こちらの記事では(2019年7月29日)に発売されたぽんこつポン子の最新話16話のネタバレや感想、考察を
文字だけご紹介しております。
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ぽんこつポン子の最新話16話のネタバレ
しまっておきましょ！
古びたお勝手でみそ汁の味を見ている吉岡、
孫のゆうなのために整えた
心づくしの朝食をちゃぶ台に並べます。
「じいじ。あたし青魚キラーイ！」
ゆうなは湯気の立つ吉岡の和食を前に
顔をしかめて一刀両断。
献立はごはんにお味噌汁、漬物に
アジの開き、という素朴な内容です。
うろたえつつも、これは日坂湾で穫れた
アジの干物だから旨いはず、箸をつけてみろと
ゆうなに勧める吉岡。
そんな祖父の言葉には耳を貸さないゆうな。
「カップめんとかないの？」
「か、カップ麺・・・」
吉岡は脱力しつつも震える笑顔を何とか、
ゆうなに見せ続けます。
お茶をすすりながらゆうなは話題を変えて、
そういえば例のロボットを見かけないが
どうしたのかと吉岡に尋ねます。
いまいましさを思い出した吉岡、
「ああ・・・ポン子ね。あいつのおかげで
わしは町の笑いモンだよ。碌なことが起こらんから
納屋にしまっておいた。」
かわいそう、としんみり呟くゆうなに
心を打たれる吉岡。
「あんな目にあったのに何と優しい・・・。
じゃ、ポン子は出してやろうか？」
しかしゆうなはニッコリ。
「ううん。しまっときましょ」
スリープモード復帰
予想外の答えにちょっと気を抜かれた気味の
吉岡でしたが、畑に行かねばならない時間になり
気を取り直します。
田舎は静かだから勉強がはかどるに違いない、
しっかり勉強するように、とゆうなに言い渡して、
「ゆうなが立派になるのが、じいじは楽しみだよ。」
そして吉岡が出かけて行った後の家。
ゆうなは思い切り部屋の真ん中に寝そべり、
ゲームに興じていますがそれにもやがて飽きます。
ふと目を上げると仏壇の上の、
亡くなった祖母の遺影が。
「ばあば、ごめんね。中学受験でお葬式これなくて・・・」
そこから堰を切ったように、受験に嫌気がさして
もういやだ、と叫んだ瞬間、ボトッと何かが
脇に落ちた気配を感じるゆうな。
「ぎゃあああああああああ！！！」
落ちてきたのはムカデ。
パニックになって納屋に駆けこむと
後ろ手を掴まれます。
「スリープモード復帰中―」
それは仕舞われたポン子でした。
この際、とゆうなは再起動したポン子を引き連れて、
母屋のムカデが出現した座敷の部屋に。
ムカデの始末は！？
「さ、さっきまでそこにいたの・・・」
ゆうなは座敷には立ち入らず、
ふすまの影から震えながら覗いて
ポン子にムカデがいたあたりを教えます。
「ムカデ・・・ですか？」
きょろきょろと涼しい顔で
座敷を見回すポン子。
「この家にはムカデなんてどこにでもいますよ」
「いやああああああ！！」
ポン子の一言にぞわぞわと総毛立ち、
たまらず絶叫するゆうな。
そこにポン子は畳を這っているムカデを発見し、
ひょいと指でつまみ上げるやいなや
ゆうなにぶら下げて見せ、
「外に逃がしますか？」
とんでもない、というように
ポン子の言葉が終わらないうちにかぶせるゆうな、
「ダメ！！殺して！！殺すの！！」
ご命令であれば・・・とポコッと腕を外し、
カッ！！！！！
一瞬火炎で明るくなる室内。
「あ・・・」
「え？」
ムカデは跡形もなく消え、
あとには焼け焦げた畳が残されていました・・・。
背中で泣くじいじ・・・
焦げた畳に慌てるポン子を見て、
ゆうなは退屈しのぎのいいおもちゃを見つけた、と
俄然元気を取り戻します。
ゆうなの強気な態度に押され、
従うことを受け容れるポン子。
そして夕方になり、吉岡が帰宅。
ゆうなー、と座敷に入った吉岡が目にしたのは、
寝転がってお菓子を食べてくつろぐゆうなに
うちわで風を送るポン子の姿でした。
ポン子にテレビをつけさせたり消させたり、
ジュースを持ってこさせるゆうなに
唖然とする吉岡。
空気を察してゆうなは、
「大丈夫！勉強もちゃんとやってるから、見て！」
証拠のノートを吉岡に見せますが、
ボソッと吉岡は一言。
「ゆうな・・・これポン子にやらせただろ・・・」
ギクッとするゆうなに吉岡は
その機械でタイプしたかのような筆跡を見せ、
「文字がキレイすぎるだろ。」
まずい、と顔色を変えるゆうなに、
ピキッと何かが切れかける吉岡。
「ゆうな、お前・・・」
「えっ・・・」
窮地に立たされたゆうなは咄嗟に、
顔を覆って派手に泣きまねを始めました。
それを見て吉岡は相好を崩してしまいます。
グッとこらえて、そうだなと気を取り直したところで、
焦げた畳を発見するというダブルパンチ。
「あーッ！！畳焦げとる！？」
今度はポン子がギクッとします。
そしてやおら取った行動は、
「え、えーん・・・えーん・・・」
表情を崩さぬまま、ゆうなの泣き顔真似。
うつろな表情で何も言えなくなる吉岡・・・。
そして夜も更けて一人背中を丸め、
吉岡は縁側で煙草をくゆらしています。
「ご主人様、泣いているのですか？」
「・・・背中でな・・・・」
ヒューっと涼しい風が吹き抜けるのでした。
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以上がぽんこつポン子のネタバレでした！
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ぽんこつポン子の最新話16話の感想と考察
ぽんこつポン子の最新話16話、
ゆうなの留守番とポン子の破壊行為でした。
わがまま放題のゆうなをつい甘やかし、
何だかんだ下手にでてしまう
吉岡には頬がほころびますね。
ポンコツロボットのポン子、
ロボットだけに明晰な頭脳で
勉強を代わりにやってくれるのは嬉しい！
と思いきや、そこはポンコツだけに片手落ち、
書き文字が機械的すぎるのは致命的・・・。
これで懲りたかと思いきやゆうな、
何だかまだまだポン子を使って
吉岡を振り回しそうな予感。
次回のポン子とゆうなの最強二人組が
しでかす騒ぎもお見逃しなく！
まとめ
ここまでぽんこつポン子の最新話16話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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