こちらの記事では(2019年9月6日)に発売された
咲-Saki-の最新話『207話』のネタバレや感想、考察を
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咲-Saki-の最新話『207話』のネタバレ
ハイリスクな能力
話は昨晩、玄が力を取り戻した時の練習に遡ります。
憧
「ぐわーっ」
穏乃
「完全復活ですね!玄さん!」
完全復活を遂げた玄。
なんとその得点は91200点にも及びます…!
晴絵
「念のためもう一回と言いたいところだけど」
「明日はもう決勝だから」
「このあたりにしておこうか」
練習はここで終了。
途中参加で玄の相手をしていた憧は、
「つかれたぁ~~~~っ」とベッドに突っ伏してしまいます。
穏乃
「玄さんの相手にドラを送るってやつ試してみなくていいんですか?」
穏乃は玄が能力の復活と共に目覚めた新しい力、
『ドラを他の相手に送る』を試さなくていいのか聞きますが、
それを試すこと、
ドラを送るということが、
『捨てた』という扱いになり、
また玄の力が失われることになったら?
そのリスクを背負うわけにはいかないのでした。
憧
「玄がテンパイしたときに和了れる牌がドラなら」
「それを誰かに送るってのはどう?」
憧がそんなアイデアを出します。
そのドラを相手が切り玄が和了れば、
結局は送ったドラは玄の手牌に戻り、
捨てたということにはならないのではないか?
そういうアイデアでした。
玄
「一時的に預ける…感じかな…?」
ただし、それをやるとしても条件が厳しいと、晴絵は言います。
晴絵
「まず、玄がテンパイしていてドラで和了れるという状況」
「これがまずそこまで多くは訪れないだろう」
「さらに相手のリーチ」
穏乃
「相手がリーチをしていないと」
「ドラを送っても捨ててくれないかもしれないですね」
憧
「さらにさらに送った相手と玄の間にいる他家が」
「その牌で和了れるようではダメだよね」
様々な条件があり、厳しいと阿知賀の面々は言います。
ですが、最後の条件に関しては…。
玄
「それに関しては大丈夫な気がする」
「相手にドラを送れるかもって思うときって」
「必ずここに戻ってきてくれるっていう確信が一緒だったから…」
憧
「……」
「すごいことをさらっと言うね…」
しかし、それでもやはり条件は厳しく、
またツモった方が点数も高くつき、
送るリスクを選ぶ理由もほとんどないのでした。
灼
「トップとの点差が離れていて」
「直撃がベストとかじゃないと意味な…」
晴絵
「もしそれでうまく和了れても」
「玄にドラがこなくなるかもしれないからね」
「だから決勝戦でやるとしたら後半戦―――」
「奇跡的に揃ったら…」
「そこで賭けに出るかどうかは」
「次の判断にまかせる」
恐るべし阿知賀のドラゴンロード
その奇跡的な状況は、
この決勝戦で訪れたのでした。
実況
『かっ…数え役満――ッ!!』
『あの宮永照から役満を直撃!』
『これはもう有史以来初の大事件だぁ!!』
その衝撃的な光景に、
見ていた他のライバル校の人間も、
卓上の人間も驚愕します。
ドラを独占されたこの状況。
高い手が作りにくい上に、リーチまで封じられるという、
圧倒的支配力でした。
「阿知賀の龍の支配者(ドラゴンロード)…!!」
新能力は隠しながら
そして南一局の開始。
玄
(倍満1回親っパネ1、役満1回を和了ったのに)
(まだ点数が届かない…)
玄の点数は64200。
元々大差を許していたため、まだ点数は届きません。
そして玄は昨晩の晴絵先生の言葉を思い出します。
晴絵
「それとね玄」
「ドラをある程度望んで引けるっていうのは」
「まだ隠したほうがいいかもしれない」
準決勝とは違うということを隠す作戦。
和了れるときには手を抜かないものの、
和了れそうにない時は無理にドラを引かない様、
言われていたのでした。
玄自身も、
がんばってドラを引こうと思っても確実には来てくれない状況。
結局は意識しなくても織り交ぜることになりそうだと言います。
晴絵
「でも本当にヤバいときゃドラ送りを成功させたあとなら」
「全力でドラ加速をやってみろ」
竜蟠虎踞な玄
照
(ドラがあればテンパイする…そんな手牌になっている…)
(もはやそれくらいはできると考慮する)
照がそう警戒した矢先でした。
玄
「ツモ」
「ツモ・一盃口、ダブ南・ドラ7」
「6000・12000です」
三倍満ツモった玄!
ツモ6回中、4牌がドラ。
速さまで兼ね備えた玄。
その玄の姿を見ていた龍門渕の天江衣は…。
衣
「竜蟠虎踞だな…」
「今の阿知賀女子と――――」
「旗鼓の間に相見えてみたいものだ」
と玄を賞賛し、戦ってみたいと言うのでした。
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以上が咲-Saki-の最新話『207話』のネタバレでした!
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咲-Saki-の最新話『207話』の感想と考察
もはや止まらない玄!
少なくても現状は照をも圧倒している状態ですね!
前回目覚めた「ドラを相手に送る能力」ですが、
なるほど…これもノーリスクってわけではないんですね。
実際は、「捨てたとみなされるかどうか?」の所なので、
玄が「信じて送った」と判断している以上、
ノーリスクで使える可能性もありますが、
万が一「捨てた」と判断された場合、
また能力を失ってしまうので、
確率は低くてもハイリスクではあるんですよね。
照は作中最強。
このまま終わるとも思えませんし、
どこかでそのリスク面が直撃するか、
もしくはリスクを恐れて使えなくなる場面が出てきそうです。
とはいえ、少なくても現状は場を圧倒している状況。
勢いがある内に、逆転とまではいかなくても、
射程にして欲しいものですね!
19号の休載を挟み、次回、玄がどこまで照に迫れるのか?
楽しみです!
まとめ
ここまで咲-Saki-の最新話『207話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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