こちらの記事では(2019年9月6日)に発売された

約束は図書館の片隅での最新話『6話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

もし『文字だけではわかりにくので、絵付きで漫画を読んでみたい』

という場合は、

U-NEXTで今すぐ無料で読むことができますので、

ぜひ、チェックしてみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。

 

約束は図書館の片隅での最新話『6話』のネタバレ

傷は傷だ

突然、瀬田の幼馴染の硯が図書館・分館に通い始めて、

更に彼は多美に交際の申し込みまでしたのです。

 

そんな彼が今日は守衛に連れられてやってきました。

「この人、分館の見学希望者だって言ってるんですけど」

…不審者通報された彼の身元確認のために、

守衛は分館まで彼を連れてきたのでした。

 

主任は、確かにそうだと請け合い、

「申し込みしたものの怖くて入れないとおっしゃる方も時々いるんですよね」

と弁護します。

 

そんな状態なら諦めたらどうかと守衛に言われ、

今日は硯は覚悟を決め、意を決したように

「…見学、お願いします。」

と申し出ました。

 

『見える』彼には、

この分館は怖い場所のはずなのにひとつ覚悟を決めたのを、

主任も多美も感じます。

 

普段であれば見学は自由にしてもらうのですが、

硯には手伝いをさせる主任。

 

大量の段ボールから本を取り出す作業を申し付かり、

想いもよらない事態に硯は静かな不満を漏らします。

 

そんな彼に多美は

「何かしていた方が周りが気にならないですよね」

と主任の意図するところをそれとなく教えました。

 

硯も、言われて自分が分館にいる気配に

怯えていないことに気が付きます。

 

硯は多美から本を丁寧に扱う方法を聞いてから、

ずっとそれを守って作業をしており、

多美は彼の気真面目さに驚くほどでした。

 

作業を続けていた彼は、聞きます。

 

「こういうのもメンテを?」

 

それは、重装版の固い表紙が丸ごと取れてた状態の本を指していました。

 

そのような本は

「バラけた中身を綴じて、表紙を補強して」

「修復された本をみたら感動しますよ。」

そう教えてくれた主任に、硯は問います。

 

「でもそれは元に戻るわけじゃない。

傷は傷だ。」

 

そう言って作業を続ける彼の様子を、多美も主任もいぶかしみます。

 

キリが良い所で作業を終えると、

硯が先ほどのことで、

主任を怒らせたかなと気にしていました。

 

が、自分の言葉を訂正するつもりはないと言い、

「傷は傷だ。大政さんもそう思わない?」

多美に触れようとしてきました。

 

塾講師のからの嫌がらせ

「硯!!」

そんな彼を、作業部屋に入ってきた瀬田が止めます。

 

硯は悪びれずに

「大政さんのリハビリのお手伝いをしてみようかと」

と言いました。

 

男性に触れられるのが苦手な多美…。

 

しかし、

「なんでそういうことオマエができるんだよ!」

と瀬田の剣幕は止まりません。

 

その言葉が意味するところに、硯は勘付きます。

『かつて塾の講師にいじめられていたお前が」

「なんで女性が嫌がることができるのか』

 

…硯は小学生の頃、

瀬田も通っていた塾の講師からいじめを受けていたのです。

 

表向きは明るく人気者でありながら、

裏では小さく弱いものを狙って嫌がらせを繰り返していました。

 

それを瀬田が知ったのは、

引っ越してずいぶん経った高校生の時でした。

 

もしかすると硯もいじめられていたかもしれないと、

瀬田はずっと気になっていました。

 

結局、硯は登校拒否になるまで追い詰められて、

やっと逃げられたのです。

 

そして、逃げ続けないために柔道を始めました。

 

そんな自分だからこそ、多美を守れると言うのです。

 

しかし、多美は大丈夫だよと断ります。

 

硯が乗り越えた人なのを知って、

素直に多美は彼をすごいと思いながら…。

 

とりあえず今日は帰るという硯に瀬田が、

毎日分館に現れる彼が、

学校をどうしているのかと、問いかけます。

 

すると硯は、

学校は休みにして、柔道はもうやめたのだと言うのです。

 

瀬田は、彼にまた何かあったのだろうと思いますが、

硯の口は堅く、真実は聞けません。

 

ただ

「ぼくにはもうもらう資格がない」

と人の好意をはねのける言葉を口にしました…。

 

瀬田も多美も主任も、

『傷は傷』と言った硯のことが気がかりで、

それぞれが彼のことを考えて続けていました。

 

多美の強さ

翌日、硯はまた分館に現れます。

 

これから少し外に出かけるという多美に、

出来れば中は遠慮したいからと彼もついてきてしまいます。

 

硯と話しながら歩いていると、

強引にライブチケットを売ろうとする若者たち

多美を囲んできました。

 

多美が断ってもしつこく勧誘してくる彼を止めようと、

硯が声をかけます。

 

しかし多美は有段者の硯が手を出したら大ごとになると心配し、

彼を後ろに下がらせて庇うのです。

 

「これ以上はお断りします。お引き取りを。」

 

