こちらの記事では(2019年8月28日)に発売された
お兄ちゃんは今日も少し浮いてるの最新話『10話』のネタバレや感想、考察を
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お兄ちゃんは今日も少し浮いてるの最新話『10話』のネタバレ
迷うブッダさん
幽霊仲間・三上良太郎が恋をしていることに気づいてしまった幽霊・ブッダさん。
彼はそれとともに、その恋の相手の秘密にも気づいてしまいました。
真実を告げるべきかどうか……。
こんな悩みを抱えた時は自分自身と対話するブッダさんですが、
自分の分身として中学校の理科室にある骸骨を使わせてもらいます。
骸骨は「最近友人に好きな子ができたようなのですが…」
と話し始めました。
ふむふむとブッダさんは相槌を打ちます。
「彼が女の子だと思ってる相手。実は男の子なんですよ…」
「なんと!」と驚いてみるブッダさん。
…その事実を伝えるべきかどうかで、
骸骨=ブッダさんの出した答えは、
「余計なことは言わない」でした。
なぜなら、良太郎を苦しめることになりかねないから。
そんな風にしゃべることで、
ブッダさん自身はだいたいの悩みを解決できますが、
他人はそうはいきません。
すっきりしない気分のまま飛んでいるブッダさんは、
女の子の幽霊とぶつかります。
それは、良太郎の恋の相手、サクラさんでした。
彼女は、いえ、
彼は女子高生の制服をまとった一見女の子の姿をしています。
サクラさんが言いました。
「僕、あなたに会いに来たんです。」
彼は”良太郎の友達”であるブッダさんに会いに来たのでした。
未来を考えすぎない
良太郎は自宅の押し入れの中で、
自分の不用意な発言を思い出していました。
先日彼は
「サクラさんはどうして自分がまだここに居ると思う?」
と成仏できない理由を問いかけてしまったのです。
そんな自分の発言に、自己嫌悪に陥る良太郎。
ガラっと突然、押し入れのふすまを開ける者がいます。
妹の千春がお腹を抱えてモジモジしています。
お腹が痛いと言われて心配しますが、
すぐに「痛くなくなった」という千春…。
時刻はもうすでに10時を回っていることもあり、
良太郎は千春に眠るように言います。
が、千春は良太郎とおしゃべりしたいと浮かれた態度を取りました。
良太郎は自身の悩みもあり、
そんな千春と絡みたくなく
「いいからもう寝ろよ」と押し入れを閉めさせようとしました。
「俺だっておまえにばっか、かまってらんないんだからな。」
そう言われて、千春はぴしゃりと押し入れを閉めます。
と同時に「お兄ちゃんなんて大っ嫌い!!」と言い放ちました。
そんな千春を突き放すような態度を取る良太郎。
…彼は決めていたのです。
もう自分たちが変わらなければいけないことを。
いつまでも、自分がこの世界に留まっていては互いのためにならないと。
しかし、千春は涙をこぼしながら、ふすまを開けました。
「わたし何にも悪いことしてないよ。どうして嫌いになっちゃったの?」
たった二日…良太郎が千春と話さなくなったのは二日間だけ。
それなのに、千春は自分のことを良太郎が嫌いになってしまった
と勘違いしてしまったのです。
良太郎は自分がいなくなっても良いように、
準備をしようとしていましたが、
こんな風に妹を泣かせたかったわけではありません。
「お兄ちゃん…」とまだぐずり続ける千春を見ると、
鼻水まで垂らしています。
頬もなんだか赤くなっているのを見て、良太郎は気づきました。
「お前もしかして、熱ないか?」
案の定、千春は風邪をひいてしまったのです。
良太郎は後悔しました。
先の事を考えすぎて今の千春に目が行ってなかったことを。
千春のために現世に留まったはずなのに…。
サクラさんは佐倉くん
良太郎が外を見ていると、
ブッダさんが飛んでいくのが見えました。
「俺今日学校休みよ!」と声を張り上げますが、
ブッダさんには聞こえていないようです。
彼が飛んでいく先が気になった良太郎。
彼が学校の外に出るのは珍しいのです。
後を追うと、
そこにはサクラさんと話しているブッダさんの姿がありました。
そして、ブッダさんの手が、優し気にサクラさんの肩に置かれます。
サクラさんもまるで泣いているように彼の胸に顔をうずめるのでした。
良太郎はその光景に大きなショックを受けます!
彼はブッダさんにどすっとキックをかましました。
「どうなってんだブッダ!!」
いつもの彼らしからぬ荒い言葉遣いの良太郎…。
「違うんだ、三上くん!!これには事情が…」
話を聞いてくれというブッダさん。
今にも手をあげそうな勢いの良太郎から、
ブッダさんをサクラさんが庇いました。
「違うんだよ!ブッダさんは僕を心配してくれて…」
その言葉を聞いて良太郎が聞き返します。
「僕?…」
サクラさんは良太郎の勘違いを正す決心が出来ました。
「僕は、ほんとは…男の子だったんだ!」
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以上がお兄ちゃんは今日も少し浮いてるの最新話『10話』のネタバレでした!
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お兄ちゃんは今日も少し浮いてるの最新話『10話』の感想と考察
今回は、ブッダさんのモノローグといいますか、
骸骨を自分に見立てた自問自答から開始しました。
なかなか面白い方法で、
問題を解決するものだなぁとしばし感心!
考えて見れば、中学生の制服を着ているブッダさんですが、
かれは教師をしていた大の大人です。
沢山の問題を乗り越えてきて、
そのための手段も身につけている彼ならではの方法。
他人に相談すると、自己解決できることはままあるものです。
1人で悶々と考えるよりも、”声にだす”効果で頭の整理が付くとか。
そんなブッダさんは良太郎を傷つけない方法を選んだわけですが、
結局、ひょんな形で真実がバレてしまいました。
良太郎の恋心…どんなおさまりを着けるのか、興味深いです。
ところで、良太郎の抱えるもう一つの問題、
妹・千春との関係は、
『今』をみつめることに気づいて一応解決しました。
大好きだからこそ、幸せになって欲しい。
自分がいなくても笑顔でいて欲しい。
…それは大事な人を残す者はみな望むことでしょう。
良太郎は幽霊としてでも千春と共に過ごせる猶予の時間を持てたのですから、
有効に使って欲しいものです。
とはいえ、千春はまだ小学三年生…。
良太郎が消えることに納得できるとは思えません。
多かれ少なかれ泣くことになりそうですが、
それでも良太郎が消える日は遠くない気がします…。
……彼が去るその時まで、見守りたいと思います。
まとめ
ここまでお兄ちゃんは今日も少し浮いてるの最新話『10話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
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