対しては敬意を払い接遇するのが礼儀である。

それが文明国のもてなし方である。」

「座る位置などいちいち拘らなくてもと思うかもしれないが・・・

我が日本は二千年の歴史と伝統の上に美意識を高めてきた、様式は何よりも重んずるものである。」

 

そして櫂は”先制攻撃”となる決定的な言葉をアメリカ側に放ちます

「建国して間もない貴国にはなかなか理解し難いかもしれないが・・・」

 

櫂のペースで会議は日本側へ有利に動きはじめる

櫂の言葉に完全に意表をつかれたアメリカ側は

座席の位置を即刻改めることを提案。

「結構・・・」

と櫂が応じ、座席の模様替えが終了するまで一時休憩、退席となります。

 

「な・・・なにごとだ?」

話にまったくついていけない牟田口少将が櫂に凄みます。

 

「一旦、休憩です。部屋を出ましょう」

と冷静に受け答える櫂に対し、

「休憩だと?どういうことだ!」

牟田口少将はさらに混乱し自分が話に入れていない怒りを櫂にぶつけます

 

そのまま部屋の外に出る日本側。

アメリカ側は日本側が外に出て行くのを黙って見送ります。

 

「なんだあの若造は!」

日本側が完全に部屋の外に出ていった後に、

机を叩き憤りを示すルーズベルト大統領。

 

アメリカ側は櫂への評価を改めます。

「彼の言い分はもっともだ」

「礼儀を言われれば致し方ない」

「日本のペースに持ち込まれた。やはり櫂直・・・只者ではないな」

 

マッカーサーは前日の自身の考えを確信するように思いを馳せます。

そしてさらに、

「いずれこの男と戦うことになるかもしれない」

より恐ろしい未来をマッカーサーは思い描きます。

 

外に出て行った日本側。

先頭を歩く櫂に前原がさすが!といった表情で話しかけます。

 

「実に見事な先制攻撃です。米側は完全に気勢を削がれました。」

「これで簡単に主導権は渡さないという意思を示すことができました。」

交渉の流れをつかんだことに櫂も手応えを感じている様子。

 

後ろでは牟田口少将が立腹の表情で櫂を見つめます。

そして櫂は冷静に今後の流れを予測します。

「牟田口少将はご立腹だ。米側も今頃は同様に・・・」

「必ず米側は反撃してくる!これから厳しい戦いになる!」

改めて身を引き締めて櫂は廊下を歩きます。

 

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以上がのネタバレでした!

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アルキメデスの大戦の最新話178話の感想と考察

ついに始まった、『日米和平会議第一回会談』

両陣営の思惑を考え、先制攻撃を成功させた櫂は素晴らしかったですね。

 

事前にアメリカ側のスパイを仲間に引き入れたところから、

ここまで予想していたのでしょうか?

だとしたら凄いですね。

 

しかし、アメリカ側がこのまま引き下がるわけはありません。

 

今後、どのように反撃してくるのか?そしてそれを櫂がどう返していくのか?

日米の未来をかけた会談の行方が次回も楽しみです!

 

まとめ

ここまでアルキメデスの大戦の最新話178話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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