そうきっぱりと彼らに告げる多美に、硯は驚き見つめます。

 

それでも多美に近づこうとする男を、

硯は多美越しにおのれの右足で蹴り倒します。

 

「ダメだよ、さがって…」

と多美が止めるのも聞かず、

彼は一心に暴漢をにらみ続けます。

 

たまらず、多美は護身用の防犯ブザーを鳴らしました。

 

すぐに守衛がかけつけ、男たちは逃げ惑います。

 

結局、彼らには逃げられてしまったらしい守衛は、

多美たちの元に大丈夫かと、戻ってきました。

 

彼は、硯が分館に入れない怖がりだと思っているので、

見直したよと言って、

気さくに肩を叩いて褒めてから、その場を立ち去ります。

 

騒ぎがひと段落したころ、、

瀬田が二人に気が付いて駆け寄ってきました。

 

それを機に、硯が話し始めました。

 

彼の大学に、

先ほどの強引な輩と同じタイプの人間がいたことを。

 

そして彼らに目をつけられて、

食いものにされていた人間を助けずに逃げてしまったことを…。

 

「彼は、ずっと助けてほしかった昔の自分だったのに…。」

そのあとすぐにケガをして柔道の試合にも出られなくなり、

彼はバチがあたったのだと思っていたのです。

 

瀬田ならばどうしただろうと、硯は考えました。

 

きっと助けたはずだと。

 

多美も、瀬田なら助けただろうと、同意しながらも、

「でも無茶はダメ。硯くんもね。」

と釘を刺します。

 

自分も助けてあげないと。」

「無理して代わりに自分が犠牲になったりしたら嫌だよ。」

と言うのです。

 

そんな彼女の強い言葉に、硯は気が付きました。

「ただ、皆に守られているだけの人かと思った。」

 

それは自分の思い違いだったと。

「ごめん、キミは僕よりずっとスゴイ人だった。」

と硯は、

笑顔で多美の心の強さを讃えるのでした。

 

その後、硯は大学にも戻り、分館には現れなくなりました。

 

修復された本を硯が見に来るだろうかと多美に問われ、

主任は彼が来なくなる前に、

謝りに来たことを思い出していました。

 

その際に

『傷は傷だ。人に読まれるという使命を全うした誇るべき傷だがね。』

と主任が伝えると硯は、

『傷を誇れるかな…』とつぶやきました。

 

彼に何があったのか、主任は知りません。

 

しかし

「辛すぎる傷なら…、それを負って、なおもがいて足掻いて立ち続けている」

「これまでの時間を誇ろうか。

…そう、いるかもしれない『分館の幽霊』の言葉として、

思考の転換を勧めました。

 

優しい幽霊だという硯に、

だから今度来るときはあまり怖がらないでいいよと言う主任…。

 

すぐには無理かもしれないと言う硯に主任が応じます。

「大丈夫。彼らはとても気が長いから。」

 

約束は図書館の片隅での最新話『6話』や最新刊を無料で読む方法って?

以上が約束は図書館の片隅での最新話『6話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。

 

そこでおすすめなのがU-NEXTです。

U-NEXTのおすすめ理由

・31日間、無料で使用可能

・登録後すぐに600円分のポイントがもらえる

・31日以内に解約すれば料金はタダ

6話を無料ですぐに読みたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む
※31日以内に解約すればタダで読むことができます。
 

約束は図書館の片隅での最新話『6話』の感想と考察

硯の謎の行動の数々の理由が判明して、スッキリした回でした!

 

彼は元来無口であるがゆえに、勘違いされがちのようですが、

しっかりした考えを持った真面目な青年なのが良く解かりました。

 

小学生の頃、塾の講師からいじめを受けていた過去、

そこから逃げ続けないために始めた柔道、

それなのに大学生になってからまた逃げてしまった自分……。

 

それらのことから柔道を辞め、

大学もしばらく休んでいた彼が、

かつて自分の心のよりどころだった瀬田

思い出したのも無理からぬことです。

 

そして自分に似た、何かに怯えている多美の存在を知って、

瀬田の負担を軽くしたいと思ってしまうほどの一途さ。

 

一歩間違うと怖い思考ではありますが、

今回、彼がそばにいたことで、多

美の危機は実際に救われました。

 

そして硯もまた、己の抱えていたものを吐き出し、

多美の心の強さに触れたことで、救われるという…。

 

みんな優しい人たちです……。

 

特に、ラストの主任の言葉に救われます。

 

傷を抱えたまま、もがき足掻き、

それでもなお立ち続けている時間を誇れ

と言った主任……。

 

無駄に頑張る精神論より、よほど建設的です!

 

傷ついた者に寄りそう彼の言葉に、

救われた読者もいたかもしれません…。

 

まとめ

ここまで約束は図書館の片隅での最新話『6話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、

今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。

 

それよりも今はウイルスなどの心配もない

安全なU-NEXTの無料キャンペーンがありますので、

ぜひ活用してタダで約束は図書館の片隅での最新話や最新刊を読んでみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